今朝3:50 Y氏より電話
もしや!
「今、産んでます」
ということで、クルマを飛ばして現地に向かうが、到着した頃は、
産卵を終えて、砂をかけているところであった。
が ・・・
Y氏から
「右の後足が無いよ、これ」
まじっすか?
ウミガメは後足で産卵巣を掘る。その後足が片方無い、ということは大変なハンディのはずだ。ちゃんと掘れたのだろうか?
穴を埋めるのも主に後の足だ。
産卵を終えて海に還るが、右の方に行ってしまう。
ところどころで方向転換して、海に向かう。
水中と違って陸上では浮力がないから、カラダは重い。
産卵で体力も使っているハズ。
Y氏が言うには、だいぶ時間がかかっているようだ。
波打ち際までくると、砂地がぬかるんでいる分、更に進みにくいようだ。
少し進んでは、ひと休み。少し進んでは、もうひと休み。
歩を進めると、右に行ってしまう。
なんだか押してやりたい気持ちにかられる。
Y氏、N女史、ワシの3人で見守る。
5:05 ようやく泳ぎ出せるところまでたどり着いた。
2度3度と息継ぎのために頭を海面にだしたカメを確認して、産卵巣に向かった。
一番上の卵は掘ってすぐのところから出てきたが、なかなか深く掘ってあった。
ただ、通常巾着状(下の方が広くなっている)の穴が、片足のためか、片側しか
ふくらみがなかった。
それでも120個の卵が産み落とされていて、ワシらは、
その新しい生命を大事に孵化場に移した。
サメにやられたのか?生まれつきなのか?
それでも母は、強く生きるのだ。
生命の重さを確かめた朝に
もしや!
「今、産んでます」
ということで、クルマを飛ばして現地に向かうが、到着した頃は、
産卵を終えて、砂をかけているところであった。
が ・・・
Y氏から
「右の後足が無いよ、これ」
まじっすか?
ウミガメは後足で産卵巣を掘る。その後足が片方無い、ということは大変なハンディのはずだ。ちゃんと掘れたのだろうか?
穴を埋めるのも主に後の足だ。
産卵を終えて海に還るが、右の方に行ってしまう。
ところどころで方向転換して、海に向かう。
水中と違って陸上では浮力がないから、カラダは重い。
産卵で体力も使っているハズ。
Y氏が言うには、だいぶ時間がかかっているようだ。
波打ち際までくると、砂地がぬかるんでいる分、更に進みにくいようだ。
少し進んでは、ひと休み。少し進んでは、もうひと休み。
歩を進めると、右に行ってしまう。
なんだか押してやりたい気持ちにかられる。
Y氏、N女史、ワシの3人で見守る。
5:05 ようやく泳ぎ出せるところまでたどり着いた。
2度3度と息継ぎのために頭を海面にだしたカメを確認して、産卵巣に向かった。
一番上の卵は掘ってすぐのところから出てきたが、なかなか深く掘ってあった。
ただ、通常巾着状(下の方が広くなっている)の穴が、片足のためか、片側しか
ふくらみがなかった。
それでも120個の卵が産み落とされていて、ワシらは、
その新しい生命を大事に孵化場に移した。
サメにやられたのか?生まれつきなのか?
それでも母は、強く生きるのだ。
生命の重さを確かめた朝に
天気が心配されたが、昨日はなんとか雨に降られずにすんだ。
ガイドは、始めてお世話になる薫クン。
1本目は、干潮で外海がエントリー、エキジットがしにくいので、「湾内」
ということで、久々にカメラを持って潜った。が、新しいカメラは操作がよく分からん
でもって、ストロボの位置はどうしたもんか?と水中で悩むことしきり。
ゲストがワシひとりでよかったよ。
薫クンが、朱色のカエルアンコウを発見。なにやらその近くにも小っさいサカナが。
マスダオコゼ(珍?)みたい・・・あくまで「みたい!」
カエルアンコウ ↓
写真が撮りやすいように、薫クンがロープをずらした瞬間
バクっ ・・・マジ?
あわてて「オコゼ」を救出する薫クン。
どうやって救出したかは、ここでは書けん!
救出された
大きさ1cm弱
チーフガイドの鈴木クンの写真鑑定では、
「もう少し大きくならないと判んない」
はたして「マスダオコゼ」なのか「ハオコゼ」なのか??
事件を起こした張本人は
なんかふてぶてしいな
他には
ネジリンボウ
2本目は、外海・門下
あまり行ったことのない玉崎よりの方面
バカでかいウミトサカやウチワが迫力だった。
クダヤギクモエビ、アケウス は初のご対面だった。
タテガミギンポはなかなかかっこよかった。
たくさん泳げて、いろいろ見れて今日は充分満喫できた大瀬ダイブだったな。
そういえば、お腹がぱんぱんのキンチャクダイは初めて見たな。
イシモチもお腹が大きかったし、もうじき口内保育が始まるな。
次は、いつ行こうか?
雨の降る朝に
ガイドは、始めてお世話になる薫クン。
1本目は、干潮で外海がエントリー、エキジットがしにくいので、「湾内」
ということで、久々にカメラを持って潜った。が、新しいカメラは操作がよく分からん
でもって、ストロボの位置はどうしたもんか?と水中で悩むことしきり。
ゲストがワシひとりでよかったよ。
薫クンが、朱色のカエルアンコウを発見。なにやらその近くにも小っさいサカナが。
マスダオコゼ(珍?)みたい・・・あくまで「みたい!」
カエルアンコウ ↓
写真が撮りやすいように、薫クンがロープをずらした瞬間
バクっ ・・・マジ?
あわてて「オコゼ」を救出する薫クン。
どうやって救出したかは、ここでは書けん!
救出された
大きさ1cm弱
チーフガイドの鈴木クンの写真鑑定では、
「もう少し大きくならないと判んない」
はたして「マスダオコゼ」なのか「ハオコゼ」なのか??
事件を起こした張本人は
なんかふてぶてしいな
他には
ネジリンボウ
2本目は、外海・門下
あまり行ったことのない玉崎よりの方面
バカでかいウミトサカやウチワが迫力だった。
クダヤギクモエビ、アケウス は初のご対面だった。
タテガミギンポはなかなかかっこよかった。
たくさん泳げて、いろいろ見れて今日は充分満喫できた大瀬ダイブだったな。
そういえば、お腹がぱんぱんのキンチャクダイは初めて見たな。
イシモチもお腹が大きかったし、もうじき口内保育が始まるな。
次は、いつ行こうか?
雨の降る朝に
もうすぐ6月も終わる。
・・・早いもんだね(しみじみ)
ブログを始めて約半年ってことか。よくもったよな・・・
さて、もうじき海開き・海水浴シーズンの開幕。
県下最大級の海水浴場もちゃくちゃくと準備が進んでいる。
「海の家」
海らしいネーミングだ。
・・・ ・・・ びみょうな気が
はっ!
さすが!県下最大級の「快水欲情!」
( = 県下最強のナンパ・スポット! )
熱いぜ! 血がたぎるぜ!
な、ワケはないな。
「海の家・イエロー」
・・・ ん? ・・・ まてよ
こうすれば ・・・
海の家・オモロー!
( やや強引かな? )
「3の倍数と3の付く日は、焼きそばが
「しゃん・ビャく・え~ん!」
てな感じで
( 誰だ?300円ならおっぱいがイイって思ったヤツ )
それでは、みんな おもろー な夏を過ごしてくれたまへ
蒸し暑い夜に
・・・早いもんだね(しみじみ)
ブログを始めて約半年ってことか。よくもったよな・・・
さて、もうじき海開き・海水浴シーズンの開幕。
県下最大級の海水浴場もちゃくちゃくと準備が進んでいる。
「海の家」
海らしいネーミングだ。
・・・ ・・・ びみょうな気が
はっ!
さすが!県下最大級の「快水欲情!」
( = 県下最強のナンパ・スポット! )
熱いぜ! 血がたぎるぜ!
な、ワケはないな。
「海の家・イエロー」
・・・ ん? ・・・ まてよ
こうすれば ・・・
海の家・オモロー!
( やや強引かな? )
「3の倍数と3の付く日は、焼きそばが
「しゃん・ビャく・え~ん!」
てな感じで
( 誰だ?300円ならおっぱいがイイって思ったヤツ )
それでは、みんな おもろー な夏を過ごしてくれたまへ
蒸し暑い夜に
日曜日の朝のことである。
・・・タイムリーなブログでなくて申し訳ない?
まいどのごとく、海岸のパトロールを終えて自宅にもどる道中のことである。
前方の路上に、人が倒れているような「モノ」が見えた。
クルマで横をゆっくりと走って、確認すると、やっぱり人のようだった・・・
見なかったことにしようか? (こらこら)
仕方なく?クルマを止めて近づくと、上体を起こした。
が、なにやらボーーーとしている。
ワシの方に手を差し伸べる。立ち上がりたいのかな?
鼻血なのか、顔に血が付いている。
意識はあるようだが、なにか朦朧としている。
よっぱらいでもなさそうだ。
(ケガもしてるし、手っ取り早く救急車呼んじゃおう!)
ということで「119」に電話。
応対に出た職員に
「名前判りますかね?」
と訊かれ、そういえば聞いてなかったな、と倒れていた人に聞いてみるが、
声がはっきり聞き取れない。かすかに判ったことばで
「○○って言ってるみたいですが」
と答えておいた。
救急車がやってきて、救急隊員がワシに状況などを聞く。
いちいち答えるんだけど・・・
「ケガしてるみたいなんで、救急車呼んじゃったけど・・・」
と言ったら
「血も出てるんで、触れると危ないこともあるし、
(意識がもうろうとしていて)なんだか様子もおかしいので
呼んでくれればいいですよ。賢明な処置だと思います。
最近は、いきなり人を刺したり、ってこともないことはないしね」
と言ってくれた。
結局、転んだのか?クルマにでもぶつかったのか?よくわからんかったが、
救急車に運ばれていった。
今思い返すと。
やっぱ、ああいう状況のときは、
1 名前を聞く
2 家の場所を聞く
3 電話番号を聞く(→ 家族に連絡)
ってのが、まずやるべきこと、だったかな?と。
(聞いたところで、はっきりとした返事がくるかわかんないけど)
昔、日赤の救急法の講習に行ったときのこと。
最終日に、震災直後の救命活動のシュミレーションをやった。
疑似体験なのに、みんなパニクって、あたふたして、迅速な処置がなかなか
できなかった。
講師は「シュミレーションでも、初めてやるとみんなパニックになります。
実際に地震が起きれば、確実にパニックになります。今日は、そういうことを
経験しておいてもらいたくて、このようなことをしました。始めから、
的確な処置ができるとは、思っていません。今日、これを経験したことで、
実際の場面で、多少どうすればいいか?考えて行動することができるように
なると、思います」
てなことを言っていた。
冷静に考えれば、ワシ、クルマの中に救急箱もあるし、ラテックスの手袋も
持ってるし(ウミガメの解剖に使ったりする)、人工呼吸用のマスクもあるな。
それほど慌てていたわけでもなかったけど、やっぱり冷静さが欠如していたかな?
あまりこういう場面に出くわしたくはないが、今日の経験を大事にしておこう
と思った日曜の始まりだった。
またもや雨が降り出した朝に
・・・タイムリーなブログでなくて申し訳ない?
まいどのごとく、海岸のパトロールを終えて自宅にもどる道中のことである。
前方の路上に、人が倒れているような「モノ」が見えた。
クルマで横をゆっくりと走って、確認すると、やっぱり人のようだった・・・
見なかったことにしようか? (こらこら)
仕方なく?クルマを止めて近づくと、上体を起こした。
が、なにやらボーーーとしている。
ワシの方に手を差し伸べる。立ち上がりたいのかな?
鼻血なのか、顔に血が付いている。
意識はあるようだが、なにか朦朧としている。
よっぱらいでもなさそうだ。
(ケガもしてるし、手っ取り早く救急車呼んじゃおう!)
ということで「119」に電話。
応対に出た職員に
「名前判りますかね?」
と訊かれ、そういえば聞いてなかったな、と倒れていた人に聞いてみるが、
声がはっきり聞き取れない。かすかに判ったことばで
「○○って言ってるみたいですが」
と答えておいた。
救急車がやってきて、救急隊員がワシに状況などを聞く。
いちいち答えるんだけど・・・
「ケガしてるみたいなんで、救急車呼んじゃったけど・・・」
と言ったら
「血も出てるんで、触れると危ないこともあるし、
(意識がもうろうとしていて)なんだか様子もおかしいので
呼んでくれればいいですよ。賢明な処置だと思います。
最近は、いきなり人を刺したり、ってこともないことはないしね」
と言ってくれた。
結局、転んだのか?クルマにでもぶつかったのか?よくわからんかったが、
救急車に運ばれていった。
今思い返すと。
やっぱ、ああいう状況のときは、
1 名前を聞く
2 家の場所を聞く
3 電話番号を聞く(→ 家族に連絡)
ってのが、まずやるべきこと、だったかな?と。
(聞いたところで、はっきりとした返事がくるかわかんないけど)
昔、日赤の救急法の講習に行ったときのこと。
最終日に、震災直後の救命活動のシュミレーションをやった。
疑似体験なのに、みんなパニクって、あたふたして、迅速な処置がなかなか
できなかった。
講師は「シュミレーションでも、初めてやるとみんなパニックになります。
実際に地震が起きれば、確実にパニックになります。今日は、そういうことを
経験しておいてもらいたくて、このようなことをしました。始めから、
的確な処置ができるとは、思っていません。今日、これを経験したことで、
実際の場面で、多少どうすればいいか?考えて行動することができるように
なると、思います」
てなことを言っていた。
冷静に考えれば、ワシ、クルマの中に救急箱もあるし、ラテックスの手袋も
持ってるし(ウミガメの解剖に使ったりする)、人工呼吸用のマスクもあるな。
それほど慌てていたわけでもなかったけど、やっぱり冷静さが欠如していたかな?
あまりこういう場面に出くわしたくはないが、今日の経験を大事にしておこう
と思った日曜の始まりだった。
またもや雨が降り出した朝に
ワシの巡回エリアは、海水浴場。
駐車場の街灯が、煌煌とまではいかないが、一晩中ついている。
だから、ウミガメの産卵はおそらくない ・・・
はずだった。
浜に出てすぐ
はて?
と、とぼけてみる ・・・
上陸したからって産卵するとは限らないし・・・
・・・明らかにボディピットの跡がある・・・
雨が降っていたから、灯りが霧で弱まったんだろうな?
よりによって月曜から ・・・
見なかったことにしようか? (こらこら)
ひととおり、パトロールして産卵場所に戻る。
先週おぼえた、あの感覚を頼りに、棒を刺す、刺す、刺す
ぷす・すすすすぅぅ
ここだ!
はい、「当たり」です (チョコバットはなかなか当らないが)
思わす、にんまり
ムフフ・・イヒヒ・・ヘヘヘヘヘ
薄暗い早朝の浜で、薄ら笑いを浮かべる。
(↑ ただのキモイおっさんだな)
掘り出した卵は
ちょっと少ない82個
きっと若い個体なんだろう。
電話で連絡したY氏に渡して、孵化場に移してもらった。
しかし「穴」を探り当てる ってのは楽しいねぇ~
この調子で、人生の落とし穴も巧みにかわして生きていきたいと思う。
雨上がりの夜空に
駐車場の街灯が、煌煌とまではいかないが、一晩中ついている。
だから、ウミガメの産卵はおそらくない ・・・
はずだった。
浜に出てすぐ
はて?
と、とぼけてみる ・・・
上陸したからって産卵するとは限らないし・・・
・・・明らかにボディピットの跡がある・・・
雨が降っていたから、灯りが霧で弱まったんだろうな?
よりによって月曜から ・・・
見なかったことにしようか? (こらこら)
ひととおり、パトロールして産卵場所に戻る。
先週おぼえた、あの感覚を頼りに、棒を刺す、刺す、刺す
ぷす・すすすすぅぅ
ここだ!
はい、「当たり」です (チョコバットはなかなか当らないが)
思わす、にんまり
ムフフ・・イヒヒ・・ヘヘヘヘヘ
薄暗い早朝の浜で、薄ら笑いを浮かべる。
(↑ ただのキモイおっさんだな)
掘り出した卵は
ちょっと少ない82個
きっと若い個体なんだろう。
電話で連絡したY氏に渡して、孵化場に移してもらった。
しかし「穴」を探り当てる ってのは楽しいねぇ~
この調子で、人生の落とし穴も巧みにかわして生きていきたいと思う。
雨上がりの夜空に
雨がやまない・・・つまらない休日だ
今日は、夏至だ。いよいよ夏って感じなのにな。
もうじき海開きがあって、海水浴シーズンがはじまる。
最近は、海水浴場に行って、泳ぐということはあまりないけれど、それでも海パンで泳ぐということは、年数回はあるか?
海水浴場が近くにあるといっても、クルマで10分弱、自転車なら20分くらいはかかるだろうか?
歩いて行ったら・・・?
親父達が子供の頃は、子供が乗るような小さな自転車はあったのだろうか?
小さい頃よく行った駄菓子屋のおじさんが、
「昔、儂らが子供の頃、夏っていやぁ、お前っちの近くの川で泳いでなぁ、帰りにお前っちの井戸の水貰って飲んで・・・旨かったなぁ」
とよく言っていた。
同じようなことを、他の人からも聞いたことがあり、
やはり小さな子供にとって、海は少々遠い場所だったようだ。
それにも増して驚きだったのが、近くの川で泳いだ、ということだ。
現在の川の様子をみれば、泳ぐなんて想像することは到底不可能だ。
いくら昔は、遊ぶところがなくて、近くで泳ぐのが当たり前だったとしても、こんなコ汚い川では泳がんだろう?
昔は、やっぱりキレイだったんだろうな。
名も無いような、小っさい川にも鮎が遡ってきた、という話も聞くし。
全国各地の川や湖で「キレイな水を取り戻そう」と銘打ったキャンペーン的なものをやっているが、九州のある地方では、「泳げる川を取り戻そう」とスローガンを掲げているそうである。
「泳げる川」
ん、その方がエエな!エエ感じや!
「おじさん」達が言っていた、井戸の水であるが、当時の井戸と同じヤツかわからんが、今でもウチには井戸が残っている。人が落ちないようにしてあるが、丸い井戸がある。
井戸の水は、夏冷たく、冬はやや温かいという。
泳ぎ疲れたカラダが、冷たい井戸水を旨いと感じさせただけだろうが、
しみじみと「旨かったなぁ」と言ったあの表情が印象的だった。
今、世界では、安全な水が飲めないために命を落とす子供達が大勢いるという。
文明人は、「上水道」という安全な水を手に入れたが、その一方でキレイな水を失った。
一度失ったものを取り戻すのは、大変なことである。
今さらこの川が、泳げる程キレイになることはないと思うが、汚れていくのは残念である。
暮らしぶりは、抗菌だの除菌だのとますます清潔になっていく
でも周りの環境は、どんどん壊され、汚れていく
なんだかなぁ ・・・
梅雨空をうらめしく思う夜に
今日は、夏至だ。いよいよ夏って感じなのにな。
もうじき海開きがあって、海水浴シーズンがはじまる。
最近は、海水浴場に行って、泳ぐということはあまりないけれど、それでも海パンで泳ぐということは、年数回はあるか?
海水浴場が近くにあるといっても、クルマで10分弱、自転車なら20分くらいはかかるだろうか?
歩いて行ったら・・・?
親父達が子供の頃は、子供が乗るような小さな自転車はあったのだろうか?
小さい頃よく行った駄菓子屋のおじさんが、
「昔、儂らが子供の頃、夏っていやぁ、お前っちの近くの川で泳いでなぁ、帰りにお前っちの井戸の水貰って飲んで・・・旨かったなぁ」
とよく言っていた。
同じようなことを、他の人からも聞いたことがあり、
やはり小さな子供にとって、海は少々遠い場所だったようだ。
それにも増して驚きだったのが、近くの川で泳いだ、ということだ。
現在の川の様子をみれば、泳ぐなんて想像することは到底不可能だ。
いくら昔は、遊ぶところがなくて、近くで泳ぐのが当たり前だったとしても、こんなコ汚い川では泳がんだろう?
昔は、やっぱりキレイだったんだろうな。
名も無いような、小っさい川にも鮎が遡ってきた、という話も聞くし。
全国各地の川や湖で「キレイな水を取り戻そう」と銘打ったキャンペーン的なものをやっているが、九州のある地方では、「泳げる川を取り戻そう」とスローガンを掲げているそうである。
「泳げる川」
ん、その方がエエな!エエ感じや!
「おじさん」達が言っていた、井戸の水であるが、当時の井戸と同じヤツかわからんが、今でもウチには井戸が残っている。人が落ちないようにしてあるが、丸い井戸がある。
井戸の水は、夏冷たく、冬はやや温かいという。
泳ぎ疲れたカラダが、冷たい井戸水を旨いと感じさせただけだろうが、
しみじみと「旨かったなぁ」と言ったあの表情が印象的だった。
今、世界では、安全な水が飲めないために命を落とす子供達が大勢いるという。
文明人は、「上水道」という安全な水を手に入れたが、その一方でキレイな水を失った。
一度失ったものを取り戻すのは、大変なことである。
今さらこの川が、泳げる程キレイになることはないと思うが、汚れていくのは残念である。
暮らしぶりは、抗菌だの除菌だのとますます清潔になっていく
でも周りの環境は、どんどん壊され、汚れていく
なんだかなぁ ・・・
梅雨空をうらめしく思う夜に
昨日の朝のことである。
毎日、毎日3時に起きて、パトロールをしてくれているY氏が海外出張(逃亡?外遊?)のため、ウミガメが産卵に来てしまうかもしれないエリアのパトロールをしていた。
そしたら・・・
しかも、波をかぶるおそれのある位置・・・移植か・・・
休日だったら、いくらでもつきあえるのだが ・・・
見なかったことにしようか? (おいおい)
とりあえず、N女史に電話(朝4:40 ごめんなさい)
「とりあえず、掘ってみます」と伝える。
産卵した場所は、写真のとおり砂を掘り起こしたような跡のあるところである。
が、実際卵が埋っているのは、直径15cm程の穴である。
考えてみてほしい。その穴を探し当てるのだ。
産卵巣は、細い棒を砂浜に突き刺して、深く入ったところだ、と聞いていた。
と、いうことで
刺す
刺す
刺す
・・・ 判らん!
刺す
刺す
刺す
・・・う~~~む・・・
しょうがないので、とりあえず比較的深く刺さったところを掘ることにした。
掘る! (あれ?すぐに堅い砂の層)
掘る! (ここも)
掘る! (だめじゃん)
いたずらに時間だけが過ぎていく。
掘る! (出ない)
・・・ くじけた ・・・
ということで、再びN女史に電話
ワシ「卵のありかが判んない(半べそ)」
N女史「でしょ~?判んないんだよ~。こっち(のパトロール)が終わったら行くよ~」
ただ待っていてもしょうがない。気を取り直して
ブスっ (う~む)
ブスっ (堅い)
ブスっ (くじけそう)
ブスっ (泣きたい)
ブス・す・すすすすすすぅぅーーーーー
お お お おおおお!
これかぁぁぁぁ!
あとは
掘る! 掘る! 掘る! 掘る!
「待ってろよ~、たまご!逃げんなよ~」( ← 逃げるわけねー )
って出たのが
破損1個、未成熟2個、奇形2個 を含む計104個
破損した卵を除いた残りをN女史達が待つ孵化場に運び、無事移植を完了した。
自分の力だけで、初めて探し当てた産卵巣だった
***********************************
本来、卵を移植することは、孵化率が低下するおそれもあるため、しない方が
いいと思われる。しかしながら、海岸浸食が激しく、卵にとって安全な砂浜が
少なくなった今日において、「移植やむを得ず」ということで行っている。
いつの日か、移植の必要がない砂浜が復活することを願って止まない。
梅雨空の戻った日に
毎日、毎日3時に起きて、パトロールをしてくれているY氏が海外出張(逃亡?外遊?)のため、ウミガメが産卵に来てしまうかもしれないエリアのパトロールをしていた。
そしたら・・・
しかも、波をかぶるおそれのある位置・・・移植か・・・
休日だったら、いくらでもつきあえるのだが ・・・
見なかったことにしようか? (おいおい)
とりあえず、N女史に電話(朝4:40 ごめんなさい)
「とりあえず、掘ってみます」と伝える。
産卵した場所は、写真のとおり砂を掘り起こしたような跡のあるところである。
が、実際卵が埋っているのは、直径15cm程の穴である。
考えてみてほしい。その穴を探し当てるのだ。
産卵巣は、細い棒を砂浜に突き刺して、深く入ったところだ、と聞いていた。
と、いうことで
刺す
刺す
刺す
・・・ 判らん!
刺す
刺す
刺す
・・・う~~~む・・・
しょうがないので、とりあえず比較的深く刺さったところを掘ることにした。
掘る! (あれ?すぐに堅い砂の層)
掘る! (ここも)
掘る! (だめじゃん)
いたずらに時間だけが過ぎていく。
掘る! (出ない)
・・・ くじけた ・・・
ということで、再びN女史に電話
ワシ「卵のありかが判んない(半べそ)」
N女史「でしょ~?判んないんだよ~。こっち(のパトロール)が終わったら行くよ~」
ただ待っていてもしょうがない。気を取り直して
ブスっ (う~む)
ブスっ (堅い)
ブスっ (くじけそう)
ブスっ (泣きたい)
ブス・す・すすすすすすぅぅーーーーー
お お お おおおお!
これかぁぁぁぁ!
あとは
掘る! 掘る! 掘る! 掘る!
「待ってろよ~、たまご!逃げんなよ~」( ← 逃げるわけねー )
って出たのが
破損1個、未成熟2個、奇形2個 を含む計104個
破損した卵を除いた残りをN女史達が待つ孵化場に運び、無事移植を完了した。
自分の力だけで、初めて探し当てた産卵巣だった
***********************************
本来、卵を移植することは、孵化率が低下するおそれもあるため、しない方が
いいと思われる。しかしながら、海岸浸食が激しく、卵にとって安全な砂浜が
少なくなった今日において、「移植やむを得ず」ということで行っている。
いつの日か、移植の必要がない砂浜が復活することを願って止まない。
梅雨空の戻った日に
たばこを自販機で買う場合に、タスポというカードが必要になった。
カードを作るのが面倒なのか?自販機を使う人が減ったようだ。
主力販売を自販機に切り替えたタバコ屋さんは、売り上げが減ってしまい、
廃業を決めたところも多いんだとか・・・
ワシの親父は、子供の頃から目が悪かったが、なにせ昔のことだったので、眼鏡無しで育ってしまい、何をするにも「勘」でこなしていた。
なじみのタバコ屋さんのおばちゃんが亡くなると、たばこを自販機で買うようになった。コインは、勘でなんとか入れられたが、札は勘ではどうにもならんかった。
そんな「おじぃ」のために、ワシは小銭が溜まったときは、よく「たばこ銭」をあげた。
ワシ「おじぃ、たばこ銭欲しいか?」
親父「おう、くれや」
と手を差し出す・・・
ワシ「ワン、って言え!」
(親に向かって失礼なヤツである)
親父「ワンっ!」
と威勢良く応える、笑いのツボを心得た、なかなか愉快な男であった。
そんな親父だったので、タスポなんて持たされても、
自販機では買えなかったろうな。
規制緩和の一環として、コンビニやスーパーでたばこ、酒が買えるようになった。
確かに便利だし、買い物も一度にできるから、省エネといえば、そうかもしれん。
でも「おばちゃん、たばこ、おくれ」と言えば、いつもの銘柄が出てくるような、
そんな光景が無くなっていくか、と思うとなんだか寂しいもんだ。
ワシは、たばこは吸わない。
吸ったことはあるが、煙が美味いとは感じることは無かった。
学生の頃、たばこを吸わない友人が、たばこを吸う友人に
「たばこ吸うくらいなら、おっぱい吸うわ」
と言ったとき、たばこを吸う友人が
「200円で吸えるなら、オレもおっぱい吸うわ」
(当時、1箱220~240円)
と答えたことがあった。
絶妙なやりとりであった。
そのとき、たばこを吸っていなかった、その友人も今ではスモーカーのようだ。
ワシは、たばこは吸わない。
けれど、レントゲンを見た医者は「たばこ吸う?」と言った。
気管支が荒れているようだ。
ワシは、たばこは吸わない。
これからも吸うもんか!
でも、おっぱいは・・・
潮の香りを吸う朝に
カードを作るのが面倒なのか?自販機を使う人が減ったようだ。
主力販売を自販機に切り替えたタバコ屋さんは、売り上げが減ってしまい、
廃業を決めたところも多いんだとか・・・
ワシの親父は、子供の頃から目が悪かったが、なにせ昔のことだったので、眼鏡無しで育ってしまい、何をするにも「勘」でこなしていた。
なじみのタバコ屋さんのおばちゃんが亡くなると、たばこを自販機で買うようになった。コインは、勘でなんとか入れられたが、札は勘ではどうにもならんかった。
そんな「おじぃ」のために、ワシは小銭が溜まったときは、よく「たばこ銭」をあげた。
ワシ「おじぃ、たばこ銭欲しいか?」
親父「おう、くれや」
と手を差し出す・・・
ワシ「ワン、って言え!」
(親に向かって失礼なヤツである)
親父「ワンっ!」
と威勢良く応える、笑いのツボを心得た、なかなか愉快な男であった。
そんな親父だったので、タスポなんて持たされても、
自販機では買えなかったろうな。
規制緩和の一環として、コンビニやスーパーでたばこ、酒が買えるようになった。
確かに便利だし、買い物も一度にできるから、省エネといえば、そうかもしれん。
でも「おばちゃん、たばこ、おくれ」と言えば、いつもの銘柄が出てくるような、
そんな光景が無くなっていくか、と思うとなんだか寂しいもんだ。
ワシは、たばこは吸わない。
吸ったことはあるが、煙が美味いとは感じることは無かった。
学生の頃、たばこを吸わない友人が、たばこを吸う友人に
「たばこ吸うくらいなら、おっぱい吸うわ」
と言ったとき、たばこを吸う友人が
「200円で吸えるなら、オレもおっぱい吸うわ」
(当時、1箱220~240円)
と答えたことがあった。
絶妙なやりとりであった。
そのとき、たばこを吸っていなかった、その友人も今ではスモーカーのようだ。
ワシは、たばこは吸わない。
けれど、レントゲンを見た医者は「たばこ吸う?」と言った。
気管支が荒れているようだ。
ワシは、たばこは吸わない。
これからも吸うもんか!
でも、おっぱいは・・・
潮の香りを吸う朝に