ひたむきな姿

オリンピックがあとひと月ほどで開幕するのか？
代表選手が決まってきていて、だんだんと盛り上がってきたみたいだね。

高校野球も地方大会はすでに始まっていて、熱戦が繰り広げられているんだろうな。

・・・ってことは、「賭博」の季節　ってことだね！

（こらこら、おっさん）



・・・さて、ワシはヒトの「ひたむきな姿」に弱い・・・

何かに向かって、ひたすら一生懸命になっている姿は、やっぱり美しいし、大切なことだと思う。


映画「ウォーターボーイズ」


この映画のロケは、ワシの住んでいる地域で行われた。
男子校のプールは、ワシの母校のプールだ。
友人、知人のなかで、ロケを観たヒトもけっこうおったらしい。
（と、いうこともあってDVD買ってしまった）

バカバカしいお笑いムービーでもあったが、それでも高校生のひたむきで、かたくなで、そんな姿がよかった。ウルウルしてしまった。
ワシも高校生の頃は、アホみたくひたむきで、かたくなで、意地っ張りで・・・そんな高校生だった・・・気がする。いや間違いなくそうだった。
そんな「ひたむきさ」を無くしてしまった悔しさ、というか悲しさというか、そんな気持ちがウルウルさせたのかもしれん。


最近になってだが、映画「フラガール」をDVDで観て、やっぱり同じことを感じた。

今まで、なんとなくアカ抜けていない感じがした「蒼井優」という女優が好きではなかったが、この映画を観たら、「なんだ、なかなかいいコじゃないか！」と思えてきて、ホントにもう、何とかしたいぐらいだ（何する気だっ！！）。そして「困ったことがあったら、何でも言ってきなさい」と言ってあげたいぞ。なんだったら、ワシのこと「イヌ」って呼んでもいいぞ。
だからCLUB　KEIBAのCMを観ると幸せな気分になること、この上ない。
でもって隣の大泉洋には「肉球パンチ」を放ちたいなぁ。

（・・・でも静ちゃんは、静ちゃんのままだったなぁ・・・う～む）


そしてワシが思う究極の「ひたむきさ」は


「はじめてのおつかい」


ちびっ子が、健気すぎて、観ると確実に泣いてしまう。
以前、姪っコ２号が、録画していたビデオをワシの部屋で何回も観ていた。
（ワシの部屋のはテレビデオなので操作が簡単だった）



見事なまでにやさぐれて、ハスっぱな大人となった今では、
もう到底あんなに「ひたむき」になることはできん。

情熱は枯れた　・・・　・・・


今、何かに向かって、情熱の限りをぶつけているヒトもおるだろう。
どうか、その情熱を失くさないでほしい。
たとえうまくいかなかったとしても、きっと得るモノはあるはずだ。

情熱を失ったワシには、もうマネすることもできん。
それだけで、もう「あなた」はワシより素晴しい。

もし近くにいたとしても、応援することも出来ないと思うが、
せめて足は引っ張らないようにしたい。

そう思う。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョギング前のひとときに