54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

夢を見れない若者

2005年04月07日 | パラレル
最近、夢を見れない若者が増えているという。

将来何になりたいかと問われると、公務員になって安定した収入を得たいとか、何でもいいから職に就きたいとか、普通に暮らせればいいとか言うのである。
社長になって金持ちになりたいとか、総理大臣になって日本を変えたいとか、ロックバンドを組んでビルボード1位になりたいとか言ってもいいじゃないかと思う。

私の中学生のときの夢はサッカー選手だった。たいしてうまくもないのに将来は日本代表になっているはずだなどと平気で思っていた。
今思えば何を馬鹿な夢を見ているんだと思うが、若いうちは馬鹿な夢を見るべきだと思う。金八先生が言うように「夢見る力=エネルギー」である。(私はこの言葉をめちゃイケの期末テストのときに岡村先生から教えられました)。

さて、私は中学生のころ悪ふざけが好きだった。女子のスカートをめくったり、授業中に机に立って騒いだり、廊下でサッカーをして窓ガラスを割ったり、夜の校舎窓ガラス壊して回ったり・・・していた。
そんな私は親や教師にいつも怒られていた。

実は今でも悪ふざけが好きである。好意の女性のあとをつけまわしたり、「オレオレ」と言って大金を騙し取ったり、些細なことで親に暴行したり、となりのババァの犬をバラしたりする。
そんな私は世間や警察にいつも怒られている。裁判官に死刑を言い渡されたところで目が覚めて、あぁ夢だったのかとほっとする。
そう、私の悪ふざけは夢の中のできごとだった。しかしながら、あまりにもリアルな夢なのでいつも冷や汗ものである。

しかしそういう夢を見るからこそ現実の世界で犯罪に手を染めずにいられているのかもしれない、と私は思う。そういう夢を見ていなければいつ自分が凶悪な犯罪者になってもおかしくないのではないか。
夢の中で犯罪を犯してしまいそれを後悔することで、現実の世界において絶対に犯罪なんてしてはいけないと自制できているのだろう。

最近、夢を見れない若者が増えているという。。


秘密の入り口

さて、人生がスタンプラリーだとしたら、
この一瞬私が見ている夢はどんなスタンプになるのだろうか。
夢のスタンプ帳が満タンになったら夢が叶うのだろうか。

少なくとも、行動しなけりゃスタンプはたまらないということ。。