安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

葡萄はルビー・カベルネ KVW Pealybay Red NV パーリーベイ・レッド

2014-12-19 18:11:55 | ワイン
イトーヨーカ堂のワインコーナーで新顔を見つけました。南アフリカKWVのパーリーベイレッド、ノンヴィンテージです。南アフリカのワインはチリと並んでコストパーが高い。特にKWV は外れがない気がします。
さっそく一本買いました。価格は598円。
パーリーベイを調べたら、輸入会社の国分のホームページにもまだ載っていないし、他にも詳しい情報を載せているサイトはありません。そこで英語で検索したら、海外のサイトに有りました!
いろいろな種類が出ているようで、そのなかでこれは廉価版タイプのようです。ぶどうの品種はルビーカベルネ。あまり聞き慣れない品種です。これも調べたところ、カリニャンとカベルネ・ソービニョンの交配種とのこと。Wikipediaによれば、豪州の内陸部の気温の暑い地方で栽培され、色が濃いのでブレンド用に使用され単一では用いられないと、ズバッと書いてあるのですが、このパーリーベイはルビー・カベルネ100%。南アフリカでは他のワイナリーでも作っています。Wikipediaの書き込みは取材し直しだね。
醸造の仕方によるのでしょうか、色も別段濃い感じはしません。
口に含むと、煮詰めた果実のような香りと柔らかなタンニンでとても飲みやすい。イメージとしては、ボジョレー(ヌーボーではなく、ふつうのボジョレー)のような感じ。少し立つと香りの中に草っぽい匂いも見えかくれしました。うん、これは美味しいワインだ、先日のアルパカに続きこの赤も当たりです!!
ソーセージポトフと飲んだのですが、合うこと合うこと。ヌーボーとはあんなにチグハグだったのに不思議ですね。
パーリーベイは白もあるので今度トライしてみます。





12月の雨 Oak Leaf シャルドネ

2014-12-16 23:03:29 | ワイン
冷たい雨が降りました。東京でも一時雪でが混じった所もあるとか。こんなときはユーミンの名曲「12月の雨」を口ずさんでしまいます。ユーミンはやっぱり荒井ユミの頃にいい曲が多いな。
こう寒いと冬場はどうしてもすぐに鍋に行ってしまいます。
今夜は豚しゃぶをゴマだれで、ワインはシャルドネでいただくことにしました。
一口にシャルドネと言っても、いろいろなタイプがありますよね。ゴマだれなので、熟成に樽を使ったちょっと香ばしい物を選びたかったのですが、値段がお高かったので、おもいっきり違うOak Leaf のシャルドネに着地しました。以前書いたようにピノグリやソービニョン・ブランが以外と美味しかったので期待です。
冷蔵庫ではなくリビングの外に置いておいただけで、よーく冷えてます。冷えすぎているせいか、なんだか薄い、水っぽい感じ。香りもなくソービニョン・ブランの時のような意外性もなし。少し温度が上がると今度は渋味が出てきてしまいました。
Oak Leaf 3本目にして残念な結果に。期待は12月の雨と共に流れていきました。


金麦 [琥珀のくつろぎ] も 美味しい そして今日は選挙でした

2014-12-14 21:45:32 | ワイン
ふつうは金麦はあまり選ばないのですが、限定醸造の赤金色缶の「琥珀のくつろぎ」を飲んでみました。ビールのエールタイプのような琥珀色のこくのある美味しい第3のビールでした。
麦とホップの赤缶に似た感じ、ぶつけてきたなって感じですね。
でも、缶のデザインは金麦の赤の方が素敵。来年は麦とホップの赤もデザイン再考していただきたいものです。



ところで、今日は選挙でした。結果はあまり変わらないというか、いや、このあとの与党の暴走だけが心配。
そういえばビール類の酒税改正が検討されています。現在350ml でビール77円、発泡酒47円、第3は28円の酒税がかかっています。それを一律にしようというもの。55円辺りかと言われていますが、まだ決定ではありません。ビールについては世界的に見て日本は税金が高いので歓迎としても、他を上げるのは解せない。消費者の要望から企業努力で安く品質のいいものを作ってきて、受け入れられてきているのに、そこまで追っかけてきて取れるところから取ろうなんて、まったく!
何か順番が違うんじゃないの?!

追伸 この法案は先送りになったようです。ひとまずは安心安心。

残念ながらレフォスコほどでなかったヴァインズ・ダル・トール・メルロー2012

2014-12-13 13:11:26 | ワイン
以前ヴァインズ・ダル・トールのレフォスコが美味しかった事を書きましたが、同じワインメーカーの2012年のメルローがあったので期待を込めて買いました。
さっそく、夕飯に封を開けました。印象は、別段特徴のないフツーの赤ワイン。まずいわけでは決してないのですが、何かしらメルローらしさが有るわけでもなくちょっと当て外れ。
コンクールで金賞を取っているようですが感じるところが違うのかなぁ?
ヴァインズ・ダル・トールはイタリアのワインメーカーですが、産地、醸造の仕方によって、同じメルローでも違ってくるのでしょうね。
しかしながら、夕食のすき焼きにはすっかり負けてしまって残念でした。



紅天使はアルパカと出逢えなかった  アルパカ・カベルネ/メルロー2013 

2014-12-11 12:42:23 | ワイン
夕刻のスーパーはレジ待ちで長蛇の列。夕飯は豚肉のしょうが焼き。付け合わせの千切り用のキャベツがないから買ってきてと連絡がありキャベツひとつ持って列の最後尾へ。順番が進むうちにワインコーナーの前となり、そこで「チリ セントラルバレー産サンタ・ヘルナ・アルパカ・カベルネソービニョン/メルロー月間お買い得498円」のポップが目に飛び込んできました。
アルパカは美味しかった記憶があるので、レジ待ちの列を外れないようにして、すかさず一本手に。
このアルパカは昨年には、雑誌「一個人」の1500円以下の美味しいワインランキングで3位という、まさに安旨ワインのお手本のようなワインです。

さて、しょうが焼きは生姜醤油のタレにに肉を漬け込んでから焼くやり方もありますが、うちでは肉だけ先に焼き、最後にタレに絡めます。いつもは玉葱やリンゴもおろして入れますが、今日は時間がないので、おろし生姜とみりん、酒、醤油だけでシンプルにタレをつくりました。肉を焼きタレを絡め、ひと炒めした後に隠し味にバターを少し。こうすると街の洋食屋風の味になります。

アルパカを開けました。グラスに注ぐと何とも言えないまろやかな香り、ちょうどクリームのような香りが立ち上ぼります。口に含むとタンニン酸味も柔らかくとても心地いい。



隠し味にバターを加えたしょうが焼きにこのクリームのような香りがよく合うこと! ボトルもわずかになった頃、隠れていた別の香りがしてきました。温泉のような硫黄のような匂い、でも不快な感じではなくワインの後半を引き締めるような感じでした。
夕食もワインと共に美味しくいただき、風呂にも入り、さあ寝ようとした時、思い出しました。焼き芋が買ってあったんだ、忘れてた!! 茨城産の紅天使(べにてんし)という品種のホクホクではなくネットリ系さつまいもの焼き芋です。冷めても美味しく、まるで天然のスィーツ。デザートにでもみんなで食べようと思ったのに・・・などと考えていたら、ピンと来た。
この紅天使、あのまろやかなアルパカと合わせたら相性抜群できっと美味しかったにちがいない!と。    終