2004年に施行された性同一性障害特例法の戸籍上の性別変更に当たり生殖機能をなくす手術など5要件が必要だという内容について、最高裁大法廷は憲法13条が保障する「意思に反して身体への侵襲を受けない自由」への制約は重大だという判断を示して、特例法の見直しを国に求めました。
ただし「変更後の性器部分に似た外観を持つ」という外観要件に関しては、高裁段階での再審理を求め、申立人の要求をすべて飲む判決には至りませんでした。
20年も前の性同一性障害の認識で凝り固まっている我が国の国会には、今更ながら呆れかえります。
それもこれも、自民党の幹部たちが旧統一教会の教義に操られていたという面もあるでしょう。
自民党の有力議員には、生まれた性を受け入れられない人がいること認められない旧態依然とした人が存在し、声高にそうした人を蔑ろにしてきたんです。
じいちゃんは、男に生まれて、男として育ち、男として結婚して子供たちができました。
まあ、それで幸せです。
しかし、世の中にはいろんな人がいて、どうしても生まれながらの性に違和感のある人も存在します。
様々な性質を持った人がいて成り立つ社会が面白いのに、自分と異なる異質な考えや性質を持った人を否定する…、すべてが同じ色合いの人しか生きられないのが、武家社会以来続く日本の社会構造です。
「異端児は排除せよ!」「村八分だ!」という考えが、日本の中枢に蔓延っている限り、この国は世界の常識から排除されていくでしょう。
自分たちが排除してるつもりが、もっと大きな世界から排除されるなんて、そんなバカなことないでしょう。
国会を牛耳る議員たちは、何を考えてるのか本当に分かりません。
こんなことを言ってると、特例法が定める生殖不能要件の必要性を訴える当事者団体「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」から大きな批判を受けそうです。
この団体は「生殖能力をそのままに性別を変更したと主張する元男性が女性スペースに侵入し、女性が傷つくことになったらどうするのだ」と言っています(それだけじゃないけど)。
「自分は女性だ」と嘘をつき、女性スペースに堂々と入ってくる輩を心配しているんでしょう。
それも、よく分かります。
そんな犯罪者は、シッカリ取り締まっていかなければなりませんが、心底から女性として、もしくは男性として性別を変えて暮らしていきたい人もいて、その人たちが安心して暮らす権利もあることを理解して欲しいです。
団体の人たちからすれば、男性になりたいとか、女性になりたいとかいう人の気持ちは絶対に分からないだろうし、分かろうともしないのでしょう。
これが、いろんな人がいるという事です。
自分と考えが違う人がいることを認識して、その人と接するか、もしくは関わらないかを決めるのも個人の判断です。
すべてが犯罪者まがいの人だというのも間違ってるし、中には犯罪者がいるかもしれない。
こんな世界で、私たちは暮らしているのです。
世界中の人たちが、一人一人性質も考え方も違うと理解して、問題があれば殴り合うんじゃなくて話し合えば、なんらかの解決策が見つかるかもしれません。
イスラエルとパレスチナの問題やロシアのウクライナ侵攻など、人と人が殺しあうような方法ではなく、何とか話し合いで合意できる解決策はないもんでしょうか?
取りあえずは、戦争のない日本で暮らしている幸せを噛みしめています。
ただ、アメリカの同盟国として中国やロシア、北朝鮮と刃を交わそうという心配のある現在の与党政権に、本当にこのまま日本の未来を託し続けて良いものだろうかという不安は常に持っています。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。
ただし「変更後の性器部分に似た外観を持つ」という外観要件に関しては、高裁段階での再審理を求め、申立人の要求をすべて飲む判決には至りませんでした。
20年も前の性同一性障害の認識で凝り固まっている我が国の国会には、今更ながら呆れかえります。
それもこれも、自民党の幹部たちが旧統一教会の教義に操られていたという面もあるでしょう。
自民党の有力議員には、生まれた性を受け入れられない人がいること認められない旧態依然とした人が存在し、声高にそうした人を蔑ろにしてきたんです。
じいちゃんは、男に生まれて、男として育ち、男として結婚して子供たちができました。
まあ、それで幸せです。
しかし、世の中にはいろんな人がいて、どうしても生まれながらの性に違和感のある人も存在します。
様々な性質を持った人がいて成り立つ社会が面白いのに、自分と異なる異質な考えや性質を持った人を否定する…、すべてが同じ色合いの人しか生きられないのが、武家社会以来続く日本の社会構造です。
「異端児は排除せよ!」「村八分だ!」という考えが、日本の中枢に蔓延っている限り、この国は世界の常識から排除されていくでしょう。
自分たちが排除してるつもりが、もっと大きな世界から排除されるなんて、そんなバカなことないでしょう。
国会を牛耳る議員たちは、何を考えてるのか本当に分かりません。
こんなことを言ってると、特例法が定める生殖不能要件の必要性を訴える当事者団体「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」から大きな批判を受けそうです。
この団体は「生殖能力をそのままに性別を変更したと主張する元男性が女性スペースに侵入し、女性が傷つくことになったらどうするのだ」と言っています(それだけじゃないけど)。
「自分は女性だ」と嘘をつき、女性スペースに堂々と入ってくる輩を心配しているんでしょう。
それも、よく分かります。
そんな犯罪者は、シッカリ取り締まっていかなければなりませんが、心底から女性として、もしくは男性として性別を変えて暮らしていきたい人もいて、その人たちが安心して暮らす権利もあることを理解して欲しいです。
団体の人たちからすれば、男性になりたいとか、女性になりたいとかいう人の気持ちは絶対に分からないだろうし、分かろうともしないのでしょう。
これが、いろんな人がいるという事です。
自分と考えが違う人がいることを認識して、その人と接するか、もしくは関わらないかを決めるのも個人の判断です。
すべてが犯罪者まがいの人だというのも間違ってるし、中には犯罪者がいるかもしれない。
こんな世界で、私たちは暮らしているのです。
世界中の人たちが、一人一人性質も考え方も違うと理解して、問題があれば殴り合うんじゃなくて話し合えば、なんらかの解決策が見つかるかもしれません。
イスラエルとパレスチナの問題やロシアのウクライナ侵攻など、人と人が殺しあうような方法ではなく、何とか話し合いで合意できる解決策はないもんでしょうか?
取りあえずは、戦争のない日本で暮らしている幸せを噛みしめています。
ただ、アメリカの同盟国として中国やロシア、北朝鮮と刃を交わそうという心配のある現在の与党政権に、本当にこのまま日本の未来を託し続けて良いものだろうかという不安は常に持っています。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。