旧統一教会解散請求

昨年の安倍晋三元首相の銃撃事件を契機に世の中に明るみになった旧統一教会による献金被害で文化庁による調査が行われ、その被害規模に基づいて岸田首相が「宗教法人法に基づいて（解散）手続きを進め、客観的な事実に基づき判断したと認識した」と述べました。

昨日の宗教法人審議会が全会一致で「（解散は）相当」と了承し、今日にも東京地裁に（解散を）請求するとのことです。

献金や物販による大きな被害があったそうで、信者の家族が生活にも困るような暮らしに陥っていたそうです。

自民党などの代議士たちが絡み、彼らの選挙絡みの教団への依存で、こんなことになってしまいましたが、そのもとと言えば安倍さんのじいちゃんの岸元首相が韓国から旧統一教会を日本に引っ張り込んだのが始まりです。

そして、教団は日本の政界に深く入り込んで、彼らの教義を基にした法案を作るように政治家たちに迫っていたのです。

今でも、教団に関係した多くの自民党議員らが国会を歩き回っています。

そんな政治家を全部追い払おうとしたら、与党議員の多くや一部の野党議員は職を失うでしょうね。

ハッキリ言って、教団に関係してた議員はみんな辞めてしまえと言いたいです。

教団は「極めて残念であり、遺憾。偏った情報に基づいて、政府がこのような重大な判断を下したことは痛恨の極み」という声明を出しまた。

彼らからすれば、選挙にあんなに協力したのに手のひらを返されたという認識でしょう。

まあ、そんなことを言われても仕方ないですね。

それほど、日本の政治家連中は腐っていたという事で、みんな教団からサッサと逃げてしまったんですから…。

宗教絡みの問題は、のめり込んでる信者本人と家族が相反する気持ちを持っているから起こるもので、信者としては「どうして分かってくれないの」と家族に敵意を抱いてしまいます。

大金を献金される家族は逆に「いい加減にしてくれ」という気持ちでしょう。

精神を蝕まれる？宗教については、大きな問題もあるでしょうが、人生に疲れて悩む信者にとっては、最後の救いにもなるでしょうから、その辺りが難しい所です。

信者にとっては献金するのが当たり前、家族にとっては冗談じゃないということです。

まあ、世の中が安定して、みんな幸せに生きることができれば問題ないのでしょうが、今の政治や経済状況では、宗教に頼りたくなる気持ちも分からんではありません。

詐欺被害も同じで、人の心の隙間にサッと入って精神状態をおかしくし、金銭を搾取するのです。

人の言う事を信じてしまうからそんな被害が起こるんですが、巧みな言葉で騙くらかす輩が世の中にはたくさんいます。

どんなに苦しくてもそんな宗教や詐欺行為には、騙されんようにして下さいね。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。