ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

ニュースが多すぎて…

2023-03-14 10:06:21 | 日記
今朝の新聞は、ニュースが多すぎて紙面づくりが大変だったろうと思います。

①袴田事件の再審請求が認められた。
②ノーベル賞作家の大江健三郎さんの死去
③女性初の参院議長の扇千景さんの死去
④北朝鮮が潜水艦から巡航ミサイルを発射した
⑤「脱マスク」の初日の様子

などなどのニュースが紙面に踊っていました。

中でも、①の袴田事件の再審請求が認められたというニュースは、日本の警察および検察のこれまでの主張を大きく覆すもので、袴田さんの犯行を裏付ける証拠となった味噌樽に隠されていたという犯行時の着衣が官憲側の捏造だった疑いが強いという判断です。

よくある話ですが、警察が犯人を特定する際にハナから袴田さんの犯行だと決めつけて捜査を進め、証拠がないから捏造したのかもという疑いが出てきたのです。

一体、当時の捜査員は何を根拠に彼を犯人と決め付けたのでしょうか?

袴田さんには、最高裁で死刑判決が確定され、その後何度も再審請求が出され、その度に裁判が行われるまで長い時間が掛かりました。

今回、再審請求が認められたものの実際に裁判が始まるまでに、また長い時間が掛かるのでしょう。

日本の裁判は、どうしてこんなに時間が掛かるのでしょうか。

もう90歳になろうかという袴田さんが亡くなるまでに裁判が始まるんでしょうかね。

そして、彼がもし犯人じゃなかったら、本当の犯人はどこにどう隠れていたんでしょうか。

犯行から長い時間が掛かり、もう本当の犯人は死んじゃってるかもしれません。

そして、②のノーベル賞作家・大江健三郎さんの死去…。

東大生時代に作家としてデビューし、その後ヒット作を連発して、原発反対や9条を守る会などで日本の行く末の危機感を熱意を込めて語ってきた人です。

じいちゃんもどちらかというと彼の主張に感銘を受けた一人ですが、戦後75年以上戦争のない平和な国であったはずの日本が、安倍政権で米国とともに歩むために、戦争のできる国に変貌していく姿を危機感を持ちながら眺めているしかないのが実情です。

岸田政権も、その歩みを踏襲して、日本は危ない道を辿ろうとしています。

政府が力を入れる「中国が怖い」「北朝鮮が怖い」「ロシアが怖い」というキャンペーンに踊らされて、軍備の強化やそれらの国への制裁処置を見守るしかない現状にこそ、危ない道への未来が見えるような気がします。

確かに、台湾を武力で併合しようとしている中国や今朝もミサイルをぶっ放して威嚇する北朝鮮、ウクライナに戦争を仕掛けてやまないロシアは武力を背景に活動する怖い国であることに間違いありません。

その指導者たちがみんな独裁者というレッテルを貼られて、民主主義国の敵だということは分かります。

しかし、彼らの言い分は「俺たちは民主主義国から追い込まれて仕方なく、自分たちの国を守るためにやってるのだ」という主張です。

互いに異なる主義・主張があるでしょうから、話し合いで落としどころを探ればいいのにと考えるじいちゃんは軟弱者なのでしょうか。
コメント
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