海上自衛隊の中東派遣

　政府は、閣議で海上自衛隊の中東派遣を決定しました。

　研究・調査目的ということで法律の整備も国会の承認もスッ飛ばしての決定です。

　何事もなければいいのですが、派遣される自衛隊員自身も家族も不安でしょう。

　だって、相手が攻撃してきても基本的にはやられるまで手が出せないんですから…。

　戦闘状態に陥るまで研究・調査したって逃げ帰れないんだから、政府の閣僚は何かあったら死んでしまえと言ってるようなもんです。

　それもこれも憲法９条があるからだと彼奴らは言いたいんでしょうが、本来軍備を持ってちゃいけない憲法を持つ日本がスゴイ装備を持ってるんだから始末に負えません。

　昨日のＴＶ番組で自衛隊を紹介する映像が流れていましたが、それはそれはスゴイ装備が揃っていて、訓練で使うだけじゃ～もったいないという感じが平和ボケのじいちゃんでもしてしまいます。

　政治家の中には折角持ってるんだから、早く憲法を改正して実戦で使ってみたいなんていう輩もいるでしょう。

　アメリカのキチガイ（すいません）大統領なんかは、軍事産業を儲けさせるために戦争がしたくてウズウズしています。

　核兵器と同様に「持ってるけど使わない」兵器を造るために、その何分の一かで世界中で飢えてる人たちを助けられるというのに、わざわざ大金を使ってるんだから人間は本当にバカなんだよなぁ～。

　軍用機もただただカッコよく飛んでるだけならスゴイと思うけど、韓国軍艦にレーダー照射を浴びた時のように（Ｐ－３Ｃだが）、戦闘機のスクランブル出動が行われる様な境界線では何かが偶発してもおかしくないんですね。

　それで射ち落とされて自衛官が殉職したら日本政府は「これは遺憾なことだ」と言うだけじゃ～国民感情は治まらないでしょう。

　自衛のために軍備は必要と言うのも理解できるけど、兵器がなくならないのは一部に他国の領土を奪ってしまえなんていう私利私欲に走る人たちがいるし、それに反発する人もいるからです。

　中国やロシアなんて、今でも「領土を広げたくて…」と思ってるんだろう。

　なんでなん？

　自分たちの祖先が住んでた地域で楽しく暮らしていればいいんじゃない？

　まあ、彼奴らは昔っから領土を取ったり取られたりとバカなことばっかりしてるから、戦好きな男どもが少なくなればいいんでしょう。

　女性ばかりの世界なら、口では罵り合うけど力づくで決着をつけることは少なくなるでしょうが、もの凄く陰湿な戦いは繰り広げられるでしょうね。

　対立してた国の女性大統領が突然毒殺されたりとか…。

　結局、真相は闇に葬られて戦争にはならんかもしれんけど…。