ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

「アーキビスト」1000人養成へ

2019-12-22 10:10:38 | 日記
 朝刊に「アーキビスト」という初めて聞く単語がタイトルになっていました。

 「アーキビスト」とは公文書管理の専門職のことらしく、美術館の学芸員や図書館の司書のような専門の知識を持った人たちのようです。

 公文書を役人たちが管理している我が国では、今年も政府が野党に突かれる度に「どこにあるか分らない」とか、「棄てちゃった」とかノラリクラリと追及をかわしてこれたのも「アーキビスト」という専門職の人たちを養成してこなかったからでしょう。

 自分たちに都合の悪い事は秘密にしておきたい人たちが、権力の座についているんだから公に政府から独立して公文書を管理する人がいたら都合が悪いからでしょう。

 欧米では「アーキビスト」がちゃんといて、公文書がキチンと保管・保護・整理されています。

 政府は、2026年までに1000人の「アーキビスト」を養成する計画だそうですが、その頃にゃ~安倍さんも首相をやってないだろうし、今問題になってることは、すべて闇の中に葬り去られていることでしょう。

 公文書は、すべて永久に保管し(デジタル化しちゃえば場所も取らないし)、外国との密約なんかも50年経ったら公開するなんていう法律でもできれば、その当時の歴史的な背景も明らかになるだろうし、未来の人たちにとって有益なものになるでしょう。

 まったく、日本の政治・官僚構造という奴は、これだけを見ても酷い状況です。

 自分たちさえ良ければ、国民なんてどうでもいい。

 「みんなで隠しときゃ~バレないもんね」ということばかりで、後は「知らん存ぜぬ」で押し通せば「人の噂も七十五日」ですからね。

 このいい加減さが日本人のいいとこでもあるし、悪いとこでもあります。

 じいちゃんなんか、けっこう長いことイヤなことは忘れない方だから、困ることも多々あるのですが…。
コメント
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