みんな寝耳に水だった「島田紳介の突然の引退」について少し考えてみたいと思います。
このブログでは、若い頃のじいちゃんの体験に基づく芸能界のお話を時々扱ってきましたが、今回の「紳介引退の要因」になったのも「暴力団との関係」にあったようです。
暴力団は、確かに怖い人たちの集団なので、できるだけ近寄らないようにするのは当然ですし、この時代にかの人たちとお付き合いするのはいかがなものかとじいちゃんも思います。
しかし、日本の芸能界の長い歴史の中では「暴力団(やくざ)」の人たちの活躍を忘れるわけにはいかんのです。
芸能と言うのは、そもそも神に奉げる神楽舞などから始まって、能や狂言など皇族や貴族の人たちの庇護のもとに生業を営んできました。
その一方で出雲阿国をはじめとする舞踊集団などが一般の人々の人気を集め、京都の鴨川の河原などに舞台を設えて興行を行ったのが暴力団と呼ばれる前のやくざさんたちの初期の姿を呈した人たちでした。
もちろん芸能だけでなく、スポーツ(相撲・プロレスなどなど)にもこの方々は手を出して、地方へ行けばいくほどこうした興行の主としてやくざの皆さんは活躍してきました。
吉本興業だって、会社が創設された頃は、こうした方々の協力がなくては興行ができなかったのではないでしょうか(表向きはないと言うだろうけどね)。
つまり、以前は「必要悪」という部類に入る関係だったんです。
けど、今は全部ダメです。
紳介は「僕の認識が甘かった」と言ってますが、トラブルを解決してもらって(十数年前に大きなトラブルがあって、それを暴力団の人に解決してもらったらしい)「ごめんね。ありがとう」と言わないとしたら(実際には紹介された友人を介して謝礼したらしい)、彼らは次は自分をターゲットにして食らいついてくると紳介がビビったのも無理ありません。
最近のやくざ組織では、「企業やくざ」と呼ばれる本当に普通の仕事をしているところがいっぱいあって、なにがなんだか見分けがつかないものがあります。
トラブルが発生して、はじめて暴力団絡みか!って分ることが非常に多いですね。
この人たち、はじめは本当にいい人で優しく近寄って来ます。
そして、ゆっくりと無理難題を押し付けて、ある時豹変するんですね。
暴力団だと知ってはじめからつきあってれば、こんなトラブルおきませんが、ほとんどが知らないで付き合ってるので、豹変された時には、手遅れです。
今後、芸能界も様々な形で淘汰されて、暴力団の影もどんどん薄くなっていくんでしょうが、はっきり言って今日の人気が明日も続くとは限らない商売ですから、魔の手が忍び寄って来やすい世界です。
芸人の人たちは、特に身辺に気をつけて、芸能界の荒波を渡って行って欲しいと思います。
このブログでは、若い頃のじいちゃんの体験に基づく芸能界のお話を時々扱ってきましたが、今回の「紳介引退の要因」になったのも「暴力団との関係」にあったようです。
暴力団は、確かに怖い人たちの集団なので、できるだけ近寄らないようにするのは当然ですし、この時代にかの人たちとお付き合いするのはいかがなものかとじいちゃんも思います。
しかし、日本の芸能界の長い歴史の中では「暴力団(やくざ)」の人たちの活躍を忘れるわけにはいかんのです。
芸能と言うのは、そもそも神に奉げる神楽舞などから始まって、能や狂言など皇族や貴族の人たちの庇護のもとに生業を営んできました。
その一方で出雲阿国をはじめとする舞踊集団などが一般の人々の人気を集め、京都の鴨川の河原などに舞台を設えて興行を行ったのが暴力団と呼ばれる前のやくざさんたちの初期の姿を呈した人たちでした。
もちろん芸能だけでなく、スポーツ(相撲・プロレスなどなど)にもこの方々は手を出して、地方へ行けばいくほどこうした興行の主としてやくざの皆さんは活躍してきました。
吉本興業だって、会社が創設された頃は、こうした方々の協力がなくては興行ができなかったのではないでしょうか(表向きはないと言うだろうけどね)。
つまり、以前は「必要悪」という部類に入る関係だったんです。
けど、今は全部ダメです。
紳介は「僕の認識が甘かった」と言ってますが、トラブルを解決してもらって(十数年前に大きなトラブルがあって、それを暴力団の人に解決してもらったらしい)「ごめんね。ありがとう」と言わないとしたら(実際には紹介された友人を介して謝礼したらしい)、彼らは次は自分をターゲットにして食らいついてくると紳介がビビったのも無理ありません。
最近のやくざ組織では、「企業やくざ」と呼ばれる本当に普通の仕事をしているところがいっぱいあって、なにがなんだか見分けがつかないものがあります。
トラブルが発生して、はじめて暴力団絡みか!って分ることが非常に多いですね。
この人たち、はじめは本当にいい人で優しく近寄って来ます。
そして、ゆっくりと無理難題を押し付けて、ある時豹変するんですね。
暴力団だと知ってはじめからつきあってれば、こんなトラブルおきませんが、ほとんどが知らないで付き合ってるので、豹変された時には、手遅れです。
今後、芸能界も様々な形で淘汰されて、暴力団の影もどんどん薄くなっていくんでしょうが、はっきり言って今日の人気が明日も続くとは限らない商売ですから、魔の手が忍び寄って来やすい世界です。
芸人の人たちは、特に身辺に気をつけて、芸能界の荒波を渡って行って欲しいと思います。