★小雪・カンナ・ひなた・珊瑚・小雨のcogi-log★

先天性巨大食道症とリウマチと闘い、お空へと旅立った小雪さん&その娘カンナさんの思い出と、新入り小雨さんのコギ日記です。

緊迫。

2007-12-24 22:32:57 | ○通院記録(HD)○
12月22日(土)、小雪さんの乳腺腫瘍除去&避妊手術は、無事に終わりました。
心配してくださった方々、本当にありがとうございました<(_ _*)>
今日は、22日の様子~手術~今日の小雪さんの様子を書いていきますね。

22日(土)は、午後から生憎の雨でした…。
小雪さんには手術前までの時間を、家でゆっくりと過ごしてもらいました。




予定ですと、手術開始時間は午後7:30頃ということでした。
夕ゴハン抜きなので、午後3:30頃までお水は飲めるようにしていましたが
トイレシートを見てみると、小雪さん、食糞をしてしまったかなと思えるような
状態が見られました…。
小雪さんの様子をできるだけ観察していましたが、喉のところがゴボゴボと
していましたが、病院で状況をお話しして判断していただこうと思いました。

午後6:15、小雪さんを車に乗せます。
小雪さんだけが夕ゴハンを食べられないため、小雪さんが車で待っている間に
カンナ&ひなた&珊瑚さんたちの夕ゴハンをあげます。
食べ終わったのを確認して出発です。



小雪さんはいつものように嬉しそうな表情で車に乗っていましたが、
そんな小雪さんを見ては泣き出しそうになったり…。
不安と緊張のせいか、小雪さんに笑顔で話しかけるのがやっとでした。

午後7:00過ぎに病院へと到着しました。
とっても混んでいましたが、30分たったところで診察室へと入ります。
そこで、小雪さんの今日の様子などをお話しして、麻酔注射を打ちました。
小雪さんの手術の時間まで、抱っこして待ちます。

そして午後8:00過ぎに手術開始です。



お腹の毛をバリカンできれいに刈り、消毒をしていきます。
先に二つの『乳腺腫瘍除去手術』から行いました。
小雪さんの『乳腺腫瘍』は左右一つずつです。



小指の爪よりも小さく、白っぽい腫瘍が取れました。
写真をクリックすると、モザイクのない写真が見れますが
苦手な方にはオススメできません。



そして、『避妊手術』を行っていきます。
今回の『避妊手術』もカンナさんのときと同様に、小雪さんの子宮の状態を見て
子宮全摘か、卵巣のみの摘出かが決まります。

小雪さんの細身の体型からは想像できないほどの脂肪があり、
先生は子宮を見つけるのにとっても苦労されていました。
子宮はとってもきれいな状態だったので、卵巣のみ摘出となりました。



写真をクリックすると、モザイクのない写真が見れますが
苦手な方にはオススメできません。



無事に『乳腺腫瘍除去&避妊手術』を終えたので縫合していきます。




これで無事に終了ということで、麻酔から覚ます注射をしますが…
突如、小雪さんの鼻と口から大量の吐瀉物が流れ出てきました。
きっと、喉でゴボゴボとしていたものかもしれません。
小雪さんはまだ麻酔から覚めていない状態で、吐瀉物が肺に入ってしまったら
死に至る危険性があるので、手術台に寝ている小雪さんの体を斜めに傾け
吐瀉物がスムーズに排出されるようにしていきました。
吐瀉物の排出が一段落したところで待合室に移動し、小雪さんの目が覚めるのを
様子を見ながら待ちます。

目が覚めたところで数回吐いてしまい、鼻からもまだ吐瀉物が出てきていました。
小雪さんの様子が落ち着くまで病院にいましたが、午後9:30病院を後にしました。
帰りの車中でも吐く素振りを何度もし、鼻からの吐瀉物は続いていました。

午後10:00過ぎ、自宅へと到着。
すでに主人は帰宅していて、小雪さんの状況を話しました。
小雪さん、病院での吐瀉物の排出が胃や食道から逆流してきたために
胃液で食道や喉・鼻粘膜に酷い炎症を起こしてしまい、
今度は咳・鼻水が出るようになってしまいました…。

黄色く濁った粘度の高い鼻水は、鼻を詰まらせ、口呼吸しかできなくなってしまい
小雪さんは苦しくて寝ることもできません。

午後11:30頃に先生へと電話をして、小雪さんの状況をお話ししました。
『ティッシュのこよりで、クシャミを何度もさせてください。』
とのことで、何度も何度も試しましたがうまくいきませんでした…。
このままでは、手術後の疲れた小雪さんには酷過ぎると思った飼い主~ズは、
自分たちの口で、小雪さんの鼻水を吸い出すことにしました。
主人は上手く吸い出せず、私が吸い出すとかなりの鼻水が出てきたので
何度も吸い出しては拭いて、吸い出しては拭いて…を繰り返しました。
最終的には、小雪さんの鼻にティッシュをあてがい、
ティッシュ越しから口で吸い出す方法を考え出しました。


その日の夜中の小雪さんはやっぱり寝ることができず、
ひなた&珊瑚さんのゲージ内に置いてあるお水をこっそりとがぶ飲みしてしまい
吐いてしまう始末…。小雪さんにとってとっても辛い夜になってしまいました。

翌日(23日)の小雪さんは、やっぱり元気がありません。
手術の傷口の痛み、睡眠不足、疲れが重なってしまっているからでしょう…。
朝ゴハンに痛み止めや化膿止めなどの入った薬を混ぜたものを半分だけ
食べることができました。
『翌日にも小雪ちゃんを診せてください』とのことだったので、
午前中に小雪さんを連れて病院へと行ってきました。
病院ではいつも頑張ってしまう小雪さん、娘さん先生が出してくれた
缶詰フードをガッツガッツと食べ、二回もおわかりをしていました。
注射を二本打っていただき、多めの強肝剤を服用して終了です。

帰りにドラッグストアで、コレを買って帰りました。
土曜日の夜にもコレがあったら、随分と違っただろうなと思います。
今は、コレで5~10分おきに小雪さんの鼻水を吸い取っていきます。
鼻水は、黄色いままですが粘度は弱まってきています。




術後二日目の今日の小雪さんですが、朝ゴハン&夕ゴハンともに完食でしたが
咳が頻繁に出てしまうため、何度も吐いてしまっています…。
傷の痛みよりも、咳や鼻水が止まらない状況の方が辛いようで
昼間はウロウロとしていて、寝ることができない様子でした。
私も小雪さんに付きっきりで様子を見ています。
とにかく早く咳と鼻水が治まって、落ち着いた時間を過ごさせてあげたいです。



 
小雪さんの応援と共によろしくお願いします(*・人・*)



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張れ (ダイナママ)
2007-12-25 00:11:21
ミナさんが大変な時にメールしてしまいすみませんでした。小雪さん頑張り屋さんだから、きっと具合が悪いところを見せたくなかったのかもね。気持ち悪くても我慢していたのかな?

小雪さんが早く良くなりますように…。
返信する
Unknown (shino)
2007-12-25 09:22:45
昨日も一昨日も何度か見にきたんだけど
更新されてない様子だったから気になってた!
若い元気な子でさえ、やっぱり手術後1日ぐらいは
元気がないのに
小雪さんは鼻水・咳もあり
余計にしんどいよねー(;∀;)
でも麻酔事故などなく無事に終わることができてよかった(>д<;)
ノンはまだ水みたいな鼻水しか見たこと無いから
将来、ドロっとした鼻水を見るようなことがあれば
こういう吸うやつ?が大変役にたつだろうね!
返信する
Unknown (キチ。)
2007-12-25 23:32:18
先日、手術するとの記事を見て、とうとう決心されたんだと思っておりました。
悪いものは早めに取っておくに越したことはないですもんね。
小雪ちゃん、めちゃめちゃ頑張ったのに咳と鼻水に悩まされるなんて本当に辛いですね。
でも、minaさんには心から信頼できる先生が側に居ます。
1人で抱え込まないで、先生にもいっぱい相談してくださいね。
小雪ちゃんが早く落ち着きますように。。。
返信する
Unknown (mina)
2007-12-29 01:39:09
★ダイナママさん★
本当に深刻な状態だったんです…。
だから電話に出られるような状況ではありませんでした。
小雪は本当に我慢強く、とってもしっかりした子です。
そんな小雪が本当に苦しそうな表情で寝ることもできず、喉や鼻の粘膜が
吐瀉物の胃液でただれて炎症が起きて、咳は止まらず、鼻が詰まって
呼吸も思うようにできない…そんな辛く長い時間でした。
ただれて炎症が起きてしまった喉や鼻の粘膜が回復するまでには、
まだまだ時間がかかってしまいそうです。


★shinoさん★
ブログを更新できるような状況と心境じゃなかったんだよね…。
文章力が未熟だからうまく伝えられないんだけど、かなり深刻な状況で
本当に大変だったんだ。手術をした部分の痛みよりも、吐瀉物が鼻や
口から出てきてしまう状況の方が深刻だった…。
だって肺に吐いちゃってたら命を落とす危険があったからね…。
麻酔がかかってたから咳をすることもできないくて、付き添ってる私も
怖くてたまらなかったよ。先生が見ててくれたからよかったんだけど、
予想外のことで本当に怖かった…。
なんとか手術を終えることができたから、あとは小雪の咳と鼻水が
治まってくれるといいんだけどねェ。


★キチ。さん★
この文章ではうまく伝わらないんですが、かなり深刻な状況でした。
逆流してきた吐瀉物の胃液で、喉や鼻の粘膜がただれて炎症が起きて
痰や鼻水が出てしまっているんです…。今も続いてしまってます。
手術の後も咳が酷くて、何度も吐いてしまった日があって
そのときも先生に相談して診ていただきました。
夜にお電話をしても出ていただけるっていうのは、本当に心強いです。
なんとか、咳も鼻水も治まった状態で新年を迎えられるといいんですが
まだちょっと時間がかかりそうです。

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