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★小雪・カンナ・ひなた・珊瑚・小雨のcogi-log★

先天性巨大食道症とリウマチと闘い、お空へと旅立った小雪さん&その娘カンナさんの思い出と、新入り小雨さんのコギ日記です。

★★ 自己紹介 ★★




★小 雪★ (♀) 2000.7.1~2012.5.11
         先天性巨大食道症を抱え、のちにリウマチを発症し
        誤嚥性肺炎を何度も患いながらも、たくさん頑張ってくれました。

★カンナ★ (♀) 2001.8.2~2013.1.9
        小雪さんの娘。
        右肺中葉部分に約3cmの組織球性肉腫が見つかり、
        右肺中葉切除手術を受ける。
        のちに椎間板ヘルニア ハンセン2型を患い手術。
        大きい手術を2回、入院3回と10才を過ぎてからは
        辛いことが続いてしまいましたが
        たくさん頑張ってくれました。

★珊 瑚★ (♀) 2004.5.8          ★ひなた★ (♂) 2004.5.8
        カンナさんの娘。               カンナさんの息子。
        2012年に癲癇を発症。
        
★小 雨★ (♀) 2012.11.7
        2013年2月12日に家族となる。
        大泉門(頭蓋骨の頭頂部に穴がある)が閉じていませんでしたが、
        現在は問題なし。
        体重が7kgほどミニコギさんです。


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急速。

2014-01-19 01:07:14 | ○珊瑚さん○
前回の記事で、珊瑚さんのお散歩での様子の変化について書かせていただきましたが、
その日の夜に、ホームドクターで診ていただきました。



珊瑚さんの様子、気になること、懸念していることなどをお伝えしました。
 ●昼間のお散歩ではしっかりと歩いてくれるが、夜のお散歩ではなかなか進まず
  顔に草や枝が当たるとビクッ!と驚くことがとても多い。
 ●目を気にしていたり、痛がったりしている様子は見られない。
 ●腰の痛みもない様子、癲癇の前兆症状でもない様子にもかかわらず
  夜のお散歩でスムーズに歩けないのは、目があまり見えていないんじゃいか?


 ●老齢性の白内障になるのか?
 ●緑内障の可能性はないのか?
 ●眼圧は大丈夫なのか?


これらのことを踏まえて、珊瑚さんの目の状態を診ていただきました。
最初に眼球へライトを当て、眼球の濁りや白さを診ていただくと
年齢の割に眼球の白濁が進んでいるとのことでした。
続いて、緑内障の心配があったので、眼圧の測定をしていただきました。



こちらは問題はなく、眼球に赤みもないので緑内障の心配はないとのことでした。
結果、珊瑚さんの目は老齢性白内障でした。

珊瑚さんは現在9才、今年の5月で10才を迎えます。
老齢性の白内障はだいたい8~10歳以上になると増えてきます。
同い年のひなたさんには、珊瑚さんのような様子はまったく見られず、
小雪さん(享年11才10ヶ月)も、カンナさん(享年11才5ヶ月)にも見られなかったので
珊瑚さんは始まりが早く、進行も少し早いのかもしれません。

もし珊瑚さんが2才や3才の若年性の白内障だったら、手術も考えるでしょう。
でも珊瑚さんのこれから先の時間の長さや、癲癇のこと、入院生活での不安や
恐怖によるストレスなどを考えてみたとき、外科的治療は避けたいと思いました。
白内障の内科的治療は点眼薬によるものになりますが、この点眼薬によって
劇的な変化を望むことは難しいようで、効果はゼロではないというお話でしたので
これから先の時間の長さを考えるのはとても苦しいことですが、
まだまだ車に乗せていろんな所へ連れて行ってあげたい、
いろんな景色を見せてあげたい、
ひなた&小雨さん、飼い主~ズのお顔を少しでも長く見れるようにしてあげたい、
そういう思いから、継続した点眼薬による治療をしたいと先生にお伝えしました。

点眼薬は週明けにならないと取り寄せができないそうなので、点眼薬開始は
火曜日あたりになりそうです。
珊瑚さんは、上手に点眼できるか心配です…。
とても臆病な性格なので、一点集中(爪切りや歯の様子を見るなど…)で固定すると
頑に拒否し、パニックになりやすいので、なかなか難しいかもしれません。
点眼薬、珊瑚さんに少しでも効果があってほしいなァ…。


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憂懼。

2014-01-17 00:09:46 | ○珊瑚さん○
【憂懼】→心配し恐れること。


ちょっとご無沙汰してしまいました…。
お風呂場の脱衣場の床にカーペットを一人で貼った飼い主~ズ妻です。
寒さはあれですね。やる気とかエイッ!っていう勇気(コタツやら布団から出る勇気)を
根こそぎ奪っていきますね…。

さて、飼い主~ズ中年妻の嘆きは置いておいて…
最近、ちょっと珊瑚さんの様子で気になることがあるんです。



以前から夜な夜な散歩をしていたんですが、先週あたりから歩く速度が
ガクッと落ちてしまいました。
『また腰が痛くなってしまったのか!?』、『癲癇の前兆症状が出ているのか!?』と
珊瑚さんにはいくつかの懸念材料があるので、とても心配なのです…。
珊瑚さんの首~腰まで骨に沿って、軽く押してみましたが痛がる様子はありません。
ときどき震えが出たりしますが、寒いせいからなのか、癲癇の前兆症状なのか
それを見極めるのはとても難しいのです。
珊瑚さんの母カンナさん、祖母の小雪さんが抱えてしまった『リウマチ』ですが
珊瑚さんが抱えてしまう可能性がないとはいえません。

夜な夜な散歩をしていて、珊瑚さんの様子を思い返してみると
排尿する前に匂いを嗅いだりするときに、草や枝が鼻に当たったときの仕草が
とても驚いた様子でビクッ!ビクッ!としているのです。
もしかしたら、夜はあまり見えていないんじゃないか
と思うようになりました。
試しに、夜な夜な散歩を真っ昼間の河川敷きでのお散歩に切り替えてみることにしました。
昼間の明るい空の下では、驚く様子もあまり見せずにスタスタと歩いたり
オモチャをくわえてみたりと、夜な夜な散歩では見られなくなってしまった行動が
見ることができました。



珊瑚さん、現在9才。5月で10才を迎えます。
まだ10才、もう10才…。
白内障が始まってもおかしくない年です。
老齢性の白内障だったら、年を重ねることができた子ならば必ずといっていいほど
抱えるものだと思いますが、『緑内障』だったら…と考えると心配でたまりません。
現在の珊瑚さんは、目を気にしたり触ったりする仕草はまったく見られません。
でも、やはりそういう変化が見られたということは、しっかり病院で診ていただいた方が
いいかなと思うので、今日の午後の診察開始時間に見ていただこうと思っています。
どうか、悪いものでありませんように…。



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好様。

2013-11-09 01:11:29 | ○珊瑚さん○
【好様】→よいさま。よいよう。


今日は、珊瑚さんの『椎間板物質除去手術』から約一ヶ月後の再診で、
浜松の動物病院(セカンドオピニオン)へと行ってきました。

珊瑚さん、久しぶりの病院でかなり緊張気味でした。



↑お外のベンチで待っている間のこの表情…とても不安な様子です。
今日もきっと、珊瑚さんの術後の様子や歩き方、筋肉のつき方などを見る診察だと思うのですが
珊瑚さんにそんなことはわかりませんから、待っている間中ずっと不安と緊張でいっぱいです。



↑病院内の待合室に移動して、飼い主~ズと待っている時間も挙動不審…。
挙げ句の果てに、途方に暮れて飼い主~ズ妻の太くたくましい足の下へ隠れる始末。
珊瑚さん、もういっぱいいっぱいです。

その後、担当の院長先生に呼ばれ、術後の様子や珊瑚さんの爪の擦れ方、
毎日45分ほどのお散歩をしていること、癲癇発作がなかったことなどをお話しして
お外に出て珊瑚さんの歩き方を見ていただき、触診していただきました。
珊瑚さんの歩き方ですが、若干まだ後ろ足が斜めになってしまったり
ほんの少し爪が地面を擦る音が出ていましたが、問題はなく、とても順調とのことでした。
気になっていた爪の擦れ方についてもお聞きしたのですが、珊瑚さんの爪の擦れ具合は
ナックリングで起こる爪の擦れとは削られ方が違うとのことで、こちらも問題ないそうです。
珊瑚さんの背中の丸みについてもお聞きしたのですが、痛みを庇うためにしていた姿勢が
そのまま癖になってしまった可能性が高いことも考えられるそうです。
足の筋肉については、触診していただき、しっかりとした筋肉がついているそうです。
夜な夜な3コギさん散歩の甲斐があったようです♪

珊瑚さんの『椎間板ヘルニア』についての診察は、とりあえず終了のようです。
このまま様子を見ていって、気になることがあった際にまた診ていただくという形になりました。
このまま順調に、何事もなく、病院のお世話にならずにすむことを願うばかりですが
我が家はなかなかそうはいかないことが多いので、気を抜かずにいかなければなりません…。

病院を後にして、いつものお決まりで『浜松城公園』を30分ほどお散歩していきました。



↑写真左から…ひなたさん、珊瑚さん、小雨さんです。

このあと帰路に着き、とってもささやかですが小雨さんの1才のお誕生日のお祝いをしました。
その様子は次回の更新でアップしたいと思います!




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後来 。

2013-11-07 00:04:21 | ○珊瑚さん○
【後来】→こののち。行く末。将来。


珊瑚さんが椎間板物質除去手術をして、38日が経過しました。
毎日毎日、雨の日以外は夜な夜な45分ほどのお散歩をしています。
足腰に筋肉をつけるために頑張ってくれていますが、アスファルトを歩いていると
ナックリングほど酷いものではありませんが、時々爪が擦れる音がしています。
両後ろ足の爪を見てみると、





真ん中の2本だけ長さが違い、短くなっていることがわかります。
出血や痛がっている様子はありません。

ナックリングをしている後ろ足は、カンナさん(ひなた&珊瑚さんの母犬)もそうでしたが
爪の表面が擦れ、爪の上の部分の毛が擦れてちぎれてきます。
今のところ珊瑚さんにそこまでの状態は見られてはいませんが、これからの状態によっては
後ろ足を保護する対策をしなければならないかもしれません。
カンナさんがナックリングをして、車イスでのお散歩のときに使っていた
保護靴を使ってみるのも一つの方法かもしれません。
カンナさんが生前に使っていた靴はこれら↓なのですが、

 

これだとちょっと大げさになってしまうので、ゴム製の靴下のようなものを
試したいとおもっています。
それと、我が家は床ばかりなので、珊瑚さんの足腰に負担がかかってしまってることも事実で
それらも考えていかなければならないと思っています。


珊瑚さん自身に、頑張っているという自覚はないのかもしれませんが、
飼い主~ズから見ていると、楽しそうに頑張ってくれているかな~って感じです。





そうだね、いろいろな意味で頑張ってくれてるね。ご苦労様です。


今日は、小雨さんの1才の誕生日です。
今日は飼い主~ズ夫が仕事のため、明日、ささやかにお祝いをしたいと思います。

そして明日は、術後一ヶ月の再診に浜松の動物病院まで行ってきます。
爪の減り具合も診ていただこうと思っています。



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快調。

2013-10-16 00:04:07 | ○珊瑚さん○
昨日、予定通りに珊瑚さんの抜糸に行ってきました。

珊瑚さん、術後から15日目なのですが、とても毛の伸びが早く(笑)
患部の状態も良好とのことでした!

 

珊瑚さんの抜糸は、特殊なハサミのような道具で簡単に終了。
珊瑚さんの歩き方も力強い足取りで、もうどんどんお散歩してもOK!ですが
まだダッシュや階段の上り下りはできませんが、ゆっくりと歩くお散歩なら
たくさん歩いてもいいそうなので、珊瑚さんには思う存分、歩いてもらおうと思います。


そして、病理組織検査に出していた『乳腺腫瘍』の詳細がわかりました。
『乳腺腫瘍』だと思われていたのですが、まったく違うモノでした。
こちら↓が病理組織検査の詳細結果になります。



↑写真をクリックすると<拡大版>が見れます。
『乳腺腫瘍』だと思われていたモノは、
非腫瘍性嚢胞(のうほう)【毛包性嚢胞(もうほうせいのうほう】でした。

【毛包性嚢胞】→拡張した毛嚢内に毛質、ケラチンあるいは脂腺性の物質を含んだ
       ゆっくり成長する良性の嚢胞性の病変。良性腫瘍に分類されることもあり
       頭皮・耳・顔・背中などに好発すると報告されている。
       細菌感染がない場合は疾痛など発生せず、臨床的には嚢胞を穿刺すると
       特徴的なチーズ様、あるいは悪臭を放つ上皮の死骸や脂質が採取される。


『乳腺腫瘍』とはまったく別のものでした。
この【毛包性嚢胞】は今後もできる可能性があるため、位置的に乳腺のある場所にできたこともあり
『乳腺腫瘍』か【毛包性嚢胞】なのかをしっかり判断してかなければならないそうです。

私の不安や心配で、珊瑚さんの乳腺をとらずにすみ、大きな傷を作らずにすみ、
冷静な判断と、現在の『乳腺腫瘍』の際に行われる手術の方法などをしっかりとお話してくださり
担当してくださった先生にとても感謝しています。


病院での珊瑚さんの様子ですが、入院中のことを思い出しパニックになってしまったり
怯えが出てしまうんじゃないかと心配していましたが、今回は飼い主~ズが終始一緒だったせいか
多少の緊張はしていたものの、とても頑張ってくれました。



帰宅後も落ち着いた様子を見せてくれているので、少しホッとしています。
今回の病院もいっぱい頑張ってくれました。
次回の通院は三週間後で、歩き方や筋肉の付き方などを診ていただく予定です。
これで術後の一区切りがつき、あとは一緒にゆっくりと歩んでいけたら
筋肉もつき、珊瑚さんの心にも落ち着きを取り戻せるんじゃないかなと思います。
珊瑚さんのことを心配してくださったみなさま、温かいお言葉をありがとうございました。



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歩武。

2013-10-14 00:52:52 | ○珊瑚さん○
【歩武】→足のはこび。足取り。


先週の金曜日(11日)に、3コギさあんを連れてお散歩に行ってきました。
珊瑚さんが術後10日ということもあって、車で20分ほどの公園へと行ってきました。
今回のペアは、ひなた&小雨さんの前進のみペア、珊瑚さんはゆっくりと歩いてもらうため
シングル仕様にしました。



↑お散歩開始早々、小雨さんテンションがアホみたいに高く
目的地もわからないのに、リードが少しでも緩もうもんなら突っ走ろうとして、
こっちへピューン!あっちへピューン!そっちにもピューン!でもう大変です…。
小雨さんは兄さんと一緒で嬉しくて仕方ないのですが、兄さん若干うんざり顔で
お散歩しておりました…。

一方、珊瑚さんは飼い主~ズ夫と歩いておりますが、小雨さんのピューン!やら
ひなたさんがそれに付き合わされている様子に触発されてなのか
少し早足で歩いてくれました。




珊瑚さん、まだまだ筋肉がついていないので、後ろ足にあんまり踏ん張りがきかず
後ろ足が左右に少し揺れてしまいます。
でも珊瑚さんは全く気にする事なく、マーキング女王全開で歩いてくれています。

今あまり無理をしてしまうと、珊瑚さんのこれまでの頑張りが無駄になってしまうので
お散歩は20分ほどで終了することにしました。



↑とってもいいお顔してくれてます♪
ちょっと後ろ足が不安定だけど、まだピクつきも心も少し落ち着いてないけど、
こうやって一緒に歩いて、乗り越えていこうね。
珊瑚さんは、ここからは抱っこで車まで戻りました。

一方、ピューン!な小雨さんは、ペース配分(そもそも彼女にこの文字は存在しない)崩壊で
お疲れのご様子。あんだけブイブイとピューン!いわせてたら、そらァ疲れるわな。



↑『ここで休憩にちます!』と動こうとしません。
この子が普通にお散歩できるようになる日はくるんだろうか…。
飼い主~ズ心配…。



明日(15日)は、術後2週間で抜糸をしてきます。
ホッチキスのようなもので留めてあるので、それを外すことになります。
少しずつ落ち着いて来ているところでの病院で、抜糸の際には10分ほど
飼い主の側を離れると思うので、帰宅後に『癲癇発作』が起きてしまうのではないかと
とても不安でいっぱいです。
またこちらでご報告させていただけたらと思います。




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康寧。

2013-10-08 00:02:57 | ○珊瑚さん○
【康寧】→やすらかなこと。平穏無事であること。


昨日、予定通り珊瑚さんは無事に退院することができました。
退院前に先生とお話をし、珊瑚さんの状態、気をつけることなどをお聞きしました。
一週間ぶりに再会した珊瑚さんは、少しのことでビクビクしてしまい、涎もスゴく、
とても心細かったことが伺えました…。

病院に停めた車の中で一週間ぶりに、ひなた&小雨さんに再会しました。
ひなたさんは珊瑚さんの匂いを嗅ぎ、納得した様子で珊瑚さんと一緒にゲージに入りました。
ひなたさん、実は珊瑚さんが入院していた間はとても大人しくなってしまい
吠えることもなく、気落ちしているようでした。
だから珊瑚さんが帰ってきたとわかったときは、なんだか嬉しそうな、安心したようでした。



珊瑚さんが初めての一週間の入院で、パニックになってしまうことが考えられたので
いつものお出かけのときと同じようにすることで、珊瑚さんの心の動揺が
少しでも落ち着いてくれるんじゃないかと思いました。
サービスエリアで休憩し、軽く歩き、お水を飲んで…いつも通りにしたのが良かったのか
車中ではパニックになることもなく、鳴きわめくこともなく穏やかにしててくれました。

前回の癲癇発作は、通院後の緊張と怖さの後に起きてしまったこともあり
自宅に到着してからが特に大変かなと覚悟していました。
退院日の朝に、【エクセグラン】を服用していたので、車中での様子や帰宅後の様子で
2回目の服用を考えていました。
【エクセグラン】の服用は、帰宅後の様子次第ですが、それ以降の服用は控えます。


自宅に到着するとすぐに珊瑚さんをいつもの場所に連れて行き、
『お散歩の帰りだよ~』という感じで過ごすことにしました。
珊瑚さんはお水をガブ飲みし、自分のトイレで何度も排便&排尿をしていました(笑)
きっと、自分の家に帰って来たことを実感していたのかもしれません。
昨日はとても暑かったので保冷剤を用意し、ゆっくりと休んでもらうことにしました。



↑少し安心したような表情をしてくれています。
初めてのCT検査をしていただいた後の帰宅後は、2時間ほどピィ~ピィ~と鳴きっぱなしでしたが
昨日はそんな様子もなく過ごしてくれました。

しかし、多少の興奮と高揚があるようで…



↑少し部屋の中を歩いたり、お水を何度も飲んだり、トイレに行ったりして
ようやく落ち着いて寝てくれたかな…と思うと、



↑また寝る場所を変えては眠れない感じで、まだ少し落ち着かない様子でした。
午後11時頃になるとようやく、落ち着いて寝てくれました~。
結局【エクセグラン】は服用せずにすみ、お守りとして常備しておきます。

珊瑚さんの様子ですが、寝ているときの体のピクつきは、やはりあります。
痛みでも体のピクつきが出てしまうことがありますが、珊瑚さんの場合はやはり
癲癇が関係したものかなと思います。
そして後ろ足の状態ですが、歩くことには全く問題はありませんが
多少のふらつきが見られ、力を入れて踏ん張ったりすることはまだできませんが
排便&排尿もしっかりしてくれましたし、珊瑚さん本人は全く気にする様子もなく
痛がる様子も見られないので、少しずつ無理をせず歩いていき
筋肉をつけていこうと思っています。
以前のような完全な足の状態に戻れるかどうかは誰にもわかりませんが、
幸いナックリングなどの麻痺は見られず、辛い痛みの原因を取り除くことができ
痛みを抑えるだけの内科的治療で、長期に渡っての薬の服用をせずにすみ
珊瑚さんには苦しい一週間となってしまいましたが、これで良かったんじゃないかなと思っています。

ガラスのような心の珊瑚さん、初めての手術・入院、家族と離ればなれの時間を
本当に懸命に乗り越えてくれました。その頑張りが無駄にならないように、
ここからは飼い主~ズが全力でサポートします。
またこれから珊瑚さんの様子を報告させていただきたいと思います。



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予後。

2013-10-06 00:18:58 | ○珊瑚さん○
一昨日4日、予定通りに珊瑚さんの入院する病院へと、経過や状態をお聞きするために
行ってきました。

     10月4日(水)【術後3日目】
●食欲もあり、後ろ足はまだぎこちないが、排便&排尿は歩いてできる。
●前日3日の癲癇発作は、朝・夜の2回見られたが、体が震える軽度の発作で
 約2分ほどの発作だった。
●前日3日の発作後から【エクセグラン】という抗癲癇薬を朝・夕の2回服用している。
 その後、癲癇発作は見られていない。

     【エクセグラン】
 成分名は『ゾニサミド』、錠剤です。
 二次性全般化発作(部分発作から始まり、全身のけいれんが起こる)を抑えます。
 血中濃度は25-35μg/ml位で癲癇おさまることが多い。
 今のところ肝臓への影響もうすいといわれ、副作用で軽度の鎮静状態が稀に
 認められることがあります。


●帰宅後に興奮状態に陥ってしまう可能性があるので、お守りとして何錠か
 処方していただくことにしました。
 帰宅後の夕ゴハンで服用したら、その後は服用を控えます。
退院は7日にでき、毎日少しずつ歩行をする。
 ダッシュや階段は禁止。
●手術から二週間後の15日に抜糸をしていただく。
●術後一ヶ月後には、いつもの生活ができるようになる。

一昨日の珊瑚さんの様子です。



↑術後からずっとICUで見ていただいています。
通常なら、術後落ち着いたら犬専用の入院室に移るのですが
珊瑚さんには癲癇発作のことがあるので、ここで様子を見てくださっているようです。
抗癲癇薬を服用しているので、少しボ~っとしている感じです。
私の姿が見えてしまうと興奮状態になってしまうため、腰を屈め身を潜めて遠くから
様子を見せていただきました。写真は院長先生に撮っていただきました。

癲癇のことについても少しお話をお聞きしました。
環境の変化で癲癇になってしまうことは多いそうです。
我が家の場合の環境の変化は、”小雪さんとカンナさんが旅立ってしまったこと”です…。
そしてリーダーである子がいなくなってしまうと、どうしていいかわからなくなり
塞ぎ込んでしまうことが多いそうで、それとは反対に、リーダーや成犬の子が
自分よりも下の位置の子、仔犬がいなくなってしまった場合は受け入れることが多いそうです。

やっぱり珊瑚さんは、心が痛かったんだなァ…。辛かったんだなァ…。
私も生きる気力を失ってしまったから、そんな様子も見て余計に苦しかったんだと思うと
胸が締めつけられる…。
小雨さんが家族になってくれた今、珊瑚さんの心が少しでも穏やかになれるように
過ごさせてあげたいと思います。

°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°

病院を後にし、ひなた&小雨さんのお散歩を浜松城公園で済ませ、帰り道をひた走ります。
途中、小雨さんがゲージで爪を挟んでしまい、ギャン泣きする事態があり
ひなたさんが入っているゲージに小雨さんも入ってもらうことにしました。
実は小雨さん、行きにゲージの中でウ○チをしてしまい、ドッグベッドを汚し
替えのマットを敷いていたのですが、それを度々くわえてしまうため
ゲージのネットが出てしまっていたのでした…。

普段は、ひなた&珊瑚さんが二人で入っているゲージに、小雨さんIN!



↑意外と落ち着いていて、馴染んでいます。
小雨さんは兄さん(ひなたさん)LOVEなので、いつも一人で入っているゲージよりも
いい子ちゃんにしててくれました。


『ひな~!小雨~!』と呼んでみると…



↑一緒にこちらを向きます。素直でよろしい♪


あとは二人揃って後の様子を見ていました。



↑小雨さん、兄さん(ひなたさん)LOVEですっかり安心しています。
珊瑚さんがいないことを、あまり理解していないみたいです…。
いいんだか、悪いんだか、能天気なんだか、アホちゃんなんだか、飼い主~ズも理解不能。

°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°☆.。.: *・°

昨日の午前中に、再び珊瑚さんの様子をお電話でお聞きしました。

     10月4日(水)【術後3日目】
●食欲はあり、ゴハンは完食。
●癲癇発作は見られていない。
●まだ後ろ足にあまり力は入らないが、悪化していることはなく、ナックリングもなく
 排便&排尿も歩いてしっかりできている。
●退院は予定通り7日にできる。

すごく大きな変化はありませんが、焦らず少しずつ歩いていこうと思います。
明日7日の午前中に、珊瑚さんのお迎えに行ってきます。
珊瑚のことを大変心配してくださったことを感謝しております。
またひきつづき、珊瑚さんの経過などをご報告させていただきたいと思います。



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様体。

2013-10-04 00:03:09 | ○珊瑚さん○
【様体】→人の姿かたち・ようす。病気のぐあい。病状。


珊瑚さんの先日の手術から二日が経過しました。
退院までの間、珊瑚さんの入院中の様子や経過をお電話でお聞きしています。

     10月2日(水)【術後1日目】
 ●とても大人しく、静かにしている。
 ●午後から食事を開始する。
 ●翌日から少しずつ、排便&排尿時に歩行を開始する。
 ●寝ているときのピクつきは見られていない。
  →痛みによるピクつきだった可能性が考えられる。

 ●背中の場合の抜糸は、術後二週間経過後に行う。


     10月2日(水)【術後2日目】
 ●食欲はあり、ゴハンを食べている。
 ●足の状態は、力は入るようになっているが、まだ歩き方がぎこちない。
 ●寝ているときのピクつきは見られていない。
 癲癇発作があった。
 →発作が出ていた時間は約2分で、ダイアップ(座薬)を使用し、重積発作は見られない。
 ●診察時に震えていたりと、珊瑚さんにとって入院は
  とても不安でストレスに繋がり今回の発作が出てしまったと考えられるので、
  少しでも珊瑚さんにストレスがかからないように十分にケアをしていく。


一番不安で懸念していた『癲癇発作』出てしまいました…。
前回の発作から20日程しか経っていませんでした。
やはり珊瑚さん一人っきりで入院というのは、不安で不安で仕方ないと思います。
病院のみなさんがとても良くしてくださることがとても救いですが、
珊瑚さんにとっては初めての人、知らない人で、入院中のワンコやニャンコがいる環境で
とても緊張もしますし、飼い主~ズがいないことの不安がとても大きいんだと思います。
珊瑚さんには辛く苦しい思いをさせてしまっていることが申し訳ないです…。


珊瑚さんの帰宅を待っているひなた&小雨さんの様子ですが…



ひなたさんは食欲&元気はありますが、とても静かにしています。
珊瑚さんとは生まれた時からずっと一緒に過ごし、離れたことがありませんでした。
お互いベッタリとくっついて過ごすということはありませんでしたが、
珊瑚さんの匂いや音がしないこと、姿が見えないことが苦しいのかもしれません。

小雨さんに遊ぼう!と、オモチャを顔面に押し付けられても



オモチャを取ろうともせず、小雨さんの横を通り過ぎていきます。
珊瑚さんが入院してからは、一人で過ごすことが多くなりました。

一方、小雨さんはというと…



いつもと何ら変わらず、能天気ガール元気に過ごしております。
珊瑚さんがいないこと、どういう風に感じ取っているんでしょうか。


本日4日にまた病院へ伺い、様子や経過から退院をいつにするかをお聞きしてきます。
6日に退院できるかもしれないというお話もあったのですが、主人の休みが翌日7日ということと
病院からの帰路(高速)で珊瑚さんがパニックや癲癇発作が起きてしまうことも予想されるので
私一人でお迎えに行くのは危険が伴うことも考えられ、7日に退院できればと思っています。
また次回の記事でご報告させていただけたらと思っています。



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憂心 。

2013-10-02 19:51:19 | ○珊瑚さん○
【 憂心 】→物事の成り行きなどについて心を痛めること。また、その気持ち。


先日10月1日(火)に、珊瑚さんの『椎間板物質除去手術』を行いました。
まずは、午前11時に手術前の診察をしていただき、『乳腺腫瘍』のことについて
担当の院長先生とお話をしました。
珊瑚さんの右側にある乳腺腫瘍は、発見から一ヶ月ほど経過していますが
大きさに目立った変化は見られませんでした。
乳腺腫瘍の大きさを計測すると7ミリという大きさで、この大きさで乳腺を切除してしまうのは
とても負担が大きいため、乳腺腫瘍だけを切除し、それを病理組織検査に出して
判定をしてからにしましょうということで、
今回の手術では乳腺腫瘍のみ切除ということになりました。


珊瑚さんの手術開始予定は午後3時ということで、午後2時半に手術前の最終説明をお聞きました。



↑珊瑚さんの脊椎を圧迫している椎間板は、『第一腰椎~第二腰椎間』にあります。
しかしW.コーギー.Pの場合、麻痺やナックリングの原因が、『DM(変性性脊髄症)』
『椎間板ヘルニア ハンセン2型』である可能性(珊瑚さんの母、カンナさんがそうでした)もあり、
W.コーギー.Pの場合は(W.コーギー.C/カーディガンは除く)その2点を忘れてはいけません。
今回の珊瑚さんの痛がる様子や、麻痺などが見られていないことから
『椎間板ヘルニア ハンセン1型』の可能性が高いというお話でした。

しかし、珊瑚さんの腰椎を圧迫している椎間板は少し深いところにあり
できる限り脊椎を持ち上げないようにするため(術後に麻痺が出やすい)に脊髄を削り、
そこから椎間板物質を引っ張り出すという方法で手術を進めていくとのことでした。


当初の手術開始予定時間から遅れた、午後3時50分から手術の準備が始まりました。



↑すでに珊瑚さんの右前足には留置針が入っています。
手術を担当する看護婦さんに抱っこされて、麻酔をかける準備に向かいます。
しかしこのときに、飼い主~ズの姿を見てしまった珊瑚さんは、パニックになってしまい
落ち着きがなくなり、泣きわめいてしまいました…。
それまでは大人しく、とてもいい子にしていてくれたそうです。
病院の方にとてもご迷惑をおかけしてしまいました…。


麻酔が効いたところで、背中の毛をバリカンで刈ります。



↑手術する箇所を念入りに何度も消毒をしています。
手術を執刀していただく院長先生、麻酔や呼吸、点滴などの様子を見る獣医さん、
そして看護婦さんの3名で手術を行っていきます。


やはり深いところにある椎間板物質を除去するのに、とても時間がかかりました。



↑脊髄を削り、出血がありながらの手術で、約2時間かかりました。
背中を縫合したところで、右側乳腺腫瘍を切除していただきました。


麻酔が覚めたところで器官に入れていたチューブを外し、まだボーッとしていますが
24時間態勢で獣医さんが見てくださるICUに入りました。



↑珊瑚さん、麻酔が覚めるのがとても早く、鳴きながらゲージから出ようとしていて
看護婦さんに撫でていただき、しばらく様子を見ていただきました。
飼い主~ズは珊瑚さんの視界に入らないように気をつけました。


術後、担当していただいた院長先生からお話をお聞きしました。
珊瑚さん、術後間もないにも関わらず、立とうとしていたそうです。
珊瑚さんの腰椎を圧迫していた『椎間板物質』です。



↑これを引っ張りだすのにとても苦労したそうです。
大きさは、横1cm×縦2mmほどのものです。
写真をクリックすると、ぼかしのない写真を見ることがでいますが
苦手な方は控えてくださいね。



切除した乳腺腫瘍も見せていただきました。



↑これは病理組織検査に出していただきます。
結果が出るまでには一週間はかかるかと思いますが、良性であることを切に願います。


手術前日の主人の帰宅は午前1時…そこからお風呂に入り、二度目の夕飯を作り
なんとか寝ることができたのは午前3時過ぎ(就寝時間はいつもと変わらず)で
翌日は午前6時起き…私は一睡もできずに朝を迎えてしまいました。
そこから高速で病院へ向かい、手術前の診察→手術開始前の説明→手術→手術中待機→
術後の説明→帰りの高速SAでひなた&小雨さんのお散歩&ゴハン→午後10時半に帰宅…。
なかなかハードな一日でした。

10月4日に術後の説明などをお聞きするために病院へと伺いますが、
今回は珊瑚さんが興奮&パニックになってしまう可能性が高いため
面会は控えた方がいいと相談して決め、説明のみとしていただきました。
経過を見ての判断ですが、早ければ7日(月)に退院ができるかもしれません。

珊瑚さん、とてもとても頑張ってくれました。
初めて一人になって、不安と怖さでいっぱいだっと思います。
お家に帰ってきたら、いっぱいいっぱい褒めてあげます!


今日病院へのお電話で、珊瑚さんの様子などをお聞きしましたが、
記事がとても長くなってしまいましたので、次回の更新のときにお伝えしたいと思います。




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