どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

本日公開「海難1890」感動で涙がとまらなかった。

2015年12月05日 20時40分20秒 | TV・映画
泣いた、最後まで泣きっぱなしだった。

1890年9月16日の夜、和歌山県沖で起こった
トルコの軍艦エルトゥールル号遭難事件。

現場に遭遇した大島村の人たちは
暴風雨の中、懸命に生存者(69名)を救助し介抱を続けた。

その90年後の1985年イランイラク戦争の最中
イランに取り残された日本人215名を救ってくれたのは
トルコ航空機だった。
しかもトルコの自国民よりも日本人を優先して搭乗させたのだ。
多くのトルコ人は3日かけて陸路で自国へ脱出した。

自国民が危ない状況に陥ったにもかかわらず、
先に脱出した日本人や、日本人救出を決断したトルコ政府を
非難するトルコ国民は一人もいなかった。

トルコ国民なら小学生でも
1890のエルトゥールル号事件を知っていて
日本人に対するリスペクトの念と同時に
人間としてどう振る舞うかという軸のようなものが
トルコ人の心にあるからだ。

この歴史的物語を知ったのは私も近年だった。

日本人とトルコ人の真心のキャッチボール。
映画では、その描写がとてもリアルに描かれていた。
しかも嫌味のない純粋な真心を感じた。


この映画は、本日公開・・その第一回目の上映だ。
上映後、ここ丸の内TOEIでは監督や出演者の舞台挨拶があった。

映画の余韻が冷めやらないなか、
田中光敏監督、出演者の忽那汐里氏、内野聖陽氏、ケナン・エジェ氏、夏川結衣氏
が登場した。

約20分間、映画に対する思いや裏話を披露した。

この事件が起こったのは9月16日だが、ロケは12月の寒い日だったそうだ。
季節感を出すため薄着で演技をせざるを得なかった。
しかも海難や暴風雨でずぶ濡れという設定だ。

本当に凍えるほど辛いロケだったが、エキストラを務めた
串木野町の人々やトルコ人の俳優さんなど
出演者の誰も不満を口にする人はいなかったそうだ。

またトルコでのロケではエキストラで出演する人が皆
大好きな日本との歴史的映画に出演する事ができて嬉しい
と話していたそうだ。

自分がほんとうに辛い時に、どれだけ人に手を差し伸べられるか。
自分の生活もギリギリの状態のとき、どれだけ人と分かち合えるか。

私には自信がない。

しかし、1890年の大島村の人たちの生き様を知り
日本人としての誇りを感じるとともに、勇気を覚えた。

そしてトルコ人に対する親密度が劇的に上昇した。

田中監督は言う、
この映画を通じて、日本とトルコの友情がより深まり
真心の物語が子や孫の世代に語り継がれていけばうれしい。
さらに、日本とトルコのような関係が世界に広がることを期待する。

日本・トルコ合作「海難1890」
多くの人に見ていただきたい映画だ。



初日の特別付録なのか?
紀州南高梅のお茶漬けが入っていた。


映画館の近く、数寄屋橋の宝くじ売場・・約2,000人の行列。
この売場での当選金額はこれまで700億円を超えるそうで
日本一の売場だそうだ。
まあ、これだけたくさんの人が買えば当たりもそれなりに出るだろうなー
どこで買おうと、確率は一緒だ。
いずれにせよ、宝くじに投資するお金も私にはない、、、


<日本・トルコ合作映画「海難1890」official site>





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