松浦からFUKUOKAへ

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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

「鷹島神崎遺跡」―松浦

2012年02月20日 07時30分39秒 | 松浦
松浦を愛するものとして

嬉しいニュースが飛び込んできた。

2月18日の新聞の報道である。

「鷹島神崎遺跡」の国史跡指定へである。



(クリック画像拡大)「松浦からFUKUOKAへ」作成


ここから各紙
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長崎新聞ホームページより
2月18日の長崎新聞

元寇船沈没の「鷹島神崎遺跡」 海底で初の国史跡へ
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120218/02.shtml


約730年前の元寇(げんこう)で沈んだ軍船や遺物が見つかった
松浦市鷹島町神崎免沖の海底について、国の文化審議会(西原鈴子会長)は
17日、「鷹島神崎遺跡」として国史跡に指定するよう、
平野博文文部科学相に答申した。
海底遺跡の国史跡指定は初めて。

 指定を受けるのは、鷹島東部にある神崎港の沖合約200メートル、
幅約1・5キロの海域(約38万4千平方メートル)。
鷹島沖では1980年から大学や旧鷹島町が調査している。
94年には木製の大いかりが構造を保ったまま出土。
元寇の戦いを描いた「蒙古襲来絵詞(えことば)」に出てくる
さく裂弾「てつはう」が2001年に引き揚げられるなど、
約4千点の遺物が確認されている。
昨年10月には、琉球大の研究チームが軍船の船底を発見した。

 松浦市教委は昨年7月、遺跡の調査成果をまとめた意見具申書を
文部科学省に提出。
同省は1月、文化審議会に諮問した。
同審議会文化財分科会の佐々木丞平会長は取材に
「長年の調査の積み重ねで、元寇の状況を示す遺物がかなり出土し、
遺跡の範囲が明確になった。
指定にこぎ着けたのは日本の海底遺跡研究の成果だ」と語った。

 同省は3月末までに官報で告示し指定する。

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鷹島神崎遺跡:史跡に指定へ 松浦市長「水中考古学のメッカに」 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120218-00000286-mailo-l42

毎日新聞

海底に眠る水中遺跡としては国内で初めて、
松浦市鷹島沖の「鷹島神崎遺跡」が「史跡」に指定される。
答申が出た17日、地元では喜びの声が広がった。
【野呂賢治、阿部義正】

 「現地に研究所なども置き、日本における水中考古学のメッカにしたい」
。松浦市の友広郁洋市長は答申を受けて市役所で会見し、
市の活性化に向けた可能性に胸を膨らませる。

鷹島の観光施設「モンゴル村」の佐々木法一社長も
「ちょうど春めいた頃の吉報で、うれしい限り。

歴史ある鷹島の良さを、遺跡と共に発信していきたい」と意気込んだ。
 弘安の役(1281年)で九州北部に押し寄せた元軍の船団が、
暴風で沈んだとされる海域。

最深部は水深25メートルあり、引き揚げ展示には相当の時間がかかる見込みだが、
市は歴史ファンら観光客の増加に対応するため、
遺跡範囲が一望できる展望台の整備など、早急な対応も検討するという。
 また、県教委の渡辺敏則教育長は
「遺跡の歴史的・文化的な価値が全国的に認められた。
今後は、発見された元寇船とも合わせ、国や松浦市などと十分協議しながら、
遺跡の保存・活用策を検討したい」とコメントした。
〔長崎版〕

2月18日朝刊

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鷹島神崎遺跡「やっと価値認められた」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20120217-OYT8T01272.htm

読売新聞
YOMIURI ONLINE

国の文化審議会が、松浦市の鷹島神崎(こうざき)遺跡を史跡
に指定するよう答申した17日、地元関係者は遺跡を活用した
地域振興に向け、期待を膨らませた。

 答申を受け、松浦市の友広郁洋市長は市役所で記者会見を開き、
「とても明るいニュース。市民が地域を誇れるという点でも価値がある」
と声を弾ませた。

「国や大学の研究機関を誘致し、水中考古学の中心地にできれば」とも語り、
破裂弾の「てつはう」などの遺物の国重要文化財への
指定を目指す考えを示した。

 30年以上にわたり海底調査を見守ってきた
宮本正則・元鷹島町長(81)は
「東アジアの国々も関心を寄せる国際的な遺跡。やっと価値が認められてホッとした」
と喜びを表した。一方で、「これからが本当の勝負。
(沈没した元軍の)船を引き揚げて多くの人に見てもらえるよう、
地元からも国や県の支援を促したい」と力を込めた。

 松浦市や県は、具体的な「保存・管理計画」を定めるため、
2012年度に水中考古学の専門家らを招いて協議を始める方針。
市教委文化財室は「海中にあることで、(保存・活用に)
大きな課題を抱えているのも確か。専門家や市民にも知恵を借りて
有効な方策を模索したい」としている。

(2012年2月18日 読売新聞)

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