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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

映画「朝日のあたる家」

2013年10月20日 12時07分55秒 | 映画
 今、観るべき映画と言われれは、この映画だろう、

まだ、見てぬ私が、評論する資格もないが、

 「観てみたい!」と思わせる映画、それが「朝日のあたる家」。


今回は、映画の公式ホームページで、大きなる関心と納得できる太田監督のメッセージに

胸を打たれた記事を紹介したい。

 ■映画「朝日のあたる家」サイト http://asahinoataruie.jp/index.html

イントロダクション

「ストロベリー・フィールズ」「青い青い空」と、青春群像劇を描くことで評価が高い太田隆文監督が

最新劇場用映画第3作目として選んだ題材は、メディア業界では“タブー”とされる原発問題を扱ったもの。 

 本作「朝日のあたる家」は、自然が美しいある町に突然降りかかる原発事故による悲劇と、

否応無く事故に巻き込まれていくひとつの家族の姿を描いていく。 

 映画というものは、資金がなければ製作は出来ない。その資金集めに困難が予想された本作品は、

企画の立ち上げから約1年半、ロケ地ともなった静岡県湖西市の人々の熱い支援により完成した。 

 太田監督の描くものには、常に“連綿と繋がっていく思い”が詰まっている。

それは前2作を観た観客が心を震わせ太田作品を“大事なもの”として胸に留め続けることからも明らかだ。

 今作も原発事故というシビアな題材を扱いつつ、ひとつの家族の姿を、ロケ地となった自然の美しい湖西市を

舞台にして浮かび上がらせていく。 

 そこにあるのは原発事故という悲劇だけではなく、家族、親子、次世代へと繋がる“絆”。

その絆が何よりも大切なものであることを映画は見事に伝えていく。 

 すでに2013年5月のジャパン・フィルム・フェスティバル・ロサンゼルス 2013でも高評価を受けた本作。

それは“想い”の詰まった映画ゆえに、言葉の壁を越えて人々の心に届いたからに他ならない。 

 的確な演出、効果的な音楽、ドキュメンタリーであるかのような俳優たちの演技、それを支えるスタッフ、

湖西市の支援、それら全てが一体となって製作された「朝日のあたる家」。  

  “現在の日本”を生きる我々が真に必要とするべき映画がここに誕生した。


(取材/永田よしのり)

太田隆文監督からのメッセージ

2011年3月11日。巨大地震が福島第一原発を襲いメルトダウン。

だが当時、僕はテレビ報道を信じ、「直ちに健康被害はありません」という官房長官の言葉に疑問を抱きながらも、

原発では大きな被害は出ていないと思い込んでいた。

その後、観光イベントでご一緒した静岡県湖西市の三上市長が、観光PRそっちのけで延々原発の危険性を熱く訴えて

いたのがきっかけで、原発問題に興味を持つ。

調べると福島の原発事故は未曾有の大災害であり、降り注いだ放射能は子供たちに多大な被害を与えることを知る。

なのに多くのマスコミは事実を伝えていない。

福島では何万人もの人たちが今も故郷に帰れずにいるのに、「原発事故は終わった」と思う人も多い。

何かしなければ、日本人として何かせねば。「親と子に伝える大切なこと」をテーマに映画を撮って来た僕にとって、

今こそ「大切なこと」を伝えるとき。

だが、何をすればいい? デモに参加するのか? ネットで事実を伝えるか? いや、映画を作ろう。

僕にできるのはそれしかない。

原発事故の悲惨さを、福島の人たちの悲しみを痛感できる映画を作ろう。

映画会社、ビデオメーカー、テレビ局、いくつもの企業に企画を持ち込むが、「原発の映画には出資できない」と断られる。

業界の先輩たちからは、「そんな映画を撮ったら、二度と商業映画は撮れなくなるぞ」と注意された。

原発というと多くの人が避けて通ろうとする。

だが、ここで諦めたら商業映画が監督できなくなる以前に、「親子に伝える大切なこと」を伝える映画を撮る資格がなくなる。

途方にくれていたとき、三上市長の存在を思い出し、相談。

「市民からの寄付で作れるのではないか?」と提案を受ける。

それに賛同してくれた湖西市民の方々の応援でスタート。

1年半後、映画は完成。ロスアンゼルスの映画祭で上映。大好評を得た。

いよいよ日本での公開がスタート。この映画に出てくるエピソードは全て福島で起こったことをベースにしている。

それをひとつの家族に集約して描いた。

その悲劇を皆で見つめることで、原発事故の悲しさと共に「家族の絆」「親子の絆」

「日本人はこれからどう生きて行くべきか?」そんな大きなテーマが見えて来るはずだ。

「本当に大切なものは何か?」が見えてくるはずだ。

最後に、映画『朝日のあたる家』に参加、応援、支援してくれた全ての方に感謝したい。



(サイトトップから転載)




 映画「朝日のあたる家」へのご支援を切にお願いしたい。

 私は、この映画が必ず、確かな未来を切り開くひとつの力で、これこそが「映画の力」である。

と、思う、故に早く観たいものである。

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