「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

『将軍家を支えた幕閣』グーグル・楽天・角川・アマゾン電子書籍紹介。

2019-11-18 06:51:31 | 温故知新

『将軍家を支えた幕閣』アマゾン電子書籍紹介。
日本歴史の中で、武士天下で鎌倉幕府、室町幕府、そして最も長く存続した。 戦国時代意を終止符を打った三傑野中でも最も長く安定し、平穏な264年余を築いた江戸幕府は徳川家康に端を発している。 徳川将軍家は、慶長8年(1603)に初代・徳川家康が征夷大将軍に就任してから、慶応3年(1867)に第15代・徳川慶喜が大政奉還するまで、264年間にわたる江戸時代を通じて、征夷大将軍職を世襲した家系である。
 この間、日本の実質上の君主・支配者として、武家社会を含む日本社会全体の頂点に君臨した。その将軍職を支えたのが、大老と老中である。江戸幕府最高職、大名の交代寄り合いを支配し、評定所の寄り合いに参加し、町奉行・勘定奉行・遠国奉行等を揮し、幕政を運営の中核に有った。定員は四名から五名。三万石以上の譜代大名がその職に就いた。徳川幕府が徐々に形成され、寛永11年(1634)の老中宛法度が出され、朝廷、公家・門跡支配が出され、大名の御用・訴訟、老中奉書への加判、幕領代官御用、金銀納め方、大分の遣い方、大造の普請、作事、知行割、寺社方、外交、国絵図などを掌握した。 家康、家光、綱吉、吉宗、家斉の親政以外は幕閣が合議制の下に協議されて幕政によって裁可され決断されてた。その後機構改革により大番・留守居衆、寺社奉行、奏番者、大目付、などを采配、 長き江戸泰平の世を支えたのは幕藩体制の下、組織化された体制と、幕政秩序は幕閣によって運営され統治された面は否めない。
 藩一揆、大名のお家騒動、法度破り、治安、経済、お家断絶や改易は幕閣によって決断され、幕藩維持に貢献していった。
大老・老中になった者に、猿楽師から老中に身を起こした者もあれば、流浪の身で敵方から家康の家臣になったものなど、初期徳川幕府では戦場の実績で起用された。




「密教の神秘」グーグル・楽天・角川・グーグル・楽天・角川・電子書籍紹介。

2019-11-18 06:49:21 | 温故知新

「密教の神秘」アマゾン電子書籍紹介。
秘密に説かれて表面的に知りえなお教え。広義に神秘的主義宗教の総称。日本では特に大乗仏教の中の密教を指し、顕教と対置する。インドの伝統的宗教基盤に発する呪術的諸要素が仏教に取り入れられて純化発達し、仏教思想を統合する究極的秘宝として一つの世界観の下に独立した体系を形成した段階的密教であり、その画期は7世紀における「大日経」『金剛頂経」の独立に求められ、以降の密教を正純密教、それまでの密教を非体系的段階を雑部密教と区別して呼ぶ場合がある。8世紀の奈良時代、既に雑密的修法は行われていたが、純密の正統は9世紀初頭に入唐し、長安で恵果から金剛界・胎蔵界両部の大法を伝授した空海によって日本に伝えらえた。空海によって伝えらえた平安新仏教の一つとして、密教専修真言宗を開き、全仏教を宇宙の絶対的存在である法身大日如来が説いた密教と、大日如来の応化身である釈迦が説いた顕教に二分し、密教を宗教意識発達過程の最上位に置く十住心の教判を確立するとともに、手に印契を結ぶ、口に真言を唱え、精神を統一集中する三密兪伽行によって、現実的存在の密教行者は絶対的存在の大日如来と一体化し即身成仏を果たすと、修法の意味・目的を明確に位置づけた。


『日本人の釈迦仏と阿弥陀仏』アマゾン電子書籍紹介。楽天・角川・BOOK★WALER電書籍

2019-11-18 06:44:43 | 温故知新

『日本人の釈迦仏と阿弥陀仏』アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALER電書籍
日本歴史の三大要因の一つに仏教伝来がある。6世紀半ば欽明天皇の時代に百済から仏教が伝わったと言うのが一般的である。仏教は紀元前5世紀頃インドの仏陀に端を発し、中国、朝鮮半島などを経て伝わった。インド中国と経て来る内にバラモン教に影響を受けた諸仏なども加わって、多種多様の諸仏が形成されて伝わった。中でも、実在したと言われる釈尊(仏陀)と大乗仏教で重要な尊像の一つの阿弥陀如来の無量寿如来・無量光如来という、西方極楽浄土に有って衆生を救済するという阿弥陀如来は釈迦如来に次いで古く形成され、中国に伝わり、やがて日本に伝わって我が国の仏教に大きな影響を与えた。釈迦如来の法華経を元に影影響を受けた日蓮宗や法華宗に、釈尊から何代も伝承された達磨によって禅宗が形成確立された。釈迦仏と阿弥陀仏がインドでどう形成され、小乗仏教として、又大乗仏教として、中国で熟成され、仏教解釈にその歴史を見ることが出来る。やがて日本にアジア全域に伝播され、日本では官寺から一般民衆の信仰として、宗派として大きな二つの流れを作った。釈迦仏からは、日蓮宗、法華宗系、禅宗系から臨済宗・曹洞宗などが形成されていった。また阿弥陀仏系の宗派からは浄土宗。真宗、時宗、融通念仏宗が立宗開化させた。釈迦仏と阿弥陀仏のインド誕生から、中国で熟成された経歴を考察しつつ、日本人に支持され精神的支柱としてあり続けた意義と歴史に及ぼした影響を考えてみた。