『日本人の観音信仰』アマゾン電子書籍紹介。
日本に数ある諸仏の中で、最も早く到来した仏さんは観音菩薩である。苦しむ衆生を救済するという現生利益の観音菩薩は、日本人に親しみと、馴染み深く、願いをかけたり、厄除けにも御利益の有る人気のある仏さんが「観世音菩薩」と言えよう。諸国の観音霊場巡りは、今日の札所巡りの朱印巡りに大きな影響を与えた。
筆者も西国観音巡拝は二度結願満願、新西国観音巡りも結願満願している。
一度目はマイカーで観音巡って地図を片手に迷いながら廻ったものである。二度目はバスツアーで添乗員さんが案内、朱印帳なども世話をしてくれて各地の名所古跡を案内、観音札所の由来を説明してくれて、巡拝の作法やお経の唱え方まで教えてくれ気軽に参加できるようになっている。
信仰と観光と好きな歴史が学べる一挙三徳の小旅行である。また同行者の会話も帰りには親しみが湧き、信仰による交流会話があって、都会の中に暮らし、近隣の会話も少ない当世にはまたとない機会でもある。何より朱印帳や本尊のお姿集めも、添乗員の人が世話をして代行してくれる。朱印帳に描かれていく宝印を見て、次に行こうと思う励みにもなる。1000年前より神社仏閣のお参りに、村人らは諸国を自由に往来できない時代、信仰とあればお伊勢参りも、お遍路も、観音霊場巡りも通行手形などが許可されて、お伊勢参り、遍路参りに西国観音霊場巡り行ける機会を得ることが出来た。諸国を廻るまたとない機会でもあった。
観音巡拝もお伊勢参りもお遍路も、金持ちの大店ばかリが行けたわけではない。民百姓、町人らは金を出し合って「講内」を作って少しの金を出し合って、くじ引きで四,五人が巡拝やお参りに出かけていく。帰りには、各戸へお札や暦(こよみ)や各地の情報を持ち帰り、便利な物の利用や工夫が伝播されていった。巡礼やお参りは、都合の良い物見遊山の好奇心も兼ねているのである。ここに、どうゆう風に日本に観音菩薩が根付き、信仰されていったかを述べてみた。
日本に数ある諸仏の中で、最も早く到来した仏さんは観音菩薩である。苦しむ衆生を救済するという現生利益の観音菩薩は、日本人に親しみと、馴染み深く、願いをかけたり、厄除けにも御利益の有る人気のある仏さんが「観世音菩薩」と言えよう。諸国の観音霊場巡りは、今日の札所巡りの朱印巡りに大きな影響を与えた。
筆者も西国観音巡拝は二度結願満願、新西国観音巡りも結願満願している。
一度目はマイカーで観音巡って地図を片手に迷いながら廻ったものである。二度目はバスツアーで添乗員さんが案内、朱印帳なども世話をしてくれて各地の名所古跡を案内、観音札所の由来を説明してくれて、巡拝の作法やお経の唱え方まで教えてくれ気軽に参加できるようになっている。
信仰と観光と好きな歴史が学べる一挙三徳の小旅行である。また同行者の会話も帰りには親しみが湧き、信仰による交流会話があって、都会の中に暮らし、近隣の会話も少ない当世にはまたとない機会でもある。何より朱印帳や本尊のお姿集めも、添乗員の人が世話をして代行してくれる。朱印帳に描かれていく宝印を見て、次に行こうと思う励みにもなる。1000年前より神社仏閣のお参りに、村人らは諸国を自由に往来できない時代、信仰とあればお伊勢参りも、お遍路も、観音霊場巡りも通行手形などが許可されて、お伊勢参り、遍路参りに西国観音霊場巡り行ける機会を得ることが出来た。諸国を廻るまたとない機会でもあった。
観音巡拝もお伊勢参りもお遍路も、金持ちの大店ばかリが行けたわけではない。民百姓、町人らは金を出し合って「講内」を作って少しの金を出し合って、くじ引きで四,五人が巡拝やお参りに出かけていく。帰りには、各戸へお札や暦(こよみ)や各地の情報を持ち帰り、便利な物の利用や工夫が伝播されていった。巡礼やお参りは、都合の良い物見遊山の好奇心も兼ねているのである。ここに、どうゆう風に日本に観音菩薩が根付き、信仰されていったかを述べてみた。