「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

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2019-11-18 06:49:21 | 温故知新

「密教の神秘」アマゾン電子書籍紹介。
秘密に説かれて表面的に知りえなお教え。広義に神秘的主義宗教の総称。日本では特に大乗仏教の中の密教を指し、顕教と対置する。インドの伝統的宗教基盤に発する呪術的諸要素が仏教に取り入れられて純化発達し、仏教思想を統合する究極的秘宝として一つの世界観の下に独立した体系を形成した段階的密教であり、その画期は7世紀における「大日経」『金剛頂経」の独立に求められ、以降の密教を正純密教、それまでの密教を非体系的段階を雑部密教と区別して呼ぶ場合がある。8世紀の奈良時代、既に雑密的修法は行われていたが、純密の正統は9世紀初頭に入唐し、長安で恵果から金剛界・胎蔵界両部の大法を伝授した空海によって日本に伝えらえた。空海によって伝えらえた平安新仏教の一つとして、密教専修真言宗を開き、全仏教を宇宙の絶対的存在である法身大日如来が説いた密教と、大日如来の応化身である釈迦が説いた顕教に二分し、密教を宗教意識発達過程の最上位に置く十住心の教判を確立するとともに、手に印契を結ぶ、口に真言を唱え、精神を統一集中する三密兪伽行によって、現実的存在の密教行者は絶対的存在の大日如来と一体化し即身成仏を果たすと、修法の意味・目的を明確に位置づけた。


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