「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

歴史の回想・「大岡氏一族の群像」アマゾン・グーグル・楽天・角川・電子書籍紹介。

2019-11-25 05:56:03 | 温故知新

「大岡氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。
徳川氏の三河時代以来の普代家系。同氏については、徳川家康が伊達政宗に「大岡は三州において代々武功忠実の者なり」と言った逸話がある。祖先は摂政摂関の九条教実の後裔が九条家の荘園のある三河国吉良西荘に住、その子孫が同国八名郡宇利、さらに同国碧海郡大岡村と移り、大岡氏を名乗ったという。数台の後大岡助勝(忠勝)が大岡氏初代とされる。忠勝は徳川氏の祖の松平清康・広忠の2代に仕え、広忠のおぼえめでたく、その一字を取って忠勝と改めたいと言い、以後大岡家では名前に忠の字を用いる習わしとなった。忠勝の忠政は家康の関東移封に伴い、知行地として相模国高座郡堤村に380石を与えられた。一族の中に広く知られる「大岡忠相」は忠政の四男忠吉の孫忠高の四男として生まれ、忠政の三男忠世の子忠真の養子となった人物である。堤村はのちに忠相の家筋の本貫地成り、忠相の墓も同村内の浄見寺にある。