~中年ワンコとまったりな一日~

尽きる事無いブランとの想い出と新しい家族カロンの事を、のんびり・まったりと綴ります。

絵のモデルを頼まれました。

2012年10月10日 | 日記

これ、5~6年前のことです。

ブランも若かったけど、母も若かった

と、前置きしておきます

 

ブラン父の店の近くにある大きな公園に

夜になって、ブランと散歩に行った時のことです。

夜の公園はライトアップされていて

幻想的でとてもきれいでした。

散歩する人も少なく

母はブランとゆっくり公園を歩いていました。

 

するとベンチでスケッチする一人の青年。

もの静かで繊細そうな容貌から

美大生かなぁ~と思いながら

スケッチの邪魔にならないよう

その青年の前を急いで通ろうとした時

『あの、よかったら描かせてもらえませんか?』

と、声を掛けられたのです。

へっ

わ・た・し

と心の中で驚きながらも、暗がりだし、まぁいいか

と思い

『あ、はい、いいですよ』

と返事すると、その青年は

『じゃぁ、その石の上に・・・』

と指差すその石は、公園内を流れる人口の川の中の小降りな石でした。

えっ、ここに立つのぉ~

と、戸惑っていると

『出来れば、座らせてもらえますか』

と、付け加えました。

ここで、さすがの母も気がつきました。

 

モデルはブランだ。

もう自分の勘違いが恥ずかしくて

顔は真っ赤だったと思いますが

夜の青白い照明のお陰で

気付かれずに済みました

こうなったら早くブランを座らせてここから立ち去りたい母は

ブランにいつも以上にビシッと指示。

ブランもこの時は素直に従ってくれました。

 

 

青年はサラサラと鉛筆を滑らせて

あっという間にブランを描き上げてしまいました。

そして母にスケッチブックを見せてくれました。

写真では伝わらないブランらしい

とてもいい絵でした。

もしかしたらモデルした変わりにそのページを破ってくれるんでは・・・

と期待に満ちた顔で青年にニッコリする母に

パタンとスケッチブックを閉じて

『ありがとうございました』

と言って帰ってしまいました。

 

残念

 

わかってましたよ。

でも、暗がりだから、ちょっぴり勘違いしただけです

勘違いはみんなするから大丈夫という方

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今朝、ブランは6時ピッタリに母を起こしに来ました。

窓の外は綺麗な朝日が・・・

そして、外に出るとキンモクセイの匂い

今、満開です。

で、起こした張本人は