HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

チビと走ろう 四国漫遊記 爆釣編

2005-11-14 00:15:00 | 旅行記

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今回の旅も、竿を四本積んで出発したのである。

そしてまずチャレンジしたのが、体験実習船「マンボウ」。

釣りじゃねえよ、漁業だよっ!って話である。

ミッションは朝五時半着手。DVC10176

出船を待つ地元の漁師に妙になじんでいるチビであった。

物怖じしない点は、なかなかよろしい。

そしてわれわれは勇躍、徳島県海部町の鞆浦漁協の船に乗り込んだのである。

数キロ沖合いでのまき網漁。

体験実習船とは聞こえがいいが、単なる漁船である。 2005_047

みんなモノホンの漁師ばっかりで、トウシロウはわれわれ親子だけ。

顧客サービスも何もあったもんじゃなく、下手に動くと怒声が飛ぶ。

網を巻き上げているすぐそばを走り回るチビは、

当然のごとく「こりゃあ、危ないでえ」と何度も大声で叱られていた。

しかし、このヒトも反省がないタイプ。

言うことを聞きゃあしません。頼もしい限りである。DVC10182

しかし、チビも頑張りました。

漁師と一緒に網を引く場面も。

獲れた魚は船上でさばいてくれる。

写真はイシガキダイ。「こいつが一番うまい」と、漁師は断言。

こんな経験は一生できないだろうから、よか2005_051ったよかったって話である。

大人1500円、子ども500円。

私たちはお土産の魚をもらわなかったが、漁師は「もって帰らんのか」と淋しそうに。

欲しいといえば、クーラーいっぱいくれると思う。

場合によっては、こんな魚だってくれるはDVC10216ず。

それは別としても、これは絶対にお勧めである。

で、次は四万十川。

最後の清流と名高い四万十だが、われわれはあえて河口に陣取った。

アカメを釣り上げるためである。2005_061

なんて、そんなの無理に決まってるんだけど、チビは大本気。

で、上がってきたものはというと、 これやらアレやらソレやら。DVC10233

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それでも見たこともないような魚ばかりで、ワクワクドキドキ。

「黄金伝説」の見過ぎか、

釣り上げた魚だけで生き抜くなぞとチビが言い出し、とりあえずBBQで塩焼き。

得がたい体験である。もうこれっきりにしたいが…。

そして最後は宇和島。

夜中に突然タチウオ釣りを思いつき、三浦半島にレッツゴー。

しかし道中、チビは熟睡。結局、一人で釣ることに。

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途中、場所替えをして、小浜とかいう集落の波止に。

そこで確変級の大爆発。なんせタチウオが群れをなして泳いでいるのである。

当然、バカ釣れ。

寝ていたチビをたたき起こしたが、釣れるのですぐにご機嫌に。

あっという間に6匹を釣り上げた私たち。

しかもルアーでも釣れました。

いやあ、本で読んだことはあったけど、ホントに釣れるんだなあ。

しかし、深夜三時にいきなり波止に現れ、

がんがんタチウオを釣り上げる小学生とはいかがなものか。

地元の釣り人は今頃、

「あれは狐か狸じゃったに違いない」なぞと遠い目で呟いていることだろう。


チビと走ろう 四国漫遊記 激食編

2005-11-11 23:06:04 | 旅行記

いやあ、疲れた。六泊七日の四国一周。

キャンピングカーを操り、1000キロ以上を走破したのだ。DVC10156

初日、5日の夜は瀬戸大橋途中の与島PA泊。

車内で食したのが、わが愛する「きさく」の汁なし坦々麺。

旅先まで持っていって食わなくてもよかろうに…。

そう考えるのが、フツーである。

思えばこれが、四国麺類激食の旅の始まりでもあった。

岡山から香川へ上陸。讃岐地方とといえばうどんである。

無類の麺好きであるちびは、重々しくこう申された。DVC10165

「うどんめぐりがしたい」…。

翌6日、早朝営業のうどん屋目指し、一路、善通寺市へ。

「長田 香の香」なる有名店に飛び込んだ。

朝の九時過ぎにも関わらず、どう見てもネイティブにしか見えないお客さんが次々に。

ここ讃岐地方の住民は、うどんをエネルギーに動いているに違いない。

ちびはざるうどんに釜揚げうどんを食してらっしゃった。DVC10203

残念ながら写真がないのである。

そしてその日の夕方、われわれは徳島でご当地らーめんにチャレンジ。

真っ黒なスープでギトギト感あふれる見かけだが、意外とあっさり。

おいしゅうございました。

われわれの麺道追究の旅は、まだまだ続く。

翌7日、今度は大歩危、小歩危で有名な祖谷渓で、祖谷そば。

ぶちぶち切れるタイプであったが、これもまたよろし。

しかしちびはここではご当地モノには目もくれず、ざるそば。DVC10179

とにかく「ざるそば」なヒトである。

このほか、この旅の途中、

讃岐うどんやスパゲティーをキャンピングカーの中で何度も食った。

全身炭水化物化の旅でもあった。

しかし、われわれとて、麺ばかりを食っているわけではない。

海の幸もたんと補給したのだ。

それも漁船の上でである。

体験実習船「にじマンボウ」。

その全貌は後述するが、とにかく素晴らしい二時間であった。

取れたてのシオ(カンパチの幼魚)の刺身、

それにイシガキダイやらハゲ、

よくしらない河豚、カツオなんぞが豪華てんこ盛りのお味噌汁をごくごく。

ちびは、「あんた、全然船酔いせんなあ」と漁師に呆れられるほどの健啖家ぶりで、ばっくんばっくん喰ってました。2005_057

もちろんアウトドアにつきもののBBQも。 

土佐ナンヤラ公園でやったり、

四万十川に突き出た石の桟橋でやったり。

チビはBBQよりも焚き火の魅力に取り付かれ、

ひたすら燃やしまくったのであった。

広島に帰った翌日、2005_071

深夜、宇品のとある公園で焚き火をしていた

怪しい親子は私たちです。

そして旅の最後は、宇和島で瀬戸内料理。

冬の御膳に上にぎりに鯛めし。

チビは最後まで大食漢でありました。

ああ、喰った、喰った!DVC10244


四国漫遊、レッツゴー!

2005-11-05 16:43:00 | 旅行記

リフレッシュ休暇が無事取れた。DVC10117

お仕事の奥さんを残し、チビとこれから出発である。

旅の相棒は何とキャンピングカー。すっげえ、デカイ。

ダチに借りたのである。

行き先は鳴門の渦潮。さて、どうなることやら。

先日の参観日、担任の先生に「来週は休ませます」。DVC10124

多少、何か言われるかと思ったら、

「素晴らしい事です。一生の思い出になるでしょう!」。

その反応に、ちと驚いた。

まあ、チビも楽しみにしてくれているようだしな。

鳴門から高知や四万十川辺りを回ろうかなあ。

実は、チビに黙ってUSJに行き、驚かそうかとも思うのだが、

初乗りのデカイ車、大阪市内を走るのはちと憂鬱でもある。

結局、ほとんど計画も立てずに旅立つ私たちである。

では、行ってきまーす。

と、ここまで書いたら、親しい友人から電話。

「今、関空。俺も今日からリフレッシュでさあ、フランクフルトに行ってくるよ!」。

いやあ、さすが独身貴族。鳴門とは大違いだね(笑)


ハマショーな夜

2005-11-02 00:12:51 | 音楽

浜田省吾のコンサートに、奥さんと行った。DVC10114

ハマショーの歌通り、「子どもをお袋に預けて、出かけよう、今夜」である。

仕事も上司に預けちゃったんだけどね。

で、二人ともハマショーのコンサートは初めて。

少し緊張気味であった。

広島でのコンサートは四年ぶり。

まあネタばれになるんだけど、四年前、彼に話を聞いた事がある。

当時、東京勤務。

乃木坂のスタジオで会った時、

実にシェイプアップされていたのが印象的だった(それだけかいっ!)

その際、原稿にしたのがコレである。

http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/hamasyo/hamasyo.html

で、コンサート。

ハートウォーミングでよろしかった。

先週末に行った同僚の話では、憲法9条の話に走ったりして、「おおっ」って感じもあったらしいが、

今夜はそんな話はなし。

「頑張ろうね、でも無理しないようにね」ってのが基調だった。

そしてわれわれ夫婦は、と言うと、難点はすぐに座り込んでしまうこと。

でも、それなりに楽しかった。

数年後、また夫婦で行けたらいいな、なんて思った晩でした。