大震災から感じた事

あれから20年も経ったのか。

奥尻島が大津波で壊滅的被害となった北海道南西沖地震から僅か1年半後、復興にはまだまだ遠い状況であった中で起こった神戸を中心とした、目を覆いたくなるほどの甚大な被害にショックを受けた。
しかしながら道路の復旧が比較的早く、鉄道もJR西日本が複数の用途別としている線路を被災が少なかった部分を繋ぎ合わせる形で早期の運転再開にこぎ着けた事など、ものすごい早さでインフラが復旧していったのも記憶に残っている。
後に地下鉄サリン事件でオウム報道が加熱していった関係で大震災の報道が一気に減ってしまったが、震災を経験した人々からすればこの20年は長く険しい道のりだったろうと思う。

この先は世界中で伝えられた、あの東日本大震災・福島第一原発事故から4年という報道が増えてくるのだろう。
自身は阪神・淡路に加え、東日本大震災やスマトラ沖地震の大災害に関する日本のメディアが伝えない本当の惨状を見て、風化させぬよう大災害についてはきちんと報道すべきと感じた次第である。