☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

与党勝利と民進党の失敗

2016-07-11 05:00:00 | 社会・政治
昨夜の投開票から体勢が判明し、改選議席は与党が過半数獲得となったが、概ね予想通りだった。

また有権者が選挙に感心が薄めとされる18・19歳にも広がった中、期日前投票が1日多かった点やイギリスの国民投票の衝撃もあっただろうが、下がり続けた投票率は今回まずまずとなった。

一方で今回の民進党と共産党の選挙協力の違和感が目立った。


野党の安保法制廃止と改憲阻止だけで連携した共闘でそれを表に掲げるやり方は、争点を一つに絞る事は国民にとってわかりやすいものがある。

イギリスで行われたEU残留か離脱かを決める国民投票のように、改憲に関する国民投票であれば賛成と反対で連携するだけなので、基本政策が違っていてもその是非だけで連携するのはありだろう。

しかし今回は議員選挙なので単純な国民投票とは明らかに違い、これから6年間活躍する議員を選ぶものだ。

政党間の連携はよくある事ではあるが、民進党(社民党や生活を含む)と共産党は政策理念そのものが違い、更に共産党が公安の監視する団体である事を意識すべきであった。

統一候補は民進・共産共に自公を勝たせたくない一心でとった対策であるのだが、推して勝ち得た民進他や共産の議員について、違う政策で動き出した時に火種を抱える。

統一候補として当選した議員には頭の痛い問題となろう。

また共産党は全選挙区で候補を立てていたが、民進党など野党協力と言いつつ勝てる見込みのない候補を出さずに済むため、選挙費用が浮いて微妙な候補を野党協力で当選させる事ができたため、共産党にとっては勝ちであるが民進党にとっては失敗であろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。