札幌市電にて、小さくて大きな動きがありました。
なんと動く保存車こと親子電車の親で旧塗装のM101が前面方向幕のLED化改造を受け、本日朝ラッシュ時間帯に「西4丁目←→すすきの」の表示で運行されました。
ただ朝ラッシュが終わると「中央図書館前」と表示して車庫に戻りましたが、LED表示は今まであまり見たことのない字体でした。
実は昨年秋口に電車事業所内で旧型タイプと箱型タイプ2種類のLED設置試験が行われていましたが、その際旧型はM101でない通常塗装車、箱型は8500形が使われていました。
自身は市電ループ化に合わせて近くLED表示車が出てくるだろうと踏んではいたのですが、最初にM101が交換されるとは予想外でした。
M101は旧塗装なので最古参のように見えますが、210形のほうが古いので当面は使うものと見られます。
旧型の前面方向幕は手動式のため、終点一つ前の駅で回して到着後に折り返し進行方向となる幕を回しています。
一方箱型については前面の方向幕に加えて側面にも方向幕がありますが、これらは全て電動制御となっています。
これから札幌市電は秋のループ化で運行系統が変わるのが確実なので、方向幕は早めに記録する事をオススメします。