北海道のお土産

たまたま、妻が北海道から帰る日と長男の誕生日が重なっておりました。
毎年ロウソクが増えていきますが、さすがに11本になると壮観ですね。
うちでは誰もタバコを吸わないのとキッチンもIHクッキングヒーターなので、普段は火をつけるという行為を全くしません。
なので夏場の花火とケーキのロウソク用にだけでライターが一個買ってあります。
以前、ロウソクをつける段になってからライターがないのに気づき、近所に住むタバコを吸う人のところにライターを借りに行ったことがあります。
恥ずかしかったなあ・・・。
子供たちは当然ながらマッチもほとんど使ったことがなく、実家へ帰った際に仏壇へ線香を供えるときなどこわごわマッチをすっています。
現代の生活には、ほとんど必要ない行為になってますね。

ちなみにこのケーキの運搬はアドレスで行いました。

やはり近所のチョイノリにはこれが最高です。


妻の北海道土産。

以前にも買ってきてくれた焼酎ですが、めちゃ気に入ってしまったのでリクエストしていました。

インカの目覚めという品種のジャガイモから作ったもので、名前もそのまま。

これがほんのり甘くて美味しいんです。

本州にはほとんど流通しておらず通販のサイトも限られているようです。

空港の酒屋さんにはたくさん並んでいたようで、店員さんによると「お土産としてかなり好評」なんだそうですね。

航空会社のマイレージで期限切れになりそうな分を空港のショップで使える金券に換えて渡していたこともあり、他にもいっぱい色々と買ってきてくれました。

北海道の味覚っていいですよね。

長男は誕生日のごちそうとして、イクラかけ放題御飯をリクエストしていました。

一瓶全部かけるんだと大喜びしていました。

これも長男の好物です。

キャペリンではない北海道の本ししゃもです。

本人は本ししゃもの希少性などどうでもよく、どっちでもいいみたいですけれど。

小学生の誕生日のリクエストとしては、ちょっと変わりダネかな。

私の印象では、キャペリンの方が子持ちはパンパンに太っていて、本ししゃもは身の味わいが濃厚という感じですね。

大人の御飯はちょっとアレンジして。

ウニイクラ丼にしてみました。

いや～本当に美味しい。

私もうれしくてはしゃいでしまい、つい一眼とLレンズで撮っていました（笑）




今年の131冊目。

石崎幸二氏作「≠（ノットイコール）の殺人」

「沖縄本島沖の孤島―水波照島にあるヒラモリ電器の保養所で開かれたクリスマスパーティー。大手企業の御曹司・平森英一が主催するとあって、会には有名スポーツ選手や俳優などの豪華な招待客が名を連ねていた。そんな宴の夜、惨劇が！人気プロ野球選手、井沢健司が無残な死体となり発見されたのだ。その後、連鎖し起こる不可能殺人。事件の背後にある深い闇に迫る。絶海の孤島に住む双子の姉妹、断崖の上の怪しげな建造物、連続殺人事件勃発率９９．９…％。オヤジギャグを愛す女子高生コンビ（ミリア＆ユリ）が難事件に挑む。」

トリックとしてはシンプルですが、この人の話はやはりその行為をするに至るための「動機」が凝っていますね。

132冊目。

似鳥鶏氏作「ダチョウは軽車両に該当します」

「県民マラソン大会のコースを駆け抜けてくるのは「ダチョウだって？」―そして発見された焼死体。捕獲したダチョウと被害者とをつなぐものとは？キリン飼育員・桃くんにツンデレ女王・鴇先生、変態（？！）・服部くん、アイドル飼育員・七森さんら、楓ヶ丘動物園の怪しく愉快な面々が活躍する動物園ミステリー第２弾！」

この人の本はとても好きです。

代表作の葉山君シリーズもいいですが、こちらも登場人物たちが非常に魅力的です。

桃くんと鴇先生、七森さんが三角関係っぽくなってきて、続きが早く読みたいところですね。

また他作品「戦力外捜査官」のドラマ化が決まるなど、この作者はちょっと注目されてきているようで喜ばしいことです。

133冊目。

大崎梢氏作「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ 出張編」

「駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。彼女の勤める地元の老舗書店に幽霊が出るようになり、おかげで店が存亡の危機にあると知らされた杏子は、アルバイトの多絵と共に信州へ赴いた。だが幽霊騒ぎだけでなく、二十七年前に老大作家が弟子に殺された事件をめぐる謎までもが二人を待っていて…。人気の本格書店ミステリ、シリーズ初長編。」

書店員杏子&多絵シリーズの長編です。
こういう何十年前の迷宮入り事件の謎を探っていくという話はたまにありますが、とても好きなジャンルですね。
探偵コンビのキャラクターも好きだし、面白かったです。