富山からの帰路です。
行きは雪に焦りましたが、今度は大雨でした。
でもバイクではなくクルマだから平気。
行きたいところには寄っておきます。
クルマで走れる砂浜として有名な、石川県羽咋市の千里浜(ちりはま)。
なぎさドライブウェイです。
ベストビーチということは、夏には海水浴も可?
北側の入り口です。
大荒れの海が見えています。
「本当に入って大丈夫?」と不安になりました。
晴れた日に、綺麗に絵になる写真を撮っておられるのをよく見ます。
この日はとてもそんなのは望めないお天気。
でも悪条件なら、このくらい大荒れの方が逆に「狙った」感があるかも。
全長8kmくらいあるらしい。
本当に先へ進んでいいの?と、とても不安になります。
波打ち際の固まったところはすんなり走れますが、ちょっと柔らかい部分へ入るとリアが触れ出します。
ロードスターがFRであることを実感しますね。
そのような状況ゆえ、対抗車が来ると緊張します。
でも一方で、「向こうからクルマが来るということは、進んでも大丈夫なはず」と、少し安心感も。
実はこの時、こういう不安も抱えていたり。
出口に着いたときはホッとしました。
終わってしまえば、緊張感も楽しいものでした。
強い雨が降り続いています。
千里浜へ行く前は「少しでも止まないかな?」と思っていましたが、後では砂まみれのタイヤがすぐにキレイになりそうでうれしい。
帰路の昼食です。
8番らーめん 内灘店
以前から北陸に行くたびによく見かけつつ、今まで入った事のないラーメン店チェーンです。
北陸中心ということは、名前の「8番」の由来は、やはり国道8号線なのでしょうか。
初めてゆえ、どの味にしたらいいか悩みます。
店員さんに訊ねると、「味噌」と「塩」と頼む人が多いとのこと。
私は「味噌」にしてみました。
オーソドックスな味噌味に、大量のキャベツの味がしみ出て甘味があって食べやすい。
美味しかったです。
お店もお昼時ということもあって賑わっていましたが、家族連れが比較的多い印象でした。
たしかに、子供を連れて行きやすい雰囲気でしたね。
期待通り、タイヤはスッキリ綺麗になってました。
お昼の後、すぐに給油しました。
その寸前は、こんな状況でした。
残りの燃料で走行可能距離は8km。
それで、どれだけ燃料が入るのかと期待していたのですが、カタログ値の容量45Lのタンクいっぱいにして38.9Lでした。
やはりこういう表示はかなり安全マージンが確保してあるようですね。
昔、NAロードスターで滋賀県から大阪まで名神高速で走ろうとして「吹田SAまでガソリンがもつだろうか?」とすごく不安になり、ものすごい葛藤の末、京都南ICで一旦下りて給油したことがあります。
その時、48Lタンクに入った量が47.8Lでした。
あの時、京都南ICをスルーしていたらどうなっていたのか。
実際には48Lきっちりじゃなく1〜2Lくらい多く入っているのかもしれませんが、仮に2Lとしても吹田までギリギリいけるかどうか。
200mlだったら絶対に無理でしたね。
今、思い返してみてもゾッとします。
給油の後は、安心して高速へ。
金沢西ICから北陸道へ。
それを今度は福井県の鯖江ICで下ります。
ここからは妻へのお土産購入ミッションです。
向かった先は越前海岸。
こちらも大荒れの日本海。
越前海岸の梅浦漁港。
もちろん買うのは茹で越前ガニです。
妻には、7900円のを一杯買いました。
今回は、往復で760kmくらいでした。
やはり関東より近いですね。
読書の備忘録。
似鳥鶏氏作「シャーロック・ホームズの十字架」
「世界経済の鍵を握るホームズ遺伝子群。在野に潜む遺伝子保有者を選別・拉致するため、不可能犯罪を創作する国際組織―「機関」。保有者である妹・七海と、天野直人は彼らが仕掛けた謎と対峙する!強酸性の湖に立てられた十字架の謎。密室灯台の中で転落死した男。500mの距離を一瞬でゼロにしたのは、犯人か被害者か…。本格ミステリの旗手が挑む、クイーン問題&驚天動地のトリック!」
不可能犯罪の謎解き。
謎解きはされていて「なるほど」なのですが、基本的に大きな「組織」は背後にいるからできますが個人の犯人だと実質不可能なトリックではありますね。
電子書籍では、
むらさきゆきや氏作「14歳とイラストレーター 4」
以上で339冊目。