クルマとバイクと読書の雑記

他のブログサービスから引っ越してきました。
クルマとバイク、ミステリーやライトノベルなどを楽しむ日常を綴るブログです。

ついつい

2014-05-31 19:00:00 | 小ネタ

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先日、ブルーの火の玉カラーのゼファーを見ました。

このカラーリングといえば、ZⅡの焦げ茶にオレンジを思い浮かべますが、この黒青というのもなかなか格好いいですね。

でも火の玉カラーなら、黒赤の方がもっといいな。

ゼファーは昔、750のに乗っていたというひいき目もありますけれど、、このシンプルというかオーソドックスなバイクらしいデザインはやはり好きだなあ。




話は変わります。
普段はバイク通勤なので小さなリュックが愛用で、それをメットインやリアボックスに入れて移動しています。
また、クルマや交通機関で出かける時も基本的に手ぶらが好きなので、小物は上着などのポケットにできるだけ全部入れていてバッグを持ち歩きません。
なのでカバン類は出張や旅行時のための大きなものや、夏場で上着がないときのための小さなものがあればいいはずなのですが、なぜか色々欲しくなってしまいます。

最近もまた、こんなのを手に入れてしまいました。

Photo

一つはボディバッグ。
既にいくつか持っているんですが、またちょっと欲しくなりまして。
今まで持っていたのも、ほとんど使っていないのに。

もう一つは書類などを入れられるようなビジネスバッグ。
たま~にある、スーツやジャケットにスラックスみたいな格好で行く仕事先に持って行けるようなバッグが欲しくなりまして。
そんな機会は年に何度もないんですが。

どうも、抑制が効かないなあ。
でもカメラ好きな方とかも、カメラバッグをいくつも買ってしまったりするようですし、「もっと便利で使い勝手がいいものがあるのでは?」みたいな考えはずっとつきまとうんでしょうね。

届いた箱からバッグを取り出していたら、隣で妻が犬に話しかけていました。

「ねえパト(犬の名前)~」
「お父さん、おかしいよね~」
「手は2本しかないのに、カバンいっぱい持ってるよね~」

「なんでまたカバンが増えてるのかな~」

ゴメンナサイ。
今回はマイルの交換で手に入れたので、費用はかかってないから勘弁してくださいませ・・・。





今年の111~115冊目です。

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橙乃ままれ氏作「まおゆう魔王勇者 全5巻」

とにかく「異色」な作品です。

内容はいわゆるファンタジー小説ですが、元々は超有名巨大掲示板2ちゃんねるに投稿された即興小説。

そこから人気に火がついてまとめサイトに転載され、更に人気が広がって書籍化となったそうな。

このように成り立ちが異色なだけでなく、内容でも、

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このように、小説では当たり前の「地の文」というものがなく、登場人物の台詞のみで進んでいきます。

登場人物も個人名がなく「勇者」「魔王」「メイド長」「軍人徒弟」「王弟元帥」など、役割や肩書きのみで表記されています。

まるで演劇の台本を読んでいるような印象といえばわかるでしょうか。

「戯曲」と評されるのがよくわかります。

最初の印象は「読みにくい」でしたが、それはほんの数ページで慣れてしまい、あとは内容の面白さのためノンストップで引き込まれていきました。

ストーリーは、通常のこういうファンタジー世界を題材としたゲームであればクライマックスであるはずの、勇者と魔王の対決シーンから始まります。

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「人間と魔族が長く戦争を続けている世界……。強大な力を持つ「勇者」は、魔王を倒して人間世界を救うべく魔王の城に乗り込んだ。だが、そこで彼を待っていたのは、人間の女性そっくりの「魔王」であった。
彼女は勇者と戦おうとはせず、勇者に自分のものとなるよう契約を求めてきた。あくまで魔王と戦おうとする勇者に、魔王は冷静に人魔間の状況を語り、現在の社会秩序や経済活動が戦争に依存しており、魔王を倒しても根本的解決にならないことを説く。彼女の願いが終戦による破局でも戦争の引き伸ばしでもない、争いや飢えのない新たな可能性であること、そのために勇者の協力を求めていることを理解した勇者は、彼女の契約を受け入れる。
そして、ふたりは勇者と魔王という身分を隠し、一介の剣士と学者として世界の改革に着手した。商人同盟、魔族、中央諸国、聖光教会、あらゆる人々を巻き込みながら、やがて二人はこの世界の起源と対面する。」

「本当に即興で書かれたものなのか?」と驚いてしまうほど壮大で深い物語でした。

この作者には「ログ・ホライズン」という、世界中で何十万人という人間が異世界に漂流し、そこで混沌の中から秩序だった世界を構築していく内容の他作品がありますし、こういうのが得意な領域なんだろうと思います。

とても良かった。

上のiPadの表示で2500ページほどもある大作でしたが、寸暇を惜しんで読み続けてしまいました。

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やはりすごい色

2014-05-28 19:36:40 | クルマの話

今日の帰り道に、こんなクルマを見ました。

2

現行クラウンの特別色。
2013年9月から1ヶ月限定で発売され、ずいぶん話題になっていたピンクのクラウンですね。
ついに実車を見た。
これまで、3人のブロ友さんの記事で見せていただいてはいたんですけどね。

7駆さんの記事

たらちゃんさんの記事

ななパパさんの記事

7駆さんはディーラー展示車、たらちゃんさんのはマラソンの伴走、ななパパさんはイベント用車両なので、ついに個人所有らしい車両に出会ったのかと思いました。

でも写真をじっくり見てみたら、

1

レンタカーっぽいですね。
個人でこれを買う勇気のある人は、なかなかいないってことなんでしょうか。

これに出会ったのは渋滞している国道1号線の山科区あたりでした。
対向車の中にこれを見かけて、
「どうしよう、戻って写真を撮ろうか」
「発売になって何ヶ月、ついに遭遇したけれど、次はいつかわからないし」
「妻にも写真を見せてやりたいし」
などと、30秒ほど逡巡。

結局、追いかけてしまいました。
いや~、こういう時のアドレスって、本当に最強のバイクですね(笑)


今年の110冊目です。

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高里椎奈氏作「カエクスの巫女 天青国方神伝」

「仕えるべき天青国に刃を向け、邪神の真実を求める旅に出たイオンは、英雄の孫・アルフレドとともに、火の邪神を祀る一族の街へとたどり着く。一方リッカ は、国王の命を狙い王城に侵入。だが、そこで待ち受けていたのは、フェンとテオと名乗る謎の二人組だった!交錯する三人の運命と正義は、天青国に潜む闇へ と近づいていく…!」

フェンネル大陸シリーズに次ぐ氏のファンタジー物第二弾の三作目。

これに出てくるフェンとテオは、フェンネル大陸のあの二人。

非常にうれしい展開ですが、フェンの年齢がえらいことになっていた・・・。

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楽しいです

2014-05-25 22:31:22 | バイクの話

Tmax

今日の日曜日は休日出勤で、帰りは夜遅くになりました。

昼間は暑いくらいになり、その分、夜のバイクが涼しくて気持ちいいです。

そして京都の街中も夜は結構すいていて、TMAXで走り抜けるのがなかなか楽しい。

TMAXとアドレスV125を日替わりで交換して通勤していますが、道がガラガラの日はやはりTMAXがいいですね。

疲れているときは大きくてパワーのあるバイクの方が楽ですしね。

一方で、アドレスがつまらないかというと、そんなことは全然ありません。

少ないパワーを振り絞っているようなエンジンフィールを感じていると、なんともいえない緊張感というか高揚感があります。

2台のバイクを交互に乗っているというのが、双方の楽しさを増してくれている感じですね。

これが1台しか持っていないと、どんな楽しいバイクでもなんとなく飽きを感じるようになりそうな気がします。

もっと3台4台と毛色の違うバイクを増やせば、もっと楽しめるかもしれませんね。

でもそうなると今度は、維持の手間暇と費用などがストレスになってきそうな気もしますが。

それに、全部のバイクをバランスよく乗らないといめないみたいな変な強迫観念も生まれそうですね。

2台持ちくらいが、ちょうどいい加減なのかな。





今度は紙の書籍で。

今年の106~109冊目。

Book

二階堂黎人氏作「ラン迷宮 二階堂蘭子探偵集」

「「魔王ラビリンス」の脅威が取り払われた後、探偵活動を再開した二階堂蘭子に、洋蘭の栽培をする賀来慎児とその叔母が脅迫されている、という相談があった。慎児の父・賀来レオナは、著名な西洋画家だったが、12年前に不審死をとげ、その直後、母も服毒自殺していた。脅迫と何か関連が?そして慎児が住む 「蘭の家」に向かった蘭子を待っていたのはレオナの3人の愛人たちだった。?「蘭の家の殺人」など3編を収録した待望の作品集!」

綾崎隼氏作「陽炎太陽」

「村中から忌み嫌われる転校生、舞原陽凪乃。焦げるような陽射しの下で彼女と心を通わせた響野一颯は、何を犠牲にしてでもその未来を守ると誓うのだが…。時は流れ、大学生になった一颯は、離れ離れになった彼女の想い出を片隅に残しつつ嶌本和奏と交際を始める。かけがえのない歳月が流れ和奏と共に生きる決意を固めた一颯だったが、ある日、音信不通だった“彼女”が約束通り現れて…。今そこにある愛と、忘れられるはずもなかった愛。『太陽』の恋愛ミステリー。」

松岡圭祐氏作「千里眼 美由紀の正体 上下巻」

「記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために現地に乗り込んだ美由紀が目にしたおぞましい情景とは。最大の謎の核心に迫る書き下ろし第7弾。すべては今、白日の下に。」

どれも私にはお馴染みのシリーズです。

安心の面白さでした。

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絶品

2014-05-22 20:00:00 | バイクの話

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京都の和菓子の名店中村軒
気に入っているお店でしばしば訪れているのですが、ここ数年食べたいと思いつつ逃している甘味がありました。
それがこれ。

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季節の氷の「いちご氷」です。
毎年、三つのメニューがラインナップされていて約2ヶ月おきに変わっていくのですが、いちご氷は順番が最初なため「暑くなったから中村軒のかき氷を食べよう」と思い立つ7月頃には既にメニューから消えてしまっています。
食べたいと思いつつ逃したのが3年ほど続き、来年こそはと思って昨年の夏頃にiPhoneのリマインダー機能に仕込んでおきました。
その甲斐あって今年は5月早々にiPhoneが知らせてくれて、いちご氷のことを思い出すことが出来ました。
たかがイチゴ味のかき氷にいい大人が何をしてるんだという突っ込みをされそうですが、こういうささやかな楽しみの積み重ねが日常を豊かにしてくれるものだと思っています。

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ようやく食べられた中村軒のいちご氷。

甘酸っぱい味わいが期待通り非常に美味しい。

当然、合成のイチゴ味のシロップではなく、本当の果肉から作られたであろう味わいです。

イチゴの種がそのまま残っているのがいい感じでした。

酸味の強いそのままでも美味しいのですが、甘みの調整についてくる練乳をかけると、これがまた実に美味しい。

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例年、6月いっぱいくらいまでシロップの在庫があるようなので、もう一度くらい食べに行きたいと思うのですが、なかなか機会がなさそうなのが残念です。

とりあえずiPhoneのリマインダーに、また来年の5月1日に通知するよう仕込んでおきました(笑)




続いてバイクの旧車ネタ。

ある日に、前方にシングルシリンダーのいい音をさせているバイクがいました。

Cb250rs

これはまた、なかなか懐かしいバイクです。

ホンダのCB250RS。

高校時代くらいはよく見たバイクです。

割と地味な存在だと思いますが、結構スポーティな感じのデザインで好きでした。

この後CB250RSZになって更にCBX250RSになり、その後はこのシリーズはどうなったんだろう?

250ccの4スト単気筒のスポーティバイクと考えると、現行のCBR250Rはこれの末裔と言っていいでしょうか。

ところで純正でこんな綺麗なブルーってありましたっけ。

シルバー、黒、ワインレッド系とか、割と地味なカラーしか憶えてないんですが。






電子書籍でライトノベルを1シリーズ読了。

今年の93~105冊目。

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鴨志田一氏作「さくら荘のペットな彼女 1~10.5巻」

短編集の5.5、7.5、10.5巻あわせて全13巻です。

1巻

「俺の住む寮『さくら荘』は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。天才美少女を寮の変人たちから守らねば!と意気込む俺だったが、入寮翌日恐るべき事実が発覚する。ましろは、外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!そんなましろの“飼い主”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!?これでも俺、健全な男子高校生なんですけど!?変態と天才と凡人が織りなす、青春学園ラブコメディ登場。」

本編最終の10巻

「いつか大人になったとき…。さくら荘で過ごした日々を思い出して、何を思うんだろう。みんなバカだったなあって呆れるのかな。それとも、賑やかで楽しかった日々を懐かしく思うのかな。その両方なら、言うことない。なんたって、ここでの毎日は、ほんとに最高だったから。学園の問題児の集まり『さくら荘』を舞台に描かれる、変態と天才と凡人が織りなす青春学園ストーリーが、ついに感動の完結。空太たちが選ぶ“未来の色”を、ぜひ最後まで見届けてください。」

一言でいうと、素晴らしい作品でした。

高校と学生寮を舞台とした青春群像劇なのですが、とにかく登場人物が皆とても魅力的です。

主人公の二人以外の主要人物についてもそれぞれ深く掘り下げられており、全員にしっかり感情移入できる。

読み終わったときは、甘酸っぱく切ない感動を深く味わいました。

本当によかった・・・。

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働けど、働けど

2014-05-18 19:00:00 | 小ネタ

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今日のお昼は家族でラーメン。
お店はラーメン横綱です。

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ここはこんな風にネギが置いてあり、入れ放題なのがいいんですよね。
せめてもの栄養バランスをと考えて、いつも山盛り入れてしまいます。

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牛丼に入れる紅ショウガもそうですが、この手の味に刺激を増すものが大好きなワタクシ。
無料のものはたくさんいただかないともったいないと思ってしまう、単なる貧乏性ともいいます。



最近、妻とひょんな事から老後の蓄えの話をしました。
小学6年と小学4年の息子二人がいる我が家。
二人とも今のところ地元の公立中学には行きたくなさそうで、中高一貫の私立に行く予定なので、次男が大学卒業するまでに一体いくらくらい費用がいるんだろうという話の流れだったと思います。
次男が最短で4年制大学を卒業し無事に独立してくれると考えると13年後。
薬学部など6年制の大学だと15年後。
浪人とかしたらもっと先ですね(私が2浪しているので、大学浪人は2年までは許容するつもり)。
私が現在47歳なので、その頃には普通に定年を迎えています。
妻が私より5歳下なのでまだ働いていますけれど、それでも間もなくという歳ですね。
そう考えると、それまでに定年後に働かないで悠々自適生活を送ることができるほどの蓄えをするのは相当に難しそう。
基本的に怠け者なので、定年後には遊んで暮らすのが夢だったんですが。
年金受給年齢はどんどん遅くなっていますし、金額も大したものではなくなってきているから、きっと能力的に大丈夫な間はずっと働いているんでしょうね。
使ってくれる先があれば、ですけど。
で、妻との話の結論は「どうせ二人ともずっと働くのなら、目くじら立てなくても普通に貯金してたら何とかなるんじゃない?」ということに。

その方が心身ともに衰えないかもしれないですしね。
と、無理矢理ですが、一応は明るい結論になったということで。
ホントは楽をしたいけど(笑)



今年の92冊目です。

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鎌池和馬氏作「新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)10」

「魔神オティヌスを救うため、全世界を敵にまわした上条当麻。今まで頼もしい味方だった、指折りの権力者、超能力者、魔術師、それらすべてが“強敵”として 上条に襲いかかってくる。この闘いは、上条の人生の中でも生存確率がもっとも低く、もっとも絶望的だと思われた。…つまり、上条が帰った世界は、まるで 『あの地獄』と同じ光景だったのだ。だが彼は屈しない。今度は一人ではなかったから。オティヌスを全世界から救う方法。それは『魔神オティヌスの無力化』だった。魔神から人に戻るためには、デンマークの古城にある『ミミルの泉』から魔神の片目を取り出す必要がある。さあ、目的は決まった。上条は戦う。たった一人の少女の命と笑顔を守るために」

あらすじ通りハードな展開です。

過去の強敵が全て襲いかかってきます。

全部一斉にじゃないのが救いといえば救いですけれど。

登場時はとても憎たらしい感じの的だったオティヌスが、無力化されて妙に可愛い感じになってきてますね。

次巻からまた新展開かな。

コメント (33)
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