クルマとバイクと読書の雑記

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クルマとバイク、ミステリーやライトノベルなどを楽しむ日常を綴るブログです。

どんな人が

2016-01-29 18:50:56 | バイクの話

先日、Tanskさんがブログでちらっとふれられていて、ホンダが2000万円もするバイクを売り出すという記事が昨年あったことを思い出しました。

 

こちらですね。

 

画像はホンダの公式サイトより。

バイクの名前がHONDA RC213V-Sで、価格は税込み2190万円!

 

売れるんだろうか。

いや、きっと売れるんでしょうけど。

大昔、RC30(VFR750R)が150万円で出て、当時貧しい学生だった自分は大いに驚きましたが、ちゃんと売れてましたし。

あれはレースをする人がベース車両として買っていたのかな。

 その後にまた楕円ピストンエンジンのNRが500万円で市販されて「誰が買うねん?」と思いましたけれど、あれも普通に売れてましたし。

世の中にはお金のある人がいるものだと感心しました。

 

 

でも今回の、2000万円というのはちょっと次元が違うような。

これを買うとしたら、いったいどんな人?

ちょっと考えてみました。

 

 

たしかに、不況々々といいつつも、世の中にはお金持ちはたくさんいるみたい。

趣味に2000万円を平気で出せる人も、それなりにいるでしょう。

ただ、そのレベルのお金持ちとバイク乗りのイメージが、あまり重ならない。

スーパーカーならともかく、バイクという乗り物自体に興味なさそうです。

 

それに、もし仮にバイクが好きな超お金持ちがいたとして、こんなレーシーな車種に乗りたいと思うのか?

かなりのテクニックと体力がいりそうです。

若いお金持ちもいるでしょうけれど、やはり基本的には収入と年齢は比例すると思うので、大多数は高齢でしょう。

そういった階層の中で、バイクが趣味で大型免許持ち、更に超高性能バイクをきちんと楽しめる腕前がある人となると、天然記念物並に少ないんじゃないでしょうか。

 

それに、あんなレーサーそのまんまみたいなバイクを楽しむとなると、走る場所はやはりサーキットでないと不十分でしょうし。

そう考えると、このRC213V‐Sを買う人というのは、私のイメージでは、

 

「趣味に2000万円払えるお金持ち、そしてサーキット走行を楽しめるだけの腕があるバイク乗り」

 

ということかな。

日本にそんな人達がいったいどれだけいるんだろう。

 

あとは、もうバイクは乗れないかもしれないけれど、買って眺めるだけで満足するバイクのコレクターの超お金持ちというところでしょうか。

これも「バイクの」という部分で、すごく少なそうですけど。

 

私には全く縁のない世界ですが、こんなことを考えるのはちょっと楽しい。

実際、予約はけっこう入っているのかな? 

 

 

 

 

読書の備忘録。

西澤保彦氏作「帰ってきた腕貫探偵」

街のいたるところに突如現れ、市民の悩みを解きほぐす「櫃洗市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。その日、彼のもとにやって来たのは一週間ほど前に亡くなったという女性の霊だった。彼女はベストセラー作家・越沼霞巳と名乗るが、その作家は五十年前に亡くなっているはずだ。五十年前に死んだのは誰だったのか?なぜ女性の魂は今なお現世を漂っているのか―。シリーズ史上、最も不可思議な謎を腕貫探偵が鮮やかに解く!!」

久々の腕貫探偵シリーズ。

犯人が犯罪にいたる動機の感情がドロドロしているのがこの作家さんの特徴ですが、相変わらずそこは健在です。

文章にもクセがあるのですが、私には肌が合うのか読みやすい。

登場人物名が珍名レベルのばかりなのはちょっと辛いですが。

ルビが最初の登場するときしかふってないので、すぐに読み方を忘れちゃうんですよね。

 

電子書籍では、

リュート氏作「29歳独身は異世界で自由に生きた・・・・・・かった。2」

愛七ひろ氏作「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 3」

海空りく氏作「落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 零」

三屋咲ゆう氏作「学戦都市アスタリスク 06. 懐国凱戦

鎌池和馬氏作「ヘヴィーオブジェクト 電子数学の財宝」


以上で31冊目。

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息が長い

2016-01-25 18:38:23 | シグナスX

日本中にやっていきている大寒波、すごいですね。

奄美大島に115年ぶりに雪が降ったとか、同じく台湾でも100年ぶりくらいとか。

今朝も御覧のように雪が積もっていたので、先日と同じく長男を駅に送った流れでクルマ出勤しました。

でも今朝は桂川以西こそ国道の路面にも雪がありましたけれど、右京区、中京区、山科区、大津市と、そこから先は普通にドライ路面でした。

「バイクで来られたなあ」と、なんだか勝負に負けた気分です(笑)

でもまあ、いつも確認する桂川の橋の上にある気温計はマイナス3℃を表示していたので、暖かいクルマでも悪くはなかったかな。

 

 

 

 

話は変わって、シグナスの走行距離が10000kmになりました。

 

2014年9月から乗っているので、1年4ヶ月くらいで到達。

それと同時に18ヶ月点検に出しましたが、特に何もなし。

タイヤやブレーキパッドもまだいけるみたいですね。

エンジンの調子も最初より微妙に良くなってきている気がしますし、いわゆる「アタリがついてきた」ということでしょうか。

乗っていて、とても楽しいです。

 

 

点検の度に代車を借りていますが、今回はこんなバイクでした。

  

現行のヤマハ・ジョグですね。

さすがに50ccだけあってパワーはなく速度は乗らないですが、軽量ゆえか出足だけはビッと出るのがなかなか面白いですね。

それ以外に、ジョグに乗れたのがちょっとうれしかった。

 

実は人生初のマイバイクがジョグだったんです。

生まれ育ったところが公共交通機関の乏しい過疎の山村という土地柄のためか、三ない運動真っ盛りの時代にあっても高校が原付免許OKだったため、当たり前のように16歳になってすぐに取得しました。

取ってすぐは元々家にあった母親用のスズキ・スージィというバイクでしのぎつつ、間もなく自分用に新車で買ったのが発売になってすぐの初代ジョグでした。

それまでのヤマハのスクーターといえばパッソルやパッソーラで、せいぜい2.6とか2.7馬力だったのが、同じ排気量なのにいきなり4.5馬力。

先に手に入れた同級の友達に乗らせてもらった時に、アクセルをガバッと開けた瞬間「え、スクーターなのに前輪が浮く!?」とビックリ仰天しました。

懐かしいな~。

思えば、あの初代ジョグからハイパワースクーター全盛の時代になったように認識しています。

名車でしたよね。

 

色んなスクーターが出て消えていきましたが、ジョグが代を重ねつつ今も残っているのがちょっとうれしいかな。

 

 

 

読書の備忘録。

 

三上延氏作「江ノ島西浦写真館」

江ノ島の路地の奥、ひっそりとした入り江に佇む「江ノ島西浦写真館」。百年間営業を続けたその写真館は、館主の死により幕を閉じた。過去のある出来事から写真家の夢を諦めていた孫の桂木繭は、祖母の遺品整理のため写真館を訪れる。そこには注文したまま誰も受け取りに来ない、とごか歪な「未渡し写真」の詰まった缶があった。繭は写真を受け取りに来た青年・真鳥と共に、写真の謎を解き、注文主に返していくが―。」

ビブリア古書堂シリーズ作者の別作品です。

ちょっとさみしげな切ない雰囲気が共通していていいですね。

ビブリアの舞台は北鎌倉ですが、こちらは湘南江の島。

作者の地元なのかな。

江ノ島は20年ほど前に行きましたがご無沙汰です。

作中の舞台を見に、久しぶりに行ってみたくなりました。

 

電子書籍では、

支倉凍砂氏作「WORLD END ECONOMiCA」

埴輪星人「フェアリーテイル・クロニクル~空気読まない異世界ライフ~6」


以上で25冊読了。

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朝の逡巡

2016-01-20 19:07:56 | 日常のひとコマ

最近、毎朝6時過ぎに長男を最寄りの電車の駅にクルマで送る生活になっています。

長男の通学は家のそばのバス停から7時過ぎのに乗れば余裕で始業に間に合います。

ですが過去にたまたま早く行かないといけない日があって、その時間にはバスがないため電車の駅まで送ったことがありました。

どうもその時の往路がとても楽だったようです。

まず、満員のバスに揺られなくてもいい。

その後の電車もガラガラで、余裕で座れるようです。

朝の6時半の電車ですもんね。

それまで利用していた7時半頃のは、完全に満員通勤電車らしいですが。

朝食も、家で寝ぼけ眼の状態でバスの時間に焦りつつ頑張って食べるのではなく、学校に着いてすっかり覚醒した胃腸の状態でのんびり食べる方が美味しかったようです。

朝早く行くと楽ができるということに味を占め、普段の日も同じパターンで通学したいと言い出しました。

もちろん始業の1時間半も前に着いてしまうのでかなり時間が余りますが、ガラガラの教室でのんびりパンを食べながら好きな本を読んだり居眠りしたりして過ごす時間も悪くないとのこと。

ということで、このところ早朝のクルマで駅への往復が日課になりました。

私自身は元から5時前に起きる習慣だったので、6時過ぎに出かけることに全く負担なし。

 

その上、今朝のこのような雪の日には大きなメリットがあります。

 

 

いつもバイク通勤の私も積雪の日はクルマで出るのですが、路面状況の悪い日は交通自体がマヒしがちです。

そんな日にバイクと同じ時間に出ると遅刻は必至。

なのでいつもより早い時間に出たいのですが、当日朝になって「バイクにしようか、それともクルマ?」と悩んでしまいます。

うちが高台にあるので、家の周りに雪があっても、ちょっとだけ頑張って幹線道路まで出られれば、あとは雪がなく普通にバイクで走れる状況というパターンが多いんです。

割り切って「家の周りに雪があればクルマ」と決断できればいいのですが、できればバイクで行きたいという気持ちがなかなか捨てきれなくて、「もしかして国道まで行けば雪はないかも」みたいな葛藤がなかなか振り切れません。

クルマで行くと駐車場代がかかりますし、何より夕方帰り道の渋滞が面倒なんですよね。

高速道路経由なら楽に帰れますが、通勤に高速料金を払うのもなんだかなあ、ですしね。

 

 

雪の朝はそういうことで悩みがちだったのですが、今の生活パターンだと長男を送る際に私も出勤できる用意をしておけば、駅まで送るため幹線道路に出た時点でバイク出勤が可能かどうか判断できます。

そしてバイクがダメそうならそのまま私も職場に向かい、いけそうなら一旦帰ってバイクで出直しという作戦がとれるんですね。

これがとてもありがたい。

 

 

本日はそのパターンで、そのままクルマ出勤しました。

それでも、途中の京都市内中心部などは路面がドライだった場所もあったので、「バイクでも行けたかな?」みたいな葛藤がありましたけれど(笑)

 

でも職場に近づいた時点では、

 

 

こんな状況でした。

今日はクルマにして大正解。

 

 

 

読書の備忘録。

 

 

西尾維新氏作「業物語」

“キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードってぇ名前は、俺様が付けてやったんだ――” 今から六百年ほど前、今はもう滅びた国に『うつくし姫』と呼ばれる女の子がいました。その美しさに誰もが命をささげ、彼女が歩く道は死体の山となりました……。これぞ伝説の怪異! 怪異! 怪異! 青春は、童話のように残酷だ。」

忍がいかにして吸血鬼になったか、どんな吸血鬼に眷属にされたのかはずっと気になっていたポイントでしたが、なんとそれが語られるとは!

 

 

電子書籍では、

赤巻たると氏作「ディンの紋章 魔法師レジスの転生譚 1」

リュート氏作「29歳独身は異世界で自由に生きた・・・・・・かった。」

左京潤氏作「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」


以上で22冊読了。

 

 

 

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壊れないうちに

2016-01-16 18:38:39 | 小ネタ

 

全体的に暖冬とはいえ、最近ちょっと寒いですね。

 

気温もついにマイナスをマーク。

 

 

まだ明るくなりきらないうちに出るので、毎朝ちょっと勇気が要ります。

でも走り出してしまうと、そんなに気にならなくなるんですけどね。

バイクで走るのが楽しいからかな。

 

防寒は冬用のウェア、グリップヒーター、ヒートグローブですが、それだけあれば通勤片道40分くらいは問題なしです。

20年以上バイク通勤していて、冬の寒さくらいは何を今更という感じですね。

考えてみれば、ほとんど通勤でしか乗っていないので、うちのバイクの走行ペースは年中全く変化なしです。

 

 

でもバイクに乗っている時以外では、けっこう寒さを感じています。

 

犬も毛布で丸くなっております。

 

 

話は変わって。

 

私は、PCはMacのノートを2台使っているのですが、そのうちの職場に置いている方のMacbook Airが、近ごろ調子を崩しがちです。

理由はいたってシンプル。

容量がアップアップなことです。

 

以前に一度、容量不足になって、いらないファイルを整理してしのいだことがありますが、その後もいつの間にか同じことになり掃除して対処せざるを得なくなったことが何度か。

今時はSSDの64GBなんて、スマホに負けてたりしますもんね。

今のAirを買ったのが2010年11月なので、もう5年以上使っているPCです。

 

それで、

そろそろ買い換え時かなあ。

最新スペックのものだと快適だろうな。

最近出たMacbookにしようか、それともまたAirにしようか。

Airなら、この頃は持ち歩きはiPhoneとiPadで十分だからPCはデスクから動かさないし、11インチじゃなく13インチの方が見やすくていいだろうか。

いずれにせよ、予算は15万円くらいはいるなあ。

などと考えていましたところ、冷蔵庫が壊れてしまいました。

 

 

 

正確にはまだ機能しているんですが、製氷室および冷凍室の温度が不安定で、氷がとけて再度凍結したというような状況が繰り返されるようになりました。

冷蔵庫に関しては、以前に使っていたものはある日突然に全く冷えなくなるという壊れ方をしました。

それが夏場で、更に私は東京に出張中で家には妻と幼い息子たちだけ。

「大変だ~」という悲鳴が伝わるようなメールが私の元に届き、すぐに電話を返して相談。

大至急で家電店へ行き、即日配達可能なものに買い換えようということになりました。

慣れ親しんだ生活家電はいざ壊れて使えなくなると非常に不便ですが、冷蔵庫はそういうレベルではない緊急性のあるものですね。

洗濯機などもないと困るものですが、まだコインランドリーで代用がきいたりします。

冷蔵庫は冷えないと中が大惨事になりますもんね。

 

当時の焦りが我々の中でトラウマになっており、今回はまだ普通に冷えてはいますが、いつ壊れるかわからない状態で使い続けることに大きな不安をおぼえます。

今が冬なのは多少の救いではありますけれど。

 

 

ということで、転ばぬ先の杖。

急遽、冷蔵庫を買い換えることになりました。

 ネットだと安いのかもしれませんが、配達から設置までお願いして楽がしたいので、実店舗でね。

設置スペースの問題があるので、今までのと同サイズくらいのもので。

 

しかし、実際に店舗で色々見て感じましたが、冷蔵庫って結構お高いですね。  

 これまでと同じサイズ、使い勝手のものを選ぶと上の写真のようなものになるのですが、10万円以内ではとてもじゃないけどこれというものがありません。

 

このあたりは10万円を切っていたりしますが、消費電力が大きいのと引き出しの数が少ない。

10年間くらい毎日何度も触れるものですから、多少の値段で使い勝手を犠牲にするべきではないですね。

 

 

結局、15万円くらいのものにしました。

ということで、Macbookを新調するための予算がきっちり吹っ飛びました。

まったく、なんというタイミングで壊れてくれるんだか(笑)

 

 

 

 

 

 

読書の備忘録。

今回は全部、電子書籍で。

 

 

 

西尾維新氏作「掟上今日子の退職願」

退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。彼女の最後の事件は、池に浮かび上がった水死体。しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり…。辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!」

ドラマはなかなか好評だったようですね。

私もドラマ開始前に白髪の鬘を被った新垣結衣さんの写真を見て、ここまで無理に再現しなくてもと思いましたが、実際に動いているのを見るとそんなに違和感なかったしなかなか魅力的でした。

 

 

 

他には、

三屋咲ゆう氏作「学戦都市アスタリスク 05. 覇凰決戦

暁なつめ氏作「この素晴らし世界に祝福を!5 爆裂紅魔にレッツ&ゴー!!」

 

 

以上で18冊読了。 

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久々にNA

2016-01-10 19:19:57 | ロードスター

 

年が明けて間もなくのことですが、大阪の難波で学生時代からの友人たち5名で集まって飲み会をしました。

毎年、年末年始の恒例行事で、12/30など年内が多いのですが、今回はたまたま新年で。

5名中、私を含めた2名が京都からの参加でした。

 

京都からの2人ともそんなにお酒を飲まないのと運転が好きなこともあって、どちらかは飲まないことにしてクルマでの参加にしました。

京都と大阪はけっこう近くて、難波くらいだとうちから1時間ちょっとで行けるんですよね。

 

 

 

どちらの運転で行こうかという話で、今回は友人がクルマを出すということになり、うちまで迎えに来てくれました。

 

 

 

登場は懐かしのNAロードスターで。

実はこれは、NCロードスターに乗り換える前に私の愛車だったクルマです。

 

平成7年式で、1600ccから1800cc化されてすぐのネオグリーンのVスペシャル。

これを3年落ちで平成10年に手に入れて、NCが出てすぐに乗り換えるまで7年間乗りました。

 

その際、私がNCに乗り換えると知った友人とその妹(クルマ好き)から売って欲しいと持ちかけられ、「じゃあ下取りの値段で譲ろう」という話になりました。

その上で臨んだディーラーでは、NAの査定は衝撃の0円!

年式的には20数万なのだそうですが、傷や走行距離などマイナスポイントで引いていくと価格が残らなかったそうな。

もちろん人気車種なので一般の買い取り店などに持ち込めば金額はついただろうと思うのですが、NCに乗り換えるとはいえ愛着があり大事にしていたクルマ。

 

パターン1:いくらかのお金で手放し、どこの誰ともわからない人が知らないところで乗る

パターン2:お金にはならないけれど、よく知った友人が乗り、その気になればいつでも見に行ける

の二つの考え方で秤にかけ、後者を選択しました。

 

友人との約束は「下取り価格」だったので、名義変更登録などの手数料のみ負担してもらってそのまま譲りました。

それ以降、このクルマはいまだに現役で、ほとんどトラブルなく乗り回せているようです。

たしか平成7年12月登録だったと思うので、もう丸々20年経っているクルマですね。

下取り0円だったはずなのに、随分と頑丈だなあ(笑)

譲った友人兄妹が物持ちいいタイプというのもあるかもしれないですけれど。

 友人はNAロードスターの他にメインで初代イプサムに乗っているのですが、もう15年モノで、走行距離も29万キロになっているそうです。

バイクは原付を持っているのですが、車種がなんと高校時代に中古で買った懐かしのヤマハのRD50なんです。

さすがに今では不動状態で置いてあるだけみたいですけれど。

 その上、妹さんは妹さんで、以前記事にした走行距離31万キロのカローラFXのオーナーさんだったり。

さすがに件のFXは、35万キロに達した時点で廃車にされたようですが。

 

 

友人もNAの点検などでディーラーに行くと、最近は強くNDへの買い換えを勧められるそうです。

でも「これ(NA)がいいんや」と返すと「あ、やっぱり?」と納得されるそうです。

やはり根強い人気があるんですね。

他にも、うちから友人宅へいってから10年間ずっと「飽きたら売って」「まだ手放す気にならない?」など、アプローチを頻繁にされているどうですしね。

 

そういう話を聞くとNAから乗り換えたことへの残念な気持ちがチラっとよぎります。

でも私が基本的に新しくて快適なものが好きなタイプだということも自分で理解しているので、ちょっとだけですけれどね。

 

 

なんにせよ、助手席とはいえ久しぶりのNAは楽しかった。

やはり、適当に売ってしまわず、友人宅へ譲ることにしてよかったということかな。 

 

 

 

 

 

読書の備忘録。

 

 

宮部みゆき氏作「過ぎ去りし王国の城」

早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことからヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、パクさんという大人と出会い、塔の中にひとりの少女が閉じこめられていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は、ある計画を立てる…。「今」を引き受けて必死に生きるすべての人へ―心にしみこむ祈りの物語。」

ライトノベルでは登場人物が異世界へ行くという設定はとても多いですが、実は宮部氏も多用しているなあ。

全体的にくらい雰囲気はいかにもな宮部節という感じ。

最後はきちんとメインの事態は解決していうのでいいですが、サイド面での問題が放置気味なので、読後のすっきり感がイマイチありませんでした。

不完全燃焼気味です。



電子書籍では、

海空りく氏作「落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 5、6」

三屋咲ゆう氏作「学戦都市アスタリスク 04. 追憶闘破」

Y. A氏作「八男って、それはないでしょう! 5」

愛七ひろ氏作「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 2」

箕崎准氏作「ハンドレッド ヴァリアント覚醒」

枯野瑛氏作「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」

瀬尾つかさ氏作「スカイ・ワールド #05」


以上で今年の15冊目。

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