はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ホシガラス葉山海岸を歩く

2010-12-29 21:41:39 | Weblog
 12月23日  快晴です。

 毎月最終日曜日に開催される探鳥会が今月は年末でもあるので天皇誕生日
の休日になりました。

 良く晴れて集合地の横須賀市長者が崎は個人の所有地とのことです。それでも崖ばかり
で家も建てられません。景観だけです。



 崖斜面の枝でミサゴが大きな魚を朝食にしていました。
 


 岩場ではアオサギが、のんびりと日向ぼっこです。



 ミサゴの朝食は、まだ続いています。大分な大物です。30分はかかっています。



 伊豆の山々の向こうに富士山がくっきりと浮かびます。富士山はどこから見ても
美しい山です。太宰治が富士が美しいのは周りに高い山が無いからだと作品、富嶽百景
で述べていますが、そうかも知れません。



 大島は霞んで見えます。



 太宰治が、そうは言っても矢張り何回見ても飽きません。所変えて見れば新しい
美しさが現れます。



 長者が崎は一本で無く、途中で切れています。活断層で割れたようです。



 葉山御用邸の海岸を歩き少し内陸に入りますと、栴檀の実を食べにムクドリ
が来ていました。



 黄色い菊には黄蝶がとまっていました。



 葉山海岸では岩の上にシノリガモの♀若鳥が暖かい湘南の冬日を浴びて休んでいます。
 雄は目の後ろの白い斑点の更に奧の右下に縦型の白い線が有りますが雌には有りません。





 岩の上が飽きたのか、やがて泳ぎだしました。シノリガモは冬鳥で関東では
稀に見られます。体長43Cmで歌舞伎俳優のような隈取りがあります。



 遠くの岩には全身真っ黒なクロサギ(体長62Cm)もいます



 ウミウが翼を乾かしています。ウミウは尾の脂が少ないので翼を乾かさないと
飛べなくなりますので、こうして時々乾かしています。



 日射しが強く歩いていると汗が出ます。逗子の森戸海岸へ向かいます。
 町並みに面白い郵便ポストが有りました。塀の中に嵌めこまれた形ですが立派に
正式のポストです。



 森戸神社近くのファミレスで簡単な忘年会をして別れました。今日見られた鳥は
特に珍しい種はなく29種でした。

 家の近くの商店街が冬まつりをしていました。知人が主催しているので挨拶に寄り
帰ると鹿児島の知人から心尽くしの年末用品がごっそりと送られて来ました。
 毎年の事で何時も感謝感激です。佳き知人が居て幸せをひとしお感じます。

 さー今年も後、一週間です。やらなければならない事、山積でうろうろします。

 




ホシガラスのお勉強

2010-12-29 17:35:47 | Weblog
 12月20日  午前中曇っていましたが次第に晴れて来ました。

 久しぶりにゆつくりと7時の起床です。 午前中は堪りに堪った雑用の整理に終わり
ました。

 81歳にもなると、それでなくても小さい脳内の抽出が一杯になり知識の入る余地が
無くなります。無理に詰め込もうとすると眠くなって来ます。

 今日は平家物語の講座です。夕方出掛けます。
 頼朝は後白河法皇に国内に守護地頭制度を確立する事を進言するのに直接は申し入れ
出来ませんので吉田大納言経房郷を通して奏聞しました。
 この吉田大納言は平家全盛の時も源氏に世の中が変わっても、どちらにも組みせず
絶えず中立の立場を取っていました。生来利発な人で12歳で父を失いましたものの
宮廷に仕えて次第に昇進し遂には大納言の位にまで登り詰めた程の人です。

 この頃の平家物語には、既に義経の記載はどこにも見当たりません。義経は吉野で
この物語からは消えています。他の義経記(ぎけいき)にその後の経緯が記されてい
るとの事ですが浅学のホシガラスは読んでおりません。

 国内に守護地頭職を設けた事は頼朝の数少ない功績の一つとなっています。
 これによって租税の徴収制度が確立し公平さが出てきました。当時の租税専ら米に
よっていましたが地域によって凄く適当になっていたようです。

 12月21日  曇りですが暖かく夕方から雨になりました。

 今年最後の体操教室になりました。講師がクリスマス間近なので、それようにダンス
を体操に取り入れますが、申し訳有りませんがどうも男性は苦手です。この先生はダン
スが好きで後半には必ず踊りを入れた体操になります。好きなだけに先生のは結構、様に
なっています。女性は楽しく踊っていますが男性は参加者15名なので後ろの方で適当に
お茶を濁して終わりの時間を待ちます。

 夜は日本書紀の講座です。物部氏が蘇我氏に滅ぼされましたが物部の側近に捕鳥部万
(ととりべのよろず)と言う人がいました。彼は物部滅亡後も100人ほどの部下を率
いて山に隠れました。今や朝敵扱いで、やがて見つかり防戦しますが何しろ多勢に無勢
で遂に自害します。その死骸に彼の愛犬が付き添い、やがて万の頭を銜えて墓に埋め、、
その傍で犬は飢え死にします。このことを河内の国司が朝廷に届け出ると、これまで
朝敵扱いで冷遇していたのに急に厚遇する所謂、朝令暮改の最たる政治は昔から行われ
ていたようです。
 日本書紀に余り大事でも無いような事実が突如として現れたのは何故なのか不思議に
思いますが、作者の朝廷に対する皮肉が有るのかも知れません。

 講座が終わって外に出ると雨になっていました。それも吹き降りでした。

 12月22日  夜来の雨が上がって暖かく晴れました。

 今年最後の吹き矢の日です。女性12名、男性13名と指導員さんで26名の参加
です。年末なので恐らく少ない参加と思っていましたが盛会です。

 月例の記録会も和やかに賞品も盛り沢山?に奮発しました。

 終わってから有志で近くのファミレスで、これ又和やかに食事会となりました。
 これで来年1月12日まで3週間のお別れです。

 友人の誕生日祝いに横浜へ出掛けます。まずは横浜美術館で、ドガ展を見学します。
 有名な、踊り子 の前は流石に渋滞です。実物は小さな絵です。配色は流石です。
 パリなら写真OKですが、日本では貴重品扱いで拝借物だけに慎重です。
 全部で200点近い作品が展示されていました。

 館外は既に夜の帷が降りていました。



 みなとみらい のコスモワールドの観覧車は17時27分を指しています。



 私たちも観覧車に乗りました。一般車は10分待ちでシースルークルマは45分待ち
でした。シースルー車は数が少ないようです。勿論、一般車に乗りました。
 夜景は素晴らしい事です。ランドマークが近くに見えます。



 コスモワールドのお化け屋敷が有るイヴェント館が並んでいます。



 帆船の日本丸も見えました。



 観覧車の高さは110mとの事で、最高点では足下が震えます。隣がシースルー車で
女子高校生が4人ほど乗っているらしく足下が見えるのでキャーキャー言って怖がって
いました。
 ここのジェットコースターは、凄い急降下でプールの中へ入って行くので、ここでも
絶叫です。年寄りには向いていないようです。心臓に悪そうです。

 最後は中華街で四川料理と行きましたが日本人向けなのか余り辛くなく少し不満でし
たが、佳い誕生日祝いとなりました。