舳倉島行き第一日目
4月24日 曇り
朝6時半、雨にならないうちに家を出て藤沢駅へ。
降られずに駅に入ったものの電車に乗ると雨になりました。
小田原からは、ひかり 名古屋で、しらさぎに乗り換え
金沢へ。金沢からはバスで2時間半で、輪島市に到着。
毎度お世話になる輪島港近くの宿に16時過ぎに入る。
名古屋で降っていた雨も金沢から輪島と次第に止んで来ま
した。明日は晴れでしょう。
奥能登は杉の多い土地です。
春雨に くろぐろとあり 能登の杉 と詠みました。
民家の黒瓦が雨に光っていました。
4月25日 晴れ
予想通りに晴れました。
船は、9時に出港です。空には何時ものようにトビとウミ
ネコが飛んでいます。港の風景です。
ウミネコは、ニャーニャーと啼きながら飛んでいます。
港には漁船がもやっっています。
9時に出港して35分ぐらいで、七つ島を通過します。
ここは、オオミズナギドリの繁殖地ですが、この日は何故か
一羽しか飛んでいませんでした。
ウミネコが沢山飛び交っていました。
119人乗りの小さな船なので、うねりが大きいので結構
横揺れします。何時もデツキで過ごすので船酔いは今まであ
りません。
今回で七度目の島通いです。この島は春夏の鳥の渡りの季節
には、いろいろな鳥が見られるので鳥見の人が多く集まります。
1時間20分位になると、島影が見えて来ます。
何しろ標高13mが島の最高地点なので近づかないと見えま
せん。灯台が最初に見えてきますと、ほっとします。
10時半、定時に入港です。港に置いてある宿のリヤカーに
それぞれの荷物を積んで宿に向かいます。
途中でカワラヒワ・ノビタキを見ます。
ノビタキは夏姿の黒い頭巾を被っています。♂です。
港近くの公園ではノビタキです。タンポポの中で
目立っています。
アトリも、今の時期ここでは普通に見られます。
どこにでもいるツグミが胸を張って佇んでいました。
昼食後の半日、島内を一周します。と言っても一周4Kmです。
灯台近くの給水塔?の柱に、若いハヤブサが止まっていました。
何か、おびえているようで威厳がありません。若さです。
関東では冬にしか見られないマヒワが草の実を啄んでいました。
水場にセンダイムシクイが来ました。
センダイムシクイは鶯の仲間で、焼酎一杯グイーッと
鳴きます。または千代萩のチヨチヨギミーとも聞こえます。
夏羽のキビタキ♂です。綺麗な鳥です。
暗い藪の中にクロジがいます。地味な目立たない
スズメの二回りぐらい大きい体長17Cmの鳥です。
林の中を抜けて海岸に出ると若布の中にムナグロが
歩いています。
アオサギが大きな魚を飲み込もうとして苦労していました。
魚はキンメダイのような赤色をしていました。
ウミネコが人前はばからず交尾しています。春です。
芽が吹いている大きな木にアトリ・メジロ・ウソが
群がっています。中にアカウソがいます。
港近くの公園に戻ると綺麗なアトリがいました。
電柱の上でイソヒヨドリが啼いていました。♂です。
18時近く宿に戻り舳倉島の第一日目が終わりました。
二日目以降は次回です。お粗末でした。