マクドナルドの腐らないポテトより虫のほうが大問題なんですか

2015年01月12日 | 日記

ビニールに金属片、プラスチック片に人の歯や昆虫…マクドナルドの異物混入問題が騒がしい。私は滅多にマクドナルドの商品を口にしないので、異物に遭遇することもないが、確かにこれらのものが何口か食べたのちに出てくると暗い気分にはなる。しかし、だからってこの騒ぎはなんだろな~、異物混入狂騒とでもいうのか、騒ぎどころがここなのか…といった哀しみを感じる。

虫が衛生上よくないのは当然だが、ゴキブリさえ寄り付かないと言われる悪魔の物質・ショートニングを日本マクドナルドがガンガン使いまくっていることには無関心でありながら、虫やプラチ、賞味期限切れにはヒステリックに反応するその心理が痛ましいです。

マックのフライドポテトは3年間放置しても腐敗しないとまで言われているが、消費者はそれはオッケーなのか?3年後容姿の変わらないポテトは食べる気になるが、蟻やゴキブリがたかっていたら食べる気が失せるってことか?

アメリカのマクドナルドはショートニングの使用をやめましたが、日本マクドナルドはまだ使っています。なぜって、厚労省が問題なしって言ってますから。

私はマクドナルドクルーの経験がありますが、(カウンターではなく、組み立て業務でした)衛生管理はそんじょそこらの飲食店よりはるかにしっかりやってますよ。全てがマニュアルで個人の裁量でできることなんてありませんから、肉の生焼けとかも基本的にはありえません。

それでも、作っているのはロボットではなく人間ですから異物混入はある程度は避けられないと思います。

私はハンバーガーを組み立てていましたから、中身に関するクレームがくると相当ドキドキしました。でも商品そのもののクレームはほとんどなく、多くはナゲットのソースやコーヒーミルクなどの付属品の入れ忘れでした。ユニオンが指摘しているように中央の管理で時間ごとのクルー数は決まっていますが、現場とは当然ながらずれています。「ピークは過ぎた」の判断でクルー数が減らされれば、レジはあるのに開いておらず、お客様を待たせた上に、商品も接客態度も悪く、手渡される直前に慌てたクルーが滑ってひっくり返ったり、クルー同士ぶつかったり…客としては腹は立つが、血を流している店員は気の毒だ…だが、腹は減っているし時間もない、やはり腹が立つ、です。

ピークを完全に外せば早く商品が提供されるのかっていったら、これまたここは商店街のタバコ屋かというくらい、店員がいなくてコーヒー一つ、ナゲット一つでもずーっと待つハメになったり…

いまやマクドナルドのほどのスローフードはないですよ、しかも不健康な。

虫が入ってたって?虫さえ寄り付かないよりマシじゃないか。無責任?食べなきゃいいだけじゃないですか。

異物混入はおそらくどんな飲食店でもあると思います。タダにしてもらったり、商品券もらったりして済んでたんじゃないですか?何ガタガタ騒いでんだ。

ホームレスの人が捨ててあるコンビニの弁当を漁るのも当然です。「消費期限」には全く問題ないですから。問題は1週間経っても変化なしにありますが、ホームレス状態では健康どうこう言ってられないですから。

ところで、アメリカでは異物混入に基準があるそうですね。商品によっていろいろらしいですが、うじ虫2個までならオッケーとか、そんなかんじです。

ポジティブに考えよう。虫が入ってるくらいだからオッケーよ!

コメント
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