久しぶりのリアル勉強会は新鮮で、いい気分転換になりました。

2021年02月23日 | 社労士
1年ぶりにファイナンシャルプランナーの勉強会に出席しました。
コロナ禍のなか、14名の方が出席されていました。
社労士であり、FPでもある方がケインズ経済学とコロナ不況というテーマで講義を担当されました。
私は付け焼刃で、池上彰さんの解説書といくつかの新書を斜め読みしただけで勉強会に臨んだため、理解できないところが多く、帰宅後に資料をじっくり読んで(読める範囲で…)ほんの少しばかりわかったような気になっただけでした。
でも、他の方たちの議論を聞いているだけで、ふーーーーーーん、へーーーーーーーっと感じいり、それだけでなんだか新鮮な気分になりました。
コロナによってリアルに人が集まることが激減したことで、かえって、直接集まり、自己紹介をしたり、自分の思うところをしゃべったりというのが貴重な時間だなと実感しました。
コロナが終息した後、コロナ前に変わるのか。
実際、中小零細企業ではリモートワークが定着せず、元に戻りつつあります。
私は…戻ってほしくない!
これが偽らざる気持ちです。
これだけ多くの直接・間接被害を出したコロナですが、もしコロナがなかったら、今より世界はよい状態だったのか…
わかりません。
コロナが多くの問題を浮き彫りにしたことは確かです。
コロナ前、テレワークは介護や育児との両立を可能にする決め手のような扱いでした。
(その割にはふるいませんでしたが)
実際多くの人がテレワークをやるようになると、いろんな問題があることがわかりました。
物事には「いいこと」「わるいこと」がある。
当たり前のことなのに、何かを推し進めるときは多面的な見方はせず、一方的にいいとこばかりをまくしたてるのです…
話はFPの勉強会に戻ります。
参加された方はいろんな思惑があって(FP会員更新のためのポイント稼ぎもあります…)家から出向いていらしたのです。私はこの1年、コロナ禍を言い訳に出不精でした。でも、さすがに引きこもりに飽きました。人に揉まれることに嫌気がさして家にこもり、家にこもることに嫌気がさして人の中に入る…結局はこの繰り返しみたいです…
いろんな思惑のある人たちがひとつところに集ってがやがや言う…
自由に出入りできる風通しのよさがいいのですね。
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連合会主催の外国人材雇用管理セミナー、よかったです。

2021年02月18日 | 社労士
社労士連合会主催の外国人材雇用管理セミナーをzoomで視聴した。
タダだし、ウェブだし…ってことで、最初ながらで聞いていた。
これまで、外国人材の雇用管理についてはリアルセミナーで何度か受けたことがある。
講師は技能実習法を専門とする弁護士であったり、入管業務を専門とする行政書士であったり、他の士業からの調達であった。
受講しているのは経営者の他、社労士など人事労務に携わる人である。
質疑応答や講義中の様子から、あまり熱心ではない様子がみられた。
弁護士や行政書士は違法行為のまずさに熱弁をふるうのだが、聞いているほうは、それを建前論と思っているのが感じられた。
技能実習や特定技能、EPAなどについて、建前は建前として、そうはいっても、結局のことろ人手不足対策で、それはみんなわかってるんでしょ?でもまあ、法治国家だから人権なんてのも無視できないし、まあうまいことやればいいわけよね?
このような、あ・うんがあると信じてい疑わない、そんな空気が読めた。
だから、昨日のセミナーもながらで聞き始めた。
しかし、途中から、慌ててメモを準備して、真剣に聴くことにした。
聞くだけの価値のある内容だった。
これまでの建前論から大きく前進していた。
外国人労働者の日本語能力を上げることの重要性、外国人労働者の母国語や母国の慣習、特に労働慣行や法律を理解することの重要性、日本はもはやアジアのトップではないという認識を受け入れることの重要性、英語が使えない、理解できないことが不利であることを改めて自覚することの重要性。
また、人権などについても建前論が幅を利かせていたほんの少し前が信じられないくらいに、実質的な対応について言及していた。
外国の人と無縁ではいられない今、社労士会も変わったんだなと思った。
いいセミナーでした。
登壇者の方、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
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