夫の家事に妻がダメ出しするのが家事ハラ…ではないんです!!

2015年01月09日 | 日記

ある雑誌で、夫婦・家族問題評論家の肩書を持つ女性と男性の更年期を扱う男性医師が家族円満の秘訣なるテーマで対談していました。

その中で、女性評論家が「男性も積極的に家事を手伝うようになってきたが、せっかく男性が家事をやっているのに、女性があとから食器を洗いなおしたり、男性がたたんだ洗濯物をたたみなおすといった家事ハラ(ハラスメント)が生じている」と言っており、心底がっかりしました。

世間一般のおじさんならまだしも、夫婦・家族問題のカウンセリングを仕事にしている女性の発言だけに、失望感は大きいです。

「家事ハラスメント」は、和光大教授の竹信三恵子さんの造語で、その定義は

「女性が担う家事労働を蔑視・軽視・無視して買い叩く社会システムによる嫌がらせ」であるが、旭化成ホームズが、男性を対象にアンケートを行い、既婚男性の9割は家事を手伝っているのに、妻から心ない言葉を浴びせられているとして、そのことをもって「家事ハラスメントである」と勝手に定義を捻じ曲げて使い、多くの女性の怒りを買ったのです。

女性評論家はそのことも知らずに、雑誌の紙面で堂々と間違った使い方をしているのです。大学教授もしているということだが、カウンセリングで間違ったアドバイスをして、講義でも間違ったことを教えてるんじゃないか…と疑いたくなります。

そもそも、家事のやり直しをハラスメント(嫌がらせ)ととる感覚もなんかな~ですが。

新人のやったまずい仕事を先輩がやり直したり、やり直させたりしても嫌がらせになってしまいますよ。

うちの5歳の娘は、自分でする!と言って、母がせっかく用意したものを、元に戻して自分のやり方でやりますが、私は娘から育児ハラスメントを受けてるんでしょうか?

家事ハラの定義を捻じ曲げて被害者ヅラしている男が、マタハラ(妊婦に対するハラスメント)に対しては、被害者はむしろ周りの人間だと言い放ち、妊婦を甘えているだの、当然の権利だと思っているだの、被害者意識が甚だしいなどと言っているのか?

なんかすごい悪意を感じます。陰険な妬み・嫉み・劣等感・卑屈・鬱屈を感じます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする