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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

地方公共団体の経営感覚:2題

2008年12月25日 | 外なる話題
地方公共団体の経営感覚:2題

わが県と市の最近の話題から組長さんの経営感覚を少し考えてみた。
最近、驚くほどの速度で不況が進んでいる。その中で、非正規労働者の雇い止めが行われている。経営者から見ると確かに非正規雇用はこのような時のために存在し、血も涙もない行為であるが、経営者とすれば、当然の権利行使と言えるのかもしれない。
ところで、このような状況に鑑みて、破産寸前のわが県都では急きょ十数人の正規公務員を新たに年度末までに雇用することにした。この苦しい経済状況では確かに市長の英断は美談と言えるが、これほど経営感覚を失ったトップはないのではないかと思ってしまう。最終的にもろもろに負担を強いられるのはどうせ市民であるからであろう。

もうひとつ。
県職員の研修として、総勢100名ほどの職員を1カ月ほど民間企業に派遣すると言う。このようなことは他の県ではないと知事は誇らしげに語る。確かに、何とまあ思いきった研修だと思った。100名ほどの人選はどうするのかと思った。何のことはない。「主査に昇任したものが対象」とある。実は、これは少々おかしいのではないかと思った。本来ならば、「主査昇任候補の中から人選して、派遣先で厳しく評価をしてもらった上で昇任させるかどうか検討する。」のが良いのではないかと思う。
まあ、ある年齢になれば特段その地位に相応しくなくても昇任させなければならない悪平等の給与体系の事情が有ることはあるのであるが。


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