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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

ETC:受益者は?

2005年07月22日 | 外なる話題
25日19時(2005年7月)のニュースで道路公団副総裁「逮捕」の報道があった。急がなければ、陳腐化してしまう。

 所で、ETCは誰のために設置しているのか?本当の受益者は誰か?確かに、最初にクドクドとお話しした様に、ETC利用者にも当然メリットはある。しかし、一番のメリットは道路公団ではないか?切符を発行する必要がない。ゲートで現金の収受をする必要がない。当然、ETCゲートには、誰も人は居ません。と言うことは、まず人件費の節約になる。そして、勿論全てのゲートではないが、ゲートは24時間営業。考えると相当な人件費削減になる筈。収納した現金の扱いも大変だ。まあ、それはお賽銭と同じように銀行員が来るのかも知れないが。カード記載金額と収納した金額が100円たりとも誤差があってはおかしい。そこがお賽銭と違う所。その確認の作業も何等不必要。ETCの管理は集中管理。後はカード会社がやってくれる。現金を扱わないだけでもメリットである。チケットを印刷する必要もない。さらに領収書を渡す必要がない。当然その印刷費用も要りません。その他諸々の機器類も不必要。
カードだと、ただ乗りと言うことはまずない(と思ったが、バーがないために強行突破を謀る車もあるそうだ)。回数券の様に偽造の心配もない。有ったとしても、それはカード会社の責任に。必要なのは初期投資である改造費用・システム作成費用。後は、通信回線を利用したランニングコストとカード会社の手数料だけ。しかも、その通信回線は、既に敷設済みのものを有効利用するだけでないのか?
 いわば、ETCは「打ち出の小槌」ではないか。

ETCを付けて、もう随分と長い。「珍しもん」好きな「さいら」は直ぐに飛び付く。カードも手元に届くのに要相当日数。車載器は店には常置無く、お取り寄せ。最近は安くなったが、車載器は結構高額。元は取れない。車載器に補助金の話が出た時には些かお冠。最初からそうして欲しかったと愚痴も出た。とは言っても設置したものは使わな損損。最初、真実、ゲートが開くのか心配。そろりそろりとゲートへ。無事通過。グー。やはり便利この上なし。期待以上の便利さ。一々窓を開けて、カードを取り、支払い。これがないだけでも便利。さすが、文明の利器。ドライバーが別にいて、「さいら」は後の席でと言うのであればどうでも良いことだが、それは望むべくもなし。兎も角一人の時は便利。
 それだけでない。お釣りがない様にしようとすると、財布調べで、時間が掛かる。
高額紙幣でお釣りを貰うとなると、間違いがない様に異常に丁寧に勘定して手渡し。
せめて中国の様に若い・・・。さもなくば、自動的に、お釣りを封筒に入れて出て来るシステムを開発すれば・・・。と何時も思っていた。しかし、それはもう今は関係なし。 定額のゲートでも、ご丁寧に領収書を「無理矢理」くれる。貰わないと叱られる。後には次の、次の、次の、・・・車が待機。気が弱い「さいら」には困った事態。しかし、徴収者は一行お構いなし。気を揉むのは「さいら」だけ。
 以上の諸点から、ETCは精神安定の上からもグッド。
 
それに、混雑で車列が出来ていても、大概の所ではすいすいと通過。ほんの優越感もこれ有り。しかし、何と言っても、無料で高速を走れる錯覚が気に入っています。良いことずくめのETC。が、必ずしもそうも行かないことも有る。一つ二つ誤算もあった。
 その一つ。
ゲートが二つしか無い、地方の有料自動車専用道路。肝心の混雑する時にはスイスイと行かない。空いている時は、その一つが、ETC専用ゲート。他のゲートは通常のゲート。それで一応の棲み分け。ノートラブル。どちらのゲートもスイスイ。ところが、混雑するとETCゲートは兼用ゲートに変更。現金払い可。ETC可。ゲートシステム変更のためと正常動作確認のために少しの間、ETCゲートは閉鎖。その場面に遭遇したら、不運としか言いようがない。ETCゲートが二カ所ある所も、点検等で一つが閉鎖の時も有り。得意なゲートへ行くと、直前で閉鎖を確認。ETCゲートを求めて、右左前後を確認して、大きく移動。危ない。危ない。老齢者には大変。相当手前から、何回も、表示を。お願いだから。兼用ゲートに戻って。混雑して来ると、ETCのメリットは全く無し。非ETC車と同じように、並ばなければならない。無性に腹が立つ。それでも旨くETC兼用のゲートに入れば未だ良。逆だと、カードを抜いて、徴収者に渡す必要有り。そもそも「兼用」ゲートの存在がおかしいのでは?「こっちはコストをかけているんだ。」と言いたくなる。  
 ある人に聞いてみた。曰く。ETC利用者が少ない現状で、混雑して来ても、一つをETC専用のままだとさらに車列が延びるのは間違いない。だから「兼用」にしている。ETC車へのサービスでもあるとの由。最後の一言は言いすぎでないかと思うが、なるほどこれも「一応」納得。過渡期として諦めるが、「さいら」はそう長くはない。
 ICカードになっているのも最初不思議。「さいら」が持った最初のICカード。
車載器のボタンを触ってみると、過去の履歴が残されている。相当面倒な通信を一瞬にして、ICカードにも保存。納得です。と言っても、履歴そのものは車載器でなくても自宅のパソコンで確認は出来る。その都度カード払いなら、カード会社のページで前払いなら、それ専用のページがある。結局、二重サービスみたいなもの。
 もう一つの誤算はそのカード。今のカードは3代目。それ以前の2枚のカードは全て、ETCの根本的機能である通信不良。最初のカードは、挿入しても、エラー表示だけ。これは実害はない。2代目は特にたちが悪かった。車載器の表示は何等問題なし。グリーンで「ETC」の表示。ゲート入場も問題なし。ゲートは開く。しかし
、通過直後に、車載器は「05」のエラー表示。「???」出る時に、一応念のため、通常のゲートで、収納員にカードを。「どこから乗られましたか?」「??」
と同時に「事情説明」。ゲートをくぐった記録一切無し。一悶着。車載器に欠陥?
検査して貰ったが、これは問題なし。カードの欠陥?カード会社に検査をして貰ったがカードのICそのものにも異常なし。と言うことは、考えられるのはカードの変形。カードは何時も財布付属のカード入れに。財布は決して尻のポケットには入れない。財布の点検。お札は数枚。硬貨。入っている。入っている。1円、5円、10円、100円、500円ザクザクである。原因はそれらしい。硬貨の入れすぎで、財布のフラットな形状を喪失。それがICカードにも影響。貧乏人は辛い。本当に辛い。一応の科学的追跡で原因は分かった。墓穴を掘るとは正にこのことだ。そして今、カードは使用しない時は、机の中に、鍵付きではないが・・・。使用する時は、胸ポケットに。何とも面倒である。心配だなあ。キッといざ要るとなると、家捜しが目に見えている。ブロガーの皆さん!カードの適正な所持方法を教えて下さいませんか?(実は、原因がカードの変形と考えたのですが、実は車載器に問題があったことが後々分かりました。)
 そう言うことがあっても、やはり便利である。と此処までは褒めておこう。

 始めに副総裁逮捕のニュースですが、「さいら」は特に驚くことはありません。皆さんもそうであろうと思います。課徴金の額を含めて、発注者側が談合をオーソライズしている、或いはそう言う雰囲気がある(「有った」かも知れません)状況でないと企業はそんなリスキーなことはしないと考えています。

さて今日のテーマです。

○ETCの義務化
今の世の中、車を持っていて、クレジットカードを持っていない人は無いだろうと思っています。クレジットカードの決済は未だ米国ほどではないにしても、広まっています。そう考えると、ETC設置を義務づけても良いのではないかと最近思う様になりました。ETCでないと乗り入れできない様にするのです。車載器は車の標準仕様に入れてしまいます。その車載器に要する費用は当然公団が持つことが肝要です。
未だに何故車載器を購入しなければならないのかその理由が「さいら」には分かりません。そうすることにより、車内の無用な出っ張りを無くすデザインを採用することも可能でしょう。

○運転免許証のICカード化
そして、運転免許証にICクレジットカードを組み入れてしまう訳です。そうすることにより、車載器の標準仕様化と合わせてETCの義務化を行う訳です。運転免許証のICカード化は他にもメリットがあると考えています。それを挿入しないと車の始動が出来ない様な構造にします。そうすると完全に無免許は無くなります。クレジットカードと兼用ですから、むやみに人に貸すことも無くなります。
そして記録部分を「タコメータ」として使う訳です。

○ドライブインにETC通信施設の設置
ETCの通信には、高速に入った時刻と出た時刻が通信され、記録されます。実はこれも重要な情報です。まず、高速道路内のドライブインの出口と入り口にETCゲート(ゲートでなくても通信さえ出来ればよい)を設けます。そして、そのドライブイン滞在時間を差し引いて、正味の高速道路走行時間を出す訳です。ドライバーの責任でない自然渋滞・事故渋滞の時は、その道路利用時間から、渋滞の程度を計算して、その分、大幅に割り引く訳です。高速道路利用者は渋滞を好んでいるのではない。
新幹線・在来特急などは、ある時間を超えた延着は払い戻されるのが通常です。当然高速道路にもそれを適用するのが妥当であると考えています。

○自動重量測定器・車長測定器の設置
ヨーロッパのアウトバーンをバスで走ると時々、「チチィ」という音がする所が有ります。これは、バスとかトラックの重量が重たい車には利用料金が課せられているためです。大型車はETC類似の機器を車載しているのです。ある一定重量を超える車にだけ、料金を課しているのです。道路の傷みはその車体重量に比例するのかどうかは知りませんが、関係するのは確かだと思います。我が国の高速料金は、それを考えると、乗用車に比較して、トラック・バスは安すぎるのではないでしょうか。
高速道路の料金は、「重量」と「専有面積(車長)」を厳密に反映されなければならないと考えています。それを確実にするために、ゲートには自動計量器と自動車長計測器も合わせて設置する訳です。

○ゲートの廃止
ETCの場合ゲートそのものが必要であるのかどうかの問題です。現在は単に通常の非ETCゲートがあるから、ゲートでのみ通信をしているのではないでしょうか?
現在はゲートを通過するその短い時に通信を始めて、完了しなければならないのです。だから徐行しなければならない。ゲートを廃止して、通信をもっと広い範囲で行えば、徐行の必要はない訳です。技術的な問題は有るかも知れません。例えば、通信の出力を現在よりも高くする必要があるかも知れません。そのために電波を割り当てし直す必要もあるかも知れませんが、その程度の話だと思います。高速でも携帯は通じる筈です。そうすることにより、さらに一層渋滞等の緩和に繋がると思慮します。

○高速道路の無料化
上でお話しした諸点は経過措置です。最終的な状況は「高速道路の利用料金」は無料にして欲しいと念願しています。車を持つことに依る「税負担」は驚くほど有ります。しかし、今は、歩くのと同じ位、車を利用します。昨夜の副総裁逮捕のニュースを受けて陳腐化しない様に慌てて投稿しました。精査はしていません。技術的に不可能なことばかりかも知れません。しかし、ETCという強力な武器を持った訳ですから、それを単に「道路公団」の有益性だけでなく、利用する車に真の有益性をもたらす方向で考えて欲しいと思っています。

最後に、ご提言が有れば、コメントして下さると嬉しいです

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