バックシャン
晴れ着を着るこの季節になると
必ず思い出すことがある。
学生の頃富士登山から帰る途中の列車の中で
或る若い女性と面識になった。
彼女の話ぶりから読み取ると
中々育ちが良いと言うか
小金持ちの家庭に育ったのであろう。
お正月などの晴れ着の話になった。
その着物が自慢のようであった。
外人が写真を撮らして欲しいと言ってきたそうだ。
その女性は何ら迷わずに
後ろから写真を撮ってもらったそうだ。
そう言えば確かに着物は
良いものであったのであろうが、
決して顔かたちはそうでなかった。
その彼女の正直な態度に感心するとともに
バックからの写真は
国際親善の一助になったに違いないと思ってしまった。
2012年1月8日
晴れ着を着るこの季節になると
必ず思い出すことがある。
学生の頃富士登山から帰る途中の列車の中で
或る若い女性と面識になった。
彼女の話ぶりから読み取ると
中々育ちが良いと言うか
小金持ちの家庭に育ったのであろう。
お正月などの晴れ着の話になった。
その着物が自慢のようであった。
外人が写真を撮らして欲しいと言ってきたそうだ。
その女性は何ら迷わずに
後ろから写真を撮ってもらったそうだ。
そう言えば確かに着物は
良いものであったのであろうが、
決して顔かたちはそうでなかった。
その彼女の正直な態度に感心するとともに
バックからの写真は
国際親善の一助になったに違いないと思ってしまった。
2012年1月8日