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つれづれなるままに。

スペイン散歩3-トレドへ。

2009年04月27日 | 
もし1日しかスペインにいられないとしたら、トレドへ行け。
もし10分しかスペインにいられないとしたら、トレドを見渡す展望台に行け。
・・・そんな言葉があるらしい。

と言う訳で、3日目はトレドで過ごすことにした。


トレドへはマドリッドから特急列車に乗って30分で行ける。
列車のチケットも、予めWEBから予約することが出来、そのプリントアウトで改札を通れてしまうのだ。

トレドの町は大きくはないけれど、道が入り組んでいて、方向感覚をつかみにくい。


この小さな広場を起点に散策開始。

ヨーロッパの町の中心には広場があることが多い。
けれども長きにわたってイスラムの支配を受けたトレドの町には、広場らしいものが殆どないらしい。
ここソコドベール広場は例外らしい。


レトロなキャンディ屋さんを発見。
量り売りでチョコレートやキャンディを売ってくれるのだ。


みみっちく、一人一個のキャラメルを購入。でかい。

もぐもぐしながら歩くこと数分。
第一目的地のカテドラルに到着した。


大きすぎて、写真を撮るのも一苦労である。
このカテドラル、完成までに250年くらいかかっているらしい。
中には宝物室(金銀財宝でいっぱい)や、衣装室(重そうな法衣でいっぱい)、絵画室(有名画家の作品でいっぱい)もあり、博物館としても楽しめる。

カテドラルを出た後は、さんざん迷って、アルカーサルに到着。


カテドラルとは反対に、直線的なデザインが特徴的。

お昼時になったので、絶景を堪能しながらランチをとることにする。
行き先はトレドのパラドール(国営のホテルで、昔の修道院や貴族の邸宅などの建物を使っている)。


タクシーはぐんぐん丘を登っていき、15分ほどで目的地に到着。


そしてこれが、展望台からの景色。
お昼ご飯はもひとつだったけれど、目はお腹いっぱいになった。

午後はお買い物をしながら再度、トレドの町をブラブラ。


現存する最古のモスクの一つである、クリスト・デ・ラ・ルス。
紅白のしましまのアーチ模様は、アルハンブラ宮殿を彷彿とさせる。
修復工事中で残念。


10時頃にトレドに着いて、17時頃にマドリッド行きの電車に乗った。
本当はもっと行きたいところはあったけれど、遠出をして良かったと思う。
それにしても、あのトレドの景色は絶景だった。



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