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つれづれなるままに。

東野圭吾にハマる。

2006年02月19日 | 読書


自分でも、結構本は読む方だと思う。
けれども決してその範囲は広くはない。好きな作家は限られているし、何よりミステリーとかサスペンスとか、そう言うものは全く読まないから。


そんな偏った読書傾向を持つ私が、久々にハマった作家が東野圭吾氏。
先週末に「白夜行」を読み始めて以来、狂ったように読んでいる。
最後まで分からない展開と、巧みな文章。
食事中も入浴中も、本も開けないような通勤電車でも、何とかして読もうとしてしまう。

一週間で「白夜行」の他、「片想い」「秘密」「時生」「変身」「宿命」と読んでみた。
良く言われていることだけれど、この人の作風は作品ごとに全然異なっている。
まるで、違う人の小説を読んでいるみたいに。
だからこそ、ミステリーの部類に入る作品も、楽しんで読めているのかもしれない。

救いようのない話だったり、とても感動したり。
次に何を手に取ろうか、思案している。

直木賞受賞作は、何となく最後に取っておきたい気分だけれど、それでも有り難いことに、東野氏の作品はまだまだ沢山ある。