失踪.com ~ 東京ロンダリング
原田ひ香
集英社 2016年
事故のあった部屋(自殺、事件)は直後の入居者には
事故物件であることを知らせなければいけないという決まりがある。
けれど、1度人が住めば次の入居者には伝えなくていい。
この隙間で仕事が発生する。
事故物件に1か月だけ住み部屋をロンダリングする。
家賃はただ、1日5000円の日当が出る。
様々な事情でこの仕事をしようとする人、やはりやめる人。
斡旋する不動産屋さんや、失踪者の捜索のプロがかかわって話は進む。
短編でありながら、つながっていくパターン。
東京すみっこぐらし。
前に読んだ「ランチ酒」もちょっと変わった仕事だった。
あれもすみっこぐらしだったなあ。
2011年に「東京ロンダリング」という著作を出しているというので
それも読んでみよう。
あと2冊で20冊。がんばろう。
ちょっと目的が違ってきちゃってるけど・・・