毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

三国志に見る外交官の力

2012-06-25 16:35:57 | TV番組
昨日は 6月24日(日)

日曜日は、おもしろいTV番組が全然なくて、出かけることがないと、

少し手持無沙汰になってしまう。

最近の日曜日は、たくさん野菜を買ってきてそれぞれ使い勝手のよさそうな

大きさに切って、密閉容器に詰めて冷蔵庫に並べる・・・という

作業をしていることが多い。冷蔵庫の中は野菜のマンションみたい。

ひたすら切る事にはまってしまったようです。



ところで、毎日5時から「三国志」を見ています。

息子がゲームをやっているので覚えた名前と、「レッドクリフ」で覚えた

ストーリーのみを頼りに見始めたのですが、すごく面白い。

最初のころ、呂布という将軍のロマンスが描かれており、この役の人が

ピーター・ホーという台湾の俳優さんで、台湾ドラマで何度も見ていたので

一気にのめりこみました。かっこいい人です

策略ということに無縁なタイプだったため殺されてしまいました。

「三国志」の面白さは、策略ですね

私の唯一の知識であった「赤壁の戦い」は「三国志」のはじまりでありました。

諸葛孔明の策略によって、呉の孫権が曹操の水軍を破ったあと、孔明の仕える劉備と

呉の孫権の間に微妙なバランスが生まれます。お互いに相手を自分の下に置きたいのですが、

戦争をすると、曹操につけ込まれてしまうので同盟を結びながらも、なんとか相手より

優位につこうと、あーでもないこーでもないと策略をめぐらすのです。

そこで、活躍するのが、「軍師」。日本の戦国時代にもいました。

劉備玄徳についている諸葛孔明と孫権に付いている魯粛(ろしゅく)の武器を

持たない戦いがつづいています。

相手の陣地に直接出かけて説得したり、自軍のわからんちんの将軍を説得したり

目の回る大活躍です。(将軍たちは忠誠心はあるけど、頭が悪い)

これって、外交官ですよね。

二人とも、命がけです。相手の陣地にいる間に殺されるかもしれないし、孔明は

実際に、呉の大将軍の周瑜に殺されそうになり、間一髪で逃れました。

しかも、自軍でも頭の悪い将軍に何をされるかわからない状況にもなります。

しかし、君子のため民のために何度も火の中に飛び込んで行きます。

現代では、特に日本ではこのような迫力のある外交をする官僚はいないと思います。

いつも、「碌をはむ以上、やるべき事がある」と言っています。

相手の、3歩も4歩も先を読み裏をかき利益を得るように方向づけしていく姿は

戦いはないのに爽快です。どこまで聡明なんだろう、こういう人がい実際にいたとはね~。

映画「レッド・クリフ」では非常に魅力ある人物に描かれていた周瑜は、気性に問題があり

孔明は「あれだけの才能がありがら、私に負け続けるのは彼の気性のせいだ」と言ってます。

才能があるあまり、おごりがあったのです。心から信じる人がいませんでした。

戦いの負傷と孔明の策略で、早くに死んでしまいました。

曹操も魅力があります。一番魅力がないのが、保身ばかりを考える君主や将軍です。

ドラマの中では、そういう人達はあっさり殺されていきます。

現代ではそういう人ばかり生きながらえています。(まったく

絶対的な大軍を率いる曹操と違い、孫権と劉備は戦わずして国を存続させていこうという

はっきりしたビジョンがあります。国を守っていくというのはこういうことかと思いました。

命を懸ける彼らを受け止める君主も魅力的な人物です。

政治家の人達も、このドラマを見たら少し勉強になるんじゃないの?と思ってます。





嵐ディスカバリーから 今日の一言

終わりよければすべてよし


大野さんはついにクランクアップされたようで、解放された明るい声でした。

最後に大変な試練が待っていたそうです。

最後の2日間で2話を撮ったんですって

ドラマの公式ブログでも「朝から夜中まで撮影」とあったので

どんなに大変か想像できませんが、想像できないくらいすごいのでしょう。

あの、長い早口のセリフが2話ぶん同時進行

ブログによると、台詞は完璧だったそうです。さすがですわ。

その後、昨日は宮城で「ワクワク学校」を開催して

今日の朝早くから、最終回の番宣に出ていました。

すでに、力の抜けた感じになってました。おつかれさまでした