先崎彰容氏は2019年からテロを予言していた。
私が最近着目している先崎彰容氏。
期待に反して文章がわかりづらく、ちょっとペダンティック(衒学的)なところが見受けられるのが玉に瑕。
もう少し大衆にもわかりやすい文章を書いてくれると、さらに人気が出るのに。
ま、「大衆」をそもそもターゲットにせず、知識層、先崎彰容さん自身の言葉を見て「十を知る」エリート層だけを相手にしていらっしゃるのかもしれませんが。
そんな先崎彰容さんは、2019年に書いた『バッシング論』で、ある意味、テロを予見していた。
2022年7月の、安倍元首相暗殺を、予見していた。
その理由として、「精神の弾力性」が失われた日本社会への警鐘がある。
彼がいう「精神の弾力性」が何かは、追って。
ま、いろんな価値観を包容する度量というか、多元主義を認める寛容性というか、その辺だとは思いますが。