まず最初に墓に連れて行かれた、いや、連れて行ってくれた。
私は目の前に拡がるパルミラ遺跡に心ときめかせているのであるが、そこを素通りして、墓の方に向かった。
なんで?と思ったが、朝早くで霧が立ちこめ、よく見渡せないこともあり、まずは墓へ。
で、ここの墓は塔みたいになっていて、3階建てくらい。
その中に棚状に遺体を安置していたみたい。
当然このような墓に入れるのは高貴な方々である。庶民もみんなは入れるわけではない。
よって、墓にはいろいろは装飾品がある。
のであるが、どれもこれも首無し。
これはパルミラの女王ゼノビアがローマに戦いを挑み、結果として負けたため、ローマ軍が片っ端から首を取ったらしい。
そして、パルミラは滅んだのであるが、首を取るというのは、人間にとっては最悪の屈辱であることは何処の国でも同じ。
タイのアユタヤ遺跡でも、その昔ビルマが攻めてきて、アユタヤ王朝の遺跡(当時は遺跡ではなかったと思うけど!)の像の首を片っ端から落としていった。
従って、アユタヤ遺跡の像は首なしばかり。
日本においても、首実検という風潮があったし、フランスにおけるギロチンというのも首はね。
人間考えることは何処でも同じですな。
私は目の前に拡がるパルミラ遺跡に心ときめかせているのであるが、そこを素通りして、墓の方に向かった。
なんで?と思ったが、朝早くで霧が立ちこめ、よく見渡せないこともあり、まずは墓へ。
で、ここの墓は塔みたいになっていて、3階建てくらい。
その中に棚状に遺体を安置していたみたい。
当然このような墓に入れるのは高貴な方々である。庶民もみんなは入れるわけではない。
よって、墓にはいろいろは装飾品がある。
のであるが、どれもこれも首無し。
これはパルミラの女王ゼノビアがローマに戦いを挑み、結果として負けたため、ローマ軍が片っ端から首を取ったらしい。
そして、パルミラは滅んだのであるが、首を取るというのは、人間にとっては最悪の屈辱であることは何処の国でも同じ。
タイのアユタヤ遺跡でも、その昔ビルマが攻めてきて、アユタヤ王朝の遺跡(当時は遺跡ではなかったと思うけど!)の像の首を片っ端から落としていった。
従って、アユタヤ遺跡の像は首なしばかり。
日本においても、首実検という風潮があったし、フランスにおけるギロチンというのも首はね。
人間考えることは何処でも同じですな。