疑惑の福田首相辞意表明

　黙って、国会の記者会見を聞いているわけではない。
　あんたは怖かっただけだ。いくら、支持率が低下したからって何も辞めることはない。そもそも、今回の辞意に私は納得しないところが多々あります。まずは、前安倍首相の時は、体調問題が取り上げられ、辞意表明をしたが今回の辞意は一体何ですか？「新しい布陣の下、政策実現を図らねばならないと判断し・・・」というコメントが上げられたそうですが、新しい政策実現って何ですかね。その提言をしてからでも辞意は遅くともないと思われます。特に、小泉さんの時のような納得いく説明をお願いしたいですね。１年総理をやって辞めて、また１年経って辞めての繰り返しでは、日本国民も納得しないですよね。もちろん平成生まれの子どもたちにとれば、日本の総理は「こんな単純な理由で辞めることができるのか」と思い込みをしてしまいますよ。
　辞任の決断は先週末と明らかにし「国民に迷惑がかからないこの時期を選んだ」と話したそうですが、迷惑かかっています。食糧高騰問題から始まり、ガソリンの原油価格高騰も、何か解決しました？臨時国会で、（その）対策のための補正予算や、消費者庁設置などの重要案件を審査するのであれば、あなたが必要だということを忘れないでいただきたい。
　総裁選で麻生氏が総裁に選ばれるのは規定路線でしょう。ごく少数の政治家の「相談」で国のリーダーが決まってしまうのは理解できないです。景気対策や格差問題、医療や福祉、年金問題、早急に強力なリーダーシップで対応しなければならない問題は山積みなのに、本質的な議論をしてくれる政治家は見当たりませんよね。本当にこの国はこんなことでいいのでしょうか？
　これを読んでくれた人はこの政治状況にどのようなことをお思いになりますか？ また、この不安定な事態で、あなただったら誰に首相を任せてみたいと思いますか？