「とうとう、この日が来ました・・・」
6月中頃から、なんか元気がなく、あまり鳴かなくなりました。
餌はよく食べるんですが・・・・インコのピーちゃんの時を思い出して、そう長くないなぁ・・と感じておりました。
6種類ぐらいの餌を、あげており、その中で一番好きな餌を多く上げるようにしました。
好きな餌(値段が倍する高い餌)が、なぜか違いがわかるのかガツガツ食べてましたね。
ちょっとは、元気になるかなぁっと思ったんですが、やはりこの時が来ました。
お昼の12時頃、バタバタっといって、止まり木から落ちたんですね。
すかさず、掌で抱き上げました。
ぐったりとしながらも、心臓の鼓動が掌に伝わって来ます。
手乗りで育てたので、掌が好きで、手を差し出すと、すぐ、ちょこんと乗って来ます。
両手で囲むと、目を閉じて寝てしまうくらいリラックスします。
そんな掌の中で、心臓の鼓動が、小さくなったり、急に激しくなったりと、もう時間の問題だと思いました。
人間で言う危篤です。
目はつぶっており、時折何か言いたげに開けたりするのですが、12時31分、羽をばたつかせ、大きくのけ反り、口を開けると、身体が突っ張ったかのように逝きました。
掌に鼓動は、感じられなくなりました。
ご臨終です・・・5歳8ケ月・・・短い命でした。
今思えば、この娘は甘えたでしたね。
インコはオスだったのか、大人になってあまり触らせてくれなかったんですが、この娘は、気は強いんですが、愛情に飢えていたのか、よく触らせてくれましたね。
特に、耳の白い部分が、気持ちいいみたいで、触ると目をつぶってましたね。
わからないですが、メスは、いい声で鳴かないですが、愛情をそそぎやすい?かもしれません・・・本当は、オスのいい声で鳴くのを期待していたのですが、今から思えばメスの方がよかったように思えます。
外出の支度をして、出て行こうとすると猛烈に鳴きます。
わかるんですね・・・いなくなる事を・・犬猫だったら、わかるんですが、鳥でもわかるんですね。
数日前ですか、止まり木ではしんどそうなので、ふごにティッシュを入れて、寝かしていたら、翌朝私の枕元にいるじゃないですか・・・朝起こしに来たのか、ちょこんと目の前にいるんですね・・・
この世の中で、私は知り合いがいますが、この娘は、私しかいないんですね。
なんか、胸が熱くなります。
ペットを飼っている人は、誰もが経験する事ですが、せつないであります。
そんなおちびちゃんとのお別れのお葬式を、仏壇の前でやりました。
般若心経をあげて(これしか知らないので・・)、植木鉢に土を入れて、おちびちゃんを寝かして、土をかぶせました。
ベランダで冥福を祈りました。
ペットを飼っている人は、誰もが思う事は、「私に飼われて幸せだったのか?どうか」っという事を知りたい事でしょうね。
飼い始めた時の元気なひなの様子です。