心のフィルター

　イヤー、この暑さ、我慢、ガマンですね。

　私は、今日は１日カウンセリング業務でしたが、それほど電話はありませんでしたね。この暑さでは、暑すぎて、相談の電話をする気にもならない？

　さて、日頃カウンセリングをしていて、認知の偏り、つまり、考え方のクセについてお話しすることがあります。

　今日は、その中の一つ、「心のフィルター」についてお話しします。

　フィルターというのは、液体や気体の中の不要物を通過させない装置ですよね。

　それでは、「心のフィルター」というのは、どういうことか。

　良いことを通過させないで、たった一つのよくないことを通過させ、それにこだわって、そればかりくよくよ考えることなんです。

　たとえば、「どうせ私には、○○のセンスがない」というように、「どうせ」がよくつく考え方ですね。

　あまりに、心のフィルターをかけすぎると、現実を見る目が暗くなってしまいますよね。

　９人が誉めて、１人が批判的だったりすると、その１人の言ったことを気にするわけです。

　それって、もったいないですよね。

　いつのまにか、自分の心にフィルターがかかっていないか点検してみませんか？