goo blog サービス終了のお知らせ 

さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

心理相談専門研修

2006-03-15 23:51:13 | 勉強
 今日から3日間、中央労働災害防止協会主催の「心理相談専門研修」です。(http://www.jisha.or.jp/

 今日はその1日目。場所は、田町の安全衛生総合会館。費用は46000円。参加者は約120名、半数以上は女性でした。

 私は、産業カウンセラーの資格で受講していますが、その他、保健師等の資格で受講している方もいらっしゃるのかもしれません。

 今日は、「健康確保総論」「メンタルヘルスの基礎知識」といった題での座学でした。「健康確保総論」の講師は協会の方、「メンタルヘルスの基礎知識」は、医学研究者・産業医でした。

 統合失調症・躁うつ病・神経症(パニック障害・PTSD等)・心身症等、さまざまなメンタルヘルス不調があるようです。

 講師の先生によれば、うつは、適切な薬と3ヶ月の休養で必ず直るとのことでした。

 ところが、社員というのは、3ヶ月もゆっくりと休めない。早く復帰したがる。よって、1ヶ月ちょっとたったところで、医者に診断書を頼み込む。

 仕方なく医者は、「半日勤務」「軽作業可」「残業不可」といった条件付で「復帰可」としてしまう。(3ヶ月休養すれば直るのにと分かっていながら・・・)

 そして、社員は、再び、不調になり戻ってきてしまう。

 復職して、また休んだりすると、同僚からのクレームがでたり、上司の信頼を失ったりと・・・。

 焦る気持ちは分かるけれど、「急がば回れ」の気持ちが、メンタルヘルスでは大切なようです。

 そして、車のハンドルの「アソビ」、あれって、仕事でも、必要なんですね。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少額訴訟

2006-03-04 23:43:34 | 勉強
 今日は、うららか日和でした。私は、今日は、再就職支援の仕事で出社でしたが、こういう日は、心も軽やかになりますね。春ももうすぐです。

 さて、春は、進学・就職・異動・転勤等の季節ですが、先日2月25日(土)の読売新聞に、賃貸マンションを退居した際に、高額料金を請求され敷金で精算されたなど、敷金返還トラブルの記事が出ていました。

 私自身も、10年位前に、転勤で賃貸を転居する時に、かなりの額を請求されました。

 そして、何か納得できないながらも、入居の時に部屋の写真を証拠に撮っておけばよかったと後悔しながらも、トラブルもいやなので不承不承支払った記憶があります。

 その新聞記事では、自分で簡易裁判所に「少額訴訟」を起こすのも、家主側との解決手段の一つと紹介していました。

 この少額訴訟というのはご存知ですか?

 HPを見てみると、次のように紹介されています。

 「少額訴訟制度とは、60万円以下の金銭の支払いを求める訴えについて、その額に見合った少ない費用と時間で紛争を解決する訴訟制度です。
 各地の簡易裁判所において裁判が行われ、原則としてその日のうちに審理を終え、判決が出されます (平均して1~2時間程度。ただし訴えを提起してから実際の審理が行われる日までは、平均して40日ほどかかります)。 通常の訴訟と異なり、簡易迅速な解決を図るために特別な手続が用意されています。」

 少額訴訟の長所は、「早く」「安く」「簡単」に訴訟を行うことができることのようです。

 以前、私は、友人から、会社側の給与の不払いがありどうしようかと相談されたことがありました。

 私は、「まずは労政事務所(現在は、「労働相談情報センター」)に行ってみたら」くらいしか言えなかったのですが、・・・その友人は、労政事務所で相談し「少額訴訟」を起こし、解決した、とのことでした。

 いくら簡単な手続とはいえ、相手側へのプレッシャーは相当あるようですね。

 この少額訴訟制度がスタートしたのが、平成10年1月とのことですので、日が浅くまだまだ定着していないようですが、いろいろなトラブル解決に利用できそうですね。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成果主義セミナー

2006-03-02 23:46:00 | 勉強
今日は午後「戦略的人事制度と企業責任~今後の成果主義の課題とCSRへの対応~」という題のセミナーに出ました。

 講師は、労働政策研究・研修機構の研究員の藤本氏です。会場はほぼ一杯で約150名です。受講料 無料。

 私は、成果主義の構築の仕方を期待したのですが、研究員ということで、各種の調査研究から、成果主義の課題等を上げられていました。

 ちょっと面白かったのが、企業の人事担当者が成果主義を導入していないと答えている企業でも、そこの企業の従業員の45.4%が「成果主義が導入されていると思う」と答えている、とのことです。

 企業と労働者との認識にミスマッチがあるんですね。また、それほど、成果主義って、漠然としたものなのかもしれませんね。

 そして、成果主義の問題点として、労働者が上げる上位3つは、
1.成果の判定が困難な部署がある
2.評価者によって評価がばらつく
3.部門によって評価に差が出る
 とのことです。

 どれも、うなづける点ではありますね。

 先日のオリンピックの競技にも評点競技がいろいろありました。でも、あまり評価の厳密を求めすぎると、「失敗をしないように」とか「チャレンジが削がれる」というマイナス思考になりがちですよね。

 今日の日経新聞では「住友商事 10年目まで完全年功制」という見出しで「住友商事は4月から、入社後10年までは同期社員の昇格や賃金に差を付けない完全年功制を導入する」とありました。

 でも、サラリーマンって、サラリーマン同士で、「差がつく」のも不満だけれど、「差がつかない」というのも不満になるのではないかナ。

 結局、「差」の認識が共有できるかどうかだと思うのですが、いかがでしょうか?

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

非正規労働

2006-02-23 22:57:45 | 勉強
 だんだん暖かくなってきましたね。私は、朝、まだ、手袋にマフラーにマスク(花粉用)をして自転車をこいでいますが、そろそろ、手袋・マフラーもいらないかな??

 さて、今日は、午前中、再就職支援の面談をした後、午後から、「非正規労働」セミナーに行きました。講師は、弁護士さん(女性)。参加者 約50名。人事関連部門の人が多かった感じです。

 ところで、非正規労働って、お分かりですか? パート、アルバイト、契約社員、嘱託、臨時・非常勤、派遣労働などです。

 今、非正規労働がかなり増えていますね。今日の講師によると、雇われて働く女性が2200万人、そのうち半数以上、つまり1100万人以上が非正規とのことです。

 非正規ですと、ボーナスもないんじゃないでしょうか。

 講師が、「非正規労働では、雇う側と雇われる側の対立がもっとも厳しい」と言っていました。

 雇う側の事情もあれば、働く側の事情もあるでしょう。

 よく「雇用形態の多様化」と言われますが、これは、ズバリ、非正規雇用とさしていると思います。

 そして、私が、日頃、再就職面談をしていると、やはり、「正社員」希望の人が圧倒的に多いです。

 これって、結構、的を得ているのかもしれませんね。

 何てったって「正社員」?!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青色申告会と会社法説明会

2006-02-22 23:12:11 | 勉強
 今日は朝8:30に青色申告会事務所へ行きました。去年の7月頃、青色申告会に加入し、慣れない記帳を始めたのですが・・・。

 この確定申告の時期になって、急に焦り、とにかく行かなくちゃ、ということで行ったのでした。9:00からスタートのようですが、既に6・7人の人が待っていましたね。

 私の場合、個人事業としての記帳に、医療費控除、株式申告等を予定しています。医療費控除は去年もやっているので何とかわかりますが、それ以外が四苦八苦です。

 でも、担当の方に、取りあえずできるところまで書いた帳簿を見てもらったら、いろいろアドバイスもいただき、何とかなりそうです。来週、もう1回行く予定です。

 さて、午後は、「会社法施行と登記手続き」説明会に行きました。県の創業・ベンチャー支援センターと地方法務局の共催です。

 参加者は約80名、会場一杯でした。講師は、地元の登記官の方2名です。平日の午後、これだけ集まるということは、皆さん、いろいろと会社起業を考えているのでしょうか?

 私は、現在『ワイズワークオフィス』という事務所名で社労士開業に入っているわけですが、キャリアコンサルタント・カウンセリング業務を絡めながら、どういう形態がいいか、その情報収集が目的です。

 今日の説明会は、あくまで「手続」が中心でしたが、講師の方も、「是非、ご自身で手続をやってみてください。他人に頼むより、自分でやる方が、作った会社に愛着が湧きますよ」とおっしゃっていました。

 ズーッとサラリーマンをやってきた私にとって、会社設立というのは、魅力的ですね。

 ただ、もちろん、「会社設立」が目的ではなくて、それを通じて、何をやるか、がポイントですよネ。

 会社法の施行時期は、今のところ、今年の5月1日が予定されているようです。さあ、それまで、じっくり、考えていくとしましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家庭看護とマゴワヤサシイ

2006-02-15 23:32:53 | 勉強
 今日は、暖かかったですね。コートにマフラーに手袋をして外出したら、暑い!暑い! 汗!汗!です。

 また、NHKの夜の首都圏ニュースを見ていたら、わが地元の公園の木々が映されていて、梅の花がすっかり花開いていましたね。

 そんな中、今日は、A社の人と会ったり、社労士支部定例会に出席したり、F社に行ったりしました。

 社労士支部定例会は、月1回あるのですが、今日の参加者は約50名。私は久しぶりの参加です。これからは、極力、出席するつもりですが・・・。

 今日は、通常連絡の後の研修のテーマは『家庭看護法を学ぶ』で、講師は日本赤十字社の方(女性)です。

 「いきいきすこやか」という小冊子を使いながら、とても楽しい講義でしたよ。

出席者にバンバン手を上げさせて、いろいろ質問しながら・・・。

 例えば、
☆今、医者に通っている方は?
☆高血圧の方は? 高脂血症の方は?
☆晩酌はしますか? 毎晩の方は?  その量は?
☆血圧は? 上の数値は? 下は?
☆兄弟は何人ですか?  自分の子供は何人ですか?
☆運動はしていますか? 何を? ウォーキング? 球技? ランニング?
☆脈を今から計って。 30秒でいくつですか?
☆風呂の温度は何度ですか?

 我々みんな、素直に手を上げていましたよ。

 ちょっと面白かったのは、兄弟は何人ですか?で、最高が、何と9人。それに対し、自分の子供は何人ですか?で、最高が4人。

 人口が減っていくわけですよね。

 また、大事な食べ物として、「マゴワヤサシイ」とのことでした。マはマメ、ゴはゴマ、ワはワカメ、ヤはヤサイ、サはサカナ、シはシイタケ、イはイモ とのことです。

 それから、クスリの飲み方として、水を十分に飲むように、とのことです。コップ一杯の水ですね。

 また、一番風呂は、高齢の人は避け、二番風呂にしましょう、とのことでした。

こういった研修も時にはいいですね。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

産業カウンセラー

2006-02-06 23:52:34 | 勉強
 今日は、鼻がグスン、グスン。どうやら、毎年恒例の花粉症が現れだしたかな?!

 毎年のこととはいえ、ポケットティッシュが欠かせません。街頭ティッシュ配りの方には、つい、私の方からもらいに行ってしまいます。ただ、さすがに「ダブル」(ティッシュ2個)とは、こちらから言えませんが・・・。

 さて、今日は、夕方から、労働相談情報センター主催の「人事・賃金査定制度」セミナーを聞きに、国分寺まで行きました。

 国分寺といえば、以前、本ブログでも触れた江戸東京九庭園の一つ殿ヶ谷戸庭園があるのですが、時間が合わず、行けません。

 セミナーには、20分遅刻してしまいました。講師は明治大学の遠藤公嗣教授、参加者約100名、受講料無料です。

 職務給・役割給・属性基準賃金・職務基準賃金など、さまざまな概念が出てきて、理解するにはかなり勉強が必要な感じです。

 質問時間には、結構、皆さん質問していましたね。熱心です。

 ところで、一昨日、産業カウンセラー試験の合格通知が来ました。半年間、日曜日に講座に通い(通算20回)、20万円のお金もかけたので、一応、ホッとしました。

 さっそく、産業カウンセラー養成講座で実技指導でお世話になったSさん・IさんにTELでご報告をしました。本当にありがとうございました。

 産業カウンセラーとして「心の健康づくり」を私のテーマの一つに加えたいと思います。

 さあ、今後、社労士業務に、今やっているキャリアコンサルタントそしてこの産業カウンセラーを絡めて、私なりの開業スタイルを確立していきますよ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実技試験とセミナー懇親

2005-12-18 00:56:28 | 勉強
 今日は、午前中、幕張で、産業カウンセラーの実技試験です。

 その場で決められた受験者同士で、それぞれカウンセラー・クライアント役をやり、その後、自分で振り返りを行うというものでした。

 話自体の時間は、6・7分ですが、それなりに緊張しました。また、試験官は2名でしたが、大学の先生らしき人からは、鋭い指摘と質問を受けてしまいました。4月からスタートした産業カウンセラー講座もこれで一旦きりがつきました。

 まあ、結果は、待つしかありませんので・・・。

 さて、その後は、社労士の開業・準備講座3回目に途中出席です。午後のテーマは、成功に向けてのグループ話し合いです。ここで、初めて、受講生同士、いろいろと話し合うことができました。

 そして講座終了後は、任意参加の懇親会に初めて参加です。やはり教室とは違った各講師の話があり、いいネタを仕入れることができました。セミナー後は会費3000円で毎回任意参加の懇親会があるので、今後は極力出ようと思います。今は投資も大事?!

 さて、これで帰ろうと思ったのですが、テスト終了の開放感もあってか、もう1軒、なつかしの仲間の店「Y」に立ち寄りです。

 2年ぶりでしょうか、昔し話と私の今後の仕事について話しましたが、社労士の仕事ってわかったかどうか・・・。

 まあ、そろそろ財布も軽くなったところで帰りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またセミナー2本

2005-12-10 23:56:50 | 勉強
 今日は先週から始まった独立・開業セミナーの第2回目です。テーマは「労働・社会保険の手続(給付編)」です。

 平成14年12月開業の伊藤社労士が講師でした。自分で工夫した出産育児一時金等の手続に関するチェックシートなどもあり、参考になりました。

 ただ、午後からは、別のセミナーに予約を入れていたのでやむなく退出です。

 さて、その午後のセミナーは、私の生保時代の友人が主宰している大江戸勉強会で、場所は恵比寿。今回のテーマは「高額報酬の取れる就業規則」です。講師は大石社労士です。参加者は約30人でした。

 参加費は大石社労士の著書「就業規則ハンドブック」(定価3790円)を含んで8000円です。私にとっては、かなりの高額セミナーです。

 就業規則は私が抵抗なく入れる分野であり、期待していました。今日の話は、事業主サイドからのリスク回避を目的とした就業規則の作り方といった内容でした。内容は参考にはなりましたが、時間が2時間と短かったのがとても残念でした。

 また、大石社労士の話が終了した後、多田社労士が退職金関係の本を出されたということでPRされていました。多田社労士は、まだお若い女性ですが、本を出されたとは、立派ですね。

 私も、いつか本を出したいな・・・。

 その後、懇親会は遠慮し、地元での卓球の夜間練習に参加しました。そして家に帰ったら、カミ様も韓国から帰還。ヨン様記念館でのヨン様とのツーショット写真を自慢していました。まあ、とにかくいい思い出にはなったようでした。(ツーショットはもちろん合成ですが)
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

派遣セミナー

2005-12-06 23:42:25 | 勉強
 最近、子供をめぐる暗く悲惨な事件が多いですね。どこか世の中おかしくなっている感じです。

 さて、今日は、就職支援アドバイスの仕事が終わった後、6:30から「派遣労働の課題と法的ポイント」と題した労働相談情報センター主催のセミナーに出席しました。

 講師は笹山弁護士、出席者は約80名で無料のセミナーです。テーマのせいか、女性の参加が多かったです。

 セミナーの内容は、前半、「無料」で気が緩んだのか? ウトウトしてしまいました。休憩後はしっかり聞きましたが・・・?。

 でも、笹山弁護士、すごく明瞭な話し振りで、年齢は若い感じでしたが、さすがでした。日本労働弁護団という労働者の立場に立ったグループに所属しているとのことでメンバーは約1400人とのことでした。

 トラブルになった時は、裁判にしても、とにかく抽象的なことではなく、具体的な書面、それがないならせめて書き記したメモでもあったほうがよい、とのことでした。
 
 日頃の就職面談では、どうしても「正社員」希望の方が多いので、あまり派遣の斡旋はしませんが、派遣はどうしても弱い立場です。

 弱い立場を踏まえたうえで、具体的な証拠・事実記録といったものがトラブル対応のポイントなのですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする