カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:サモサ

2007年05月25日 | 隣人(カレー)
「不揃いのカレーたち」

ここ日本語通じねー。
普通、一人くらい日本語率70%くらいの奴がいるんだけど、ここサモサには10%くらいの奴がいるのみだった。
「今日の日替わりカレーは何ですか?」
と聞いても、「~+*|‘」。よくわかんねー。

クイックレストランって書いてあるわりには、結構時間かかるし、2種類のカレーセットなのに最初にナンとチキンのカレーが出てきた。普通2種類のカレーセットだと小さな銀の器にカレーが出てくるのに、大きめの白い陶器の器に入ってきた。私の経験に照らし合わせれば、これは1種類のカレーセットの器ではないだろうか?
しかし、カレーもナンも冷めるからとりあえず食べとこう。

しかし、ナンを半分くらい食ってもまだ2種類目のカレーが出てこない。
コックがまな板の上で、エビと玉ねぎ、パクチーを刻んでいたのがおいしそうに見え、「あれが俺の2種類目のカレーに入るのかな?」と半分期待していたが、それがキッチンの奥に運ばれていった瞬間、さきほどの「これは1種類のカレーセットでは?」という疑心が確信に変わった。

「2種類目が出てきてないよ」
と言ったが、そうここはジャパニーズが通じねー。
急いで、
「ツーカリー、ツーカリー」
と言うが、反応は薄い。
必死にカレー皿を指差して伝えたかいあり、コックがうなづいている。
そして、ミニのターメリックライスを出してくれた。
しかし、まだ2種類目のカレーが出てくるとは限らない。
ライスを出してくれたとき、コックが何か二三言私にささやいたが、それがひょっとすると「あんたのカレーはデカイ、だからこれでおしまい。ライスで勘弁」
って言っているかもしれないと思ったからだ。
その後微妙な時間帯が流れ、私は2種類目のカレーの念を押していいものか、待つべきが悩んだ。

数分後コックの助手が、規定どおりの銀の小さな器にカレーを入れて持ってきた。
これで私のセットは全てそろったことになったのだが、そんなわけで全員集合の写真は食べ終わった後の写真となってしまった。

やっぱり日本語が通じないのは少し痛い場合があるということを知ったが、
お店を出るときの「ありがとうございました」

お店を出たとき足元に敷いてあるマットレスに書かれた「いらっしゃいませ」
によって少し救われた。


それにしても、
神田って中高年が多いんですねー。
まさか、カウンター7席くらいのインドレストラン店内を中年カップル2組が占めているとはおもわなんだ。

そして店を出て、
交差点を渡るときにも中年カップルのおばさんのほうが、
「私ホントラーメン好きなのー」
と言いながら二人でラーメン屋に入っていった。

神田駅改札では、
おばちゃんのお尻を触って、
「また次ねー」
と言っているおっちゃんがいたりした。

ディープ神田である。


2種類のカレーセット
日替わりとチキンカレー
880円

★今日の収穫
タンドール釜に貼られていた
メーカーの名前がわかった。
それは、
「有限会社神田川石材商工」

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かわのり)
2007-05-25 23:09:33
カレ-を食べつつ人間模様っていうか、人生勉強というか、奥深いねぇ~。
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Unknown (隣人)
2007-05-27 01:40:36
かわのりさん

今日Dさんに聞いてはっきりしました。

かわのり とは あのときの かわのり 
なんですね。

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え- (かわのり)
2007-05-29 23:41:50
今頃気づいたの?
も~遅いよ。
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Unknown (Unknown)
2007-07-25 02:40:13
るかさん

御ブログにコメントが書けなかったので、こちらで失礼します。

「カレー皿がいいと思う」
http://ruka916.blog3.petitmall.jp/

こんなブログがあるんだーって思いました。面白い情報ありがとうございます!
友人にも紹介します。

これからもよろしくお願いします。
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