元SONIA店長のブログ

玉響店長がSONIAで店長をしてたときのブログです!

他の店を見ると

2012-02-20 00:08:30 | 日記
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今日は日曜日。
店もお休み。

二週に一度、所用で相模大野へ行ってる。

その帰りにちょっと通りに出てた看板を見て、「タイ風チャーハン」!

ちょっと小腹も空いてるし、寄ってくか。

と何料理だか全く分からない料理の階段を降りた。

看板にはインドカレーやナン、あとはあきらかにインドではないエスニック料理の
数々があった。

お店に入ると日本人女性が席まで案内してくれた。

メニューを見ると

「タイチャーハン」になにやら付箋で今日はやってないんだか、売り切れたんだか
要するに食えないみたいな事が書いてある。

「外看板、直しとけよ」と心の中で思いつつ、オーダーを取りにきた女性に

「タイ風のチャーハン無いんですよね?」

「はい」

「職場がインド料理なので、他にはインドカレーしかないんですか?」
と聞くと

「そうですね。それじゃ、ビミョーですね。」
と返ってくる。

看板に注文できない事の侘びもないけど、ビミョーってなんだよ。(笑

こんな時、悪いクセなんだろうけど、自分なら...って直ぐに考えちゃうね。
ま、人それぞれだと思うけど。

じゃ、カレーいきますか!と覚悟を決めて、

「このセットのカレーは何ですか?」
と聞くと
あろうことか
「お待ち下さい」

おいおい!もう3時半だよ。
一組目でもあるまいし。

キッチンから戻ってきた女性に日替りを教えてもらってそれを注文。
茄子のカレー。

一緒にビールを頼んだけど、一向に出てこない。

ビール造ってんの?

いや、料理と一緒に持ってくるために出来上がりに合わせてんだろと
思ったら、ビールだけ持ってこられる。

大分、待ってから小さな器とちょっとのサフランライスが出てきた。
4口で終了。

茄子を切って揚げてた感じ。
茄子の光りかたができたてってな感じ。
でも、カレー自体は味が無かった。

帰ろうとするとレジに誰も居ない。

しょうがないので店内に響く事を予期しつつ、キッチンに居るシェフらしい人に

「すいませーん!」 を二回。

反応が無いので、というか、ホールに人が居て、いつもすみませんで動いているらしく
聞こえていても振り向きもしない。

シェフの真後ろにいって

「すいませーん!」

を言った所で女性が外からかけて来る。

すみませんの一言もなく、値段をつげられて、お金を払って外へ出た。

帰ってその店を食べログで調べたら、やはり同じような目にあった人の書き込みがあった。

その人の最後の一言

「次はない」

これはSONIAの話じゃないから、その店が誰に迷惑を掛けようがどうでもいいんだけど
日本人の細やかなサービスってないの?

パートのおばはんかもしれないけど、あんたがホールに居るだけでお客さんには不快になってる
ことがわかってんのかな。
それがしいては、お客さんが来なくなって、お店が閉まって、他の人もそうだけど、自分の雇用も
なくなっちゃうのにね。

ホールの仕事だけじゃないかもしれないけど、崩壊って、小さな綻びから生ずるんだと思うんだ。

決して、この店だけじゃない、SONIAだって同じだ。



対照的に!

前夜の夕食に近所にできてた台湾料理屋さんに行ってみた。
本当は近所のラーメン屋さんにいきたかったんだけど、22:00クローズ。
8分経過していたので、「準備中」。
しかたがないので、ちょっと離れた場所にも行った事がない中華料理屋らしきお店があったのでバイクを
飛ばす。

中華じゃない、台湾だって。

入り口で女性が笑顔を送ってきた。
店内のドアを必至で磨く女性が席に案内してくれた。

以前、ローソンだった建物の内装をそのままに椅子と机と座敷とキッチンを付けた明るい店内。

台湾ラーメンと天心飯を注文。

中国語だろうか、明らかに家族経営なんだろうけど、大きな声でやりとりしてる。

これじゃー、大人しい夫婦や高齢な人達は二度と来ないだろうなーなどと余計な事をいつもどおり考えつつ
料理を待った。

ラーメンはラーメンの汁にラー油が入った感じで具は豚肉の細切れとニラと赤唐辛子。

こんなだったっけ、写真?と思いながら食べていると、文の如く、ラーメンにラー油が入ってて唐辛子がきいて
ニラ風味。
まんま。
台湾のラーメンがどんなだかわからないので、こんなものなのかなと勝手に納得。
辛いのが苦手な私は結構、辛かった。

麺は完食したけど、スープは断念。

でも、唐辛子が邪魔で食べづらかった肉の細切れは美味しかった。麺は普通。至って普通。

天心飯は玉子以外の具はない。
ご飯、あん、玉子、それだけ。(グリーンピースとか入ってなかったけ?)

でも、あっさりしてて普通に美味しかった。

帰りにお土産で
ショウロンポウとゴマだんごを買って帰ったけど、これは冷凍って感じだった。

こんなものかな。

どうしてもショウロンポウはヒルズの地下のお店と比べてしまうので、美味しいと思ったことがない。

でも、なぜだろう、いかにも今、勉強してますって感じの片言の日本語で無理やり作る笑顔に一生懸命さが滲む。

あの子供達は日本の公立の学校へ行ってるんだろうか。(いかにも十代の金髪の男の子や大学生位の女性が働いてた)

みんなが遊んでる時間に家の手伝いをしてる子供達。

繁盛するといいねと正直思った。




ある意味対照的なこの二つのお店を見て、どちらを応援したくなるかと思うと当然、私は前夜に行った台湾料理
のお店だね。
能力を持っているのに使わない人とまだ未熟な部分もあるけど一生懸命な人。

サービス業なんて頑張りだけでは集客には繋がらないかもしれないけど、そこにご飯を食べに来る人のパイは
限られてるわけだから、現行の顧客にやな思いをさせてるんじゃー、商売にならんと思うよ。
相模大野なんて平日も休日も大して人が居るわけではないのにね。
お店の人は食べログの悪い評価の内容とか見てるんだろうか。

あそこに課題の本質があるのにね。


ある意味、心が引き締まった。

ありがとう、今日のおばはん。
そしてごちそうさま。

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