元SONIA店長のブログ

玉響店長がSONIAで店長をしてたときのブログです!

とっても美味しいワインが入荷しました!

2011-11-18 11:32:27 | 店舗改革
コストパフォーマンスが良いワインはなんとなくイタリアかなーと思うこのごろ。

ま、作り手さんの腕、そしてその年の気候、樽など様々な条件が揃っていないと

それなりの味が出せないワイン。

お金を出せばそれなりのものは手に入るんだけど、ワインは価格相応でないものも

多い。

なんちゃら賞を受賞とか、新しい銘柄との出会いで参考にはなるものの、やはり

自身で試してみて”これなら”と思うものでないとね。

一生懸命売る姿勢が出ない...。

最高です!と思えばこそ人にも口にしてもらいたでしょ。





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映画”RAILWAYS”を見て

2011-11-06 03:09:42 | 日記
中井喜一主演の邦画”RAILWAYS”を観た。
電車の中で断片的に見て、今日最期まで到達。

50歳過ぎのエリートサラリーマンが死期近い母親と共に過ごす為、郷里島根でローカル線の運転士になるというストーリーだ。

ま、邦画にありがちなオーバーな描写もあったけど、人に優しく、真摯に乗客に向かう姿に好感が持てた。
(実際は時間との戦いだからこうはいかないところもあるんだろうけど)。

たしかにルールは必要だ。
ただし、ルールは基準であり、必ずしも全てのケースにそれがいいとは限らない。
人が相手の商売であれば、答えは何通りにもなる。
ただ、その判断を誤っていけない。

劇中の言葉が心に残る。
「毎日同じ線路を走っていても一日たりとも同じ日はない、天気だって、お客さんだって毎日違う。」
そうなんだよ。
どんなに忙しかろうが、正しい選択を都度、頭の中で導いて、かつ、行動しなければならない。

このサービスは誰のため。

そこに答えはあると思う。

中井喜一扮する主人公は、子供の頃から運転士が夢だった。

アクシデントが起って、辞表を出すシーンがあるが、

「夢が叶いました」

と言い残す。

今の仕事はとても楽しいし、やりがいもある。
様々な人の笑顔に出会える仕事はそうはない。

夢のある仕事か...。

自分が子供の頃の夢ってなんだったろう。

考えなくてもわかるけど。

動物に関る仕事に就きたかったんだ。

言葉がしゃべれない動物の気持ちを察して機転を利かす。
それが子供の頃からの真骨頂だったから。(どんなだよ)
その内、自分は動物と会話ができると思ってたくらいだ。
テレビでムツゴローやらが話している内容を必要以上に覚えてた位。
あの頃、ムツゴローの出てる番組は視聴率がよかったんだよね。

例えば、動物は自分より大きな動物に恐怖を感じるから、目線より下に体を置いて、下から見ることとか。
その動物の習性を真似るとか。
(その結果、将来、大怪我をすることになったけど)

ま、結論的にムツゴロー氏の経験は必ずしも全ての動物には通用しないということを身を持って理解したみたいな。

ばかばかしいでしょ。

そう、動物バカだよ。

そんな動物バカの私は小学生の頃から犬を何匹も飼ってきた。

最初は野良犬を拾ってきて飼ったスピッツみたいミックス犬なポチ。
いうこと効かなくて、散歩の途中で座り込んで、誰にでもちんちんしてしまうおばかさん。
でもね、利口でなくてもよかったんだ。

庭に彼が居てくれればそれだけで楽しかった。
ルックスがよくて、近所の女性が
「貸してください」と散歩に行ってしまったほどだ。
彼女の家にも犬が居たけど、超凶暴だった。

まるで他人を寄せ付けなかったけど、今思えば、そのわんこが不憫だ。

自分より他人の家の犬であるポチがかわいいと飼い主が言っちゃうんだから。

別の意味の親ばかだな。
ま、ポチはとにかく凄くかわいいやつだった。

次に飼ったのは、シェルティのキョンキョン。
(当時、小泉今日子が好きだったので命名)

ちょっと外で呼ぶのが恥ずかしかった。(笑
しかも全然、犬っぽくない名前。
仮に大声で呼んだら、犬を見ずに周囲の人は誰のことだ?となったんじゃないだろうか。
その当時の彼女も小泉今日子と同じ、ショートカットで刈り上げな子だった。

アホだな。
で、わんこのキョンキョン。
本当に彼女は利口だった。綱なしで散歩しても全く問題なし。

笑顔が最高に可愛かった。

もともとフェラリアだったので長くは生きられなかった。

次に家にやってきたのは
近所で生まれた子犬を親が譲ってもらったシーズーのミックス、ハリー。

こいつも本当にかわいかった。
いつも何かの下に潜り込んでしまって、泥だらけだった。
とにかく遊んでもらうのが大好き。
庭で、鎖を離すとスキップを踏むんだ。(笑
ちょっと表現しずらいんだけど。

当時、勤めていた会社の同僚に写真を見せたところ、「ブサイクな犬だねー」と先輩に言われ、
「てめーみてなこきたねーババーにいわれたくねーよ」
と大喧嘩になった。(笑)

親ばかってのはこういうことなんだな。(笑

ハリーが歳をとって体が弱くなってきた頃、兄の家から来た「ケン」。
小柄なシェパードみたいなミックス。
ハリーばっかり可愛がるので彼は最後まで心を許してくれなかった。
でも、とても利口な犬だった。

みんな死んでしまったけど、ペットロス症候群にはならなかった。

それどころか、結構すっきりしてた。

死んでしまって喜んでいたわけではない。

苦しみから彼らが解放された事の方が自分には大きかったのだ。

ハリーが死ぬ前の日、玄関で寝たきりのハリーは薬も飲まず、激痛に耐えているようだった。
悲痛な声を出すたびに玄関に寝ていた私は飛び起きた。
頭を撫でてやると、悲痛な叫びは消え、安らかな顔になった。
それだけで彼は満足だったのだ。

目もほとんど見えず、耳も聞こえなくなって、撫でてもらうその感覚だけが彼を支える全てだったのだ。
彼は次の日の夕方に亡くなった。
仕事に行っていたので死に際には当然、居てやれなかった。
母親が泣きながら「死んじゃったよー」と電話してきた。
ちょっとホッとした。
もうあの苦痛に彼は耐えなくてもよくなったから。
悲しくないのかと聞かれれば、それは悲しい。

全ての犬が家族から溺愛されて天国に召された。
皆、幸せだったと思う。

「ハリー」と「ケン」は父親が自宅の庭に墓を掘って眠っている。

「家族だから庭に埋めよう」と言ってた。

今は飼い猫が2匹。
兄妹の彼らはいつもくっついて暖めあってる。
行動全てが愛くるしい。

電車の映画から、なんの話になってんだよ。

全く、脱線しております。

夢ってなんだろうと。

ま、夢はサファリパークを作って、動物の世話をすることだったんだと。

でも、ある意味うちはサファリみたいなものだな。(笑
今でも就けるなら、その仕事が本当にしたいと思ったのと天に召された犬達をそれぞれ思い出した夜。

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