元SONIA店長のブログ

玉響店長がSONIAで店長をしてたときのブログです!

居酒屋価格 SONIA...

2010-10-30 15:59:28 | 店舗改革
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月曜日、金曜日の夜はDINNERTIMEにアルコールのディスカウントをしているSONIA.

ASAHI SUPER DRY(中びん) ¥400
カクテル各種 ¥400

赤坂溜池の居酒屋と同じくらいの価格じゃないかな。

昨晩はそれを大きくディスプレイしてたら、多分初めてのご来店のグループが二組。
毎週来られる近隣のお客さん3組
二度目と思しきお客さん1組。

いつも来られるお客さんはいつもと違う雰囲気(毎晩ガラガラですから)に困惑(笑
忙しそうにフロアを駆ける店長が不思議な物体に思えたんじゃないだろうか。

でも、ここから店長の出番なのだ。

通常のメニューにあるもの意外で”クイックじかつ美味しいプレミア”な1品を勧めてでも
オーダーに繋げなければならないからね。
”あと1品”の声掛けが需要なんだなー。
ここが外国人のホールスタッフでは真似のできない事なのだと思う。
自発的にお奨めな1品、私は効果的に”ツール”として使う。

インド料理は時間が掛かるものが多いので、私はプッシュするものを事前に頭に入れてる。
それはタイミングとストックと食べるボリュームのバランスとの兼ね合いを考慮した戦略だ。

お客さんが溢れ、回転のいい店とは違って一度来店されたら、閉店までいらっしゃるお客さん
には最初のオーダーとお店のイベントを確実に伝える事がとても重要だ。
ディスプレイも人通りの無いSONIAは人が歩く時間帯(9:00から17:00)に的確なものを提示
しないと効果は全く無い。
できれば会社勤めの方の通勤時間帯に提示したいところだが、スタッフはその時間にまだ、出勤
していないし。

バイトスタッフに掃除の前にディスプレイをと伝えるも、並べればいい位の考えの彼らは不定期で
しか仕事の順序を守らない。
プライオリティーを理解させるにはこちら側も、理解する彼らも大なり、小なりストレスを感じながら
進めていかなければならない。

日本人で言うなら”理屈っぽい”だと思うんだけど、集客やオーダーに繋がる必然を生むのは、
それの繰り返しだから。
オペレーションがしっかりしていなければ予想以上の集客があった場合、満足な対応ができないのと
同じなわけ。

彼らも大変である。私と仕事をすることが。

ここで話を戻そう。
先ほども彼らと話をしたが、お酒を飲むときに食事をする人としない人が居る事を意識しなければ
ならない。
昨日の一グループはそんなお客さんだった。
6人出来て、つまみとなるものを三品、カレーとナンが一枚。
お酒は一人2杯位。

これは珍しくはない内容な気もする。中に一人か二人豪快に食べてくれる人が居たらラッキーだけど
それは時の運、お酒の値段を下げて、お酒がオーダーの中心になって、騒がしくなるのも考え物な気もする。
静かな雰囲気のまま、落ち着いて食事ができる店でかつ、お酒もあるよ的な感じが私の望むところなんだけど。
お酒の値段を下げて、飲み屋的な雰囲気にならないかなとも心配だし。
でも、普通に営業しててもガラガラだし。
夜のターゲットとスタイルが決まりきっていない状態な感を覚えた居酒屋SONIAだった。

今は純粋に来店してもらって、食べてもらって”洗練された味をご賞味”って事で踏ん張りましょう!

ともわれ、毎日、毎日変化に富んだ悩みのつきない商売だけに、”立地というか、人の流れを読んだ場所選び”
はこれからお店を出そうと考える人は重要ですよん!




気をつけてよ!

2010-10-30 10:47:43 | 店舗改革
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今日のランチに開店直後に来店されたお客さんからクレーム。
「髪の毛入ってました」

周囲のテーブルも状況が見えるので、自然とシーン。

言い訳するつもりで記事にしたわけではないけれど。

本当に申し訳ありませんでした。
今後、このような事が無いよう気持ちだけでなく対応させて戴きます。

帰られる際、外で再度お詫びをした際にお客さんがに真摯に言ってくれた言葉

「残念ですよ」

本当に、本当に申し訳ないと心から思った。
悔しいし。
お客さんからすれば
「ふざけんな!」
と思ったろうし。

この三ヶ月で3回目。
シェフのものかは、わからないけど、二度目があってからSONIAでは
シェフに帽子の着用を徹底させている。
インド人シェフ達に「危機感」はないが、彼らが原因か確定できない以上、これ以上責められない。
自分も、バイトスタッフも帽子着用を考えたほうがよいか。
対応策をまた考えなければ。

悔しいなとか、言ってる場合じゃないな。
衛生面のことは物凄く気を遣っても、遣っても足りる事がない現実を知った一日でした。

とにかくお客さんには本当に不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ありませんでした。




依存してないよね

2010-10-28 10:12:36 | 店舗改革
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※別に凄くもないけど上記のブログランキングでこのブログが一番になっちゃいました!
他にも楽しいブログがあるかもです。

なんとなく最近感じるのは、自分を求めて来店される訳ではないけれど、外国人だけだと来ないかもしれないって雰囲気
をちょっと感じる。

人の食へのこだわりとは、様々だと思う、しかし必ず三食を摂る生活をしている中で、いつもこだわりを持ち続け実行している
人は少ない。
まして、それがクセのあるエスニックであれば続けて食することはあまりないのではないだろうか。
以前にもこのブログで書いたが、週一回という来店の頻度が通常であっても足を運ぶのに必ず何か轢き付けるものがあること
は間違いない。
それが例え、他のお店が混んでて入れなかったという理由であっても、そこにSONIAがあったということがあるからだ。

昨日、私が赴任した頃、外でディスプレイを見詰める女性に声を掛けて来店してもらった女性が来店された。
その後、何回か利用してくれていたが職場が赤坂から離れた為、何ヶ月に一回という割合になっていた。

久しく顔を見ていなかったので、夜、来店された際、最初は分からなかったがその笑顔と可愛らしさにすぐ「久しぶりですねー」
と思い出した。
以前の派遣仲間と待ち合わせをして利用してくれたのだが、赤坂から一番近い人でさえ、国会議事堂前の人で溜池に勤務
されている人は誰も居なかった。
本当に嬉しい限り。
凄い嬉しかったですよ。本当にね。

美味しいということが前提であるにしても、インド料理である。まして、そこまで拘っているとは思えない彼女が何度も来店する
のは何故だろう。

一昨日、TWITTERで話をさせて貰っていた(こちらが一方的なのだが)新橋にある”MANDAP”さんというインド・ネパール料理
の店長さんがSONIAを訪ねてくれ、話をする機会があったのだが、一人のキャラクターに依存しないように心がけているという
話になったのが思い出された。

SONIAもそうなってなければいいんだけど。

これは奢りではなく、自分がこの店に居なくても、同じレスポンスで運営できるのか。
また、顧客満足度を持続できるのか。

ということである。

聞こえは、やっぱおごってんじゃねー?となるかもしれないが、近いうち仙台の店舗も同時進行で建て直さなければと思っている
以上、赤坂に常時というわけにもいかず、ちょっと危機感を感じたわけだ。

「お前居なくても、SONIAには来るよ」と悲しい叫びが聞けるように、キャラクター部分に依存しない店舗運営をしていきたい。







惨敗 最終章

2010-10-24 12:13:05 | 店舗改革
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いやー眠い。
最終日の朝はこんなもんじゃなかったけど。
11月の予定、ショップカードの代わりのチラシ、コースメニューと貸切の案内を閉店後作成し、パウチした。
今日だけでプリンターは300枚くらい印刷で稼動してた。

一週間に一度は更新しないとね。
って事で、ナマステネタ最終章です。

最終日の朝、赤坂のビジネスホテルで目覚めた。
前日も深夜まで準備に追われたので、結局チェックインしたのが、4時。
で起きたのが5時半。

はやっ。

とにかくリアガラスの無い車取り扱うのは神経を使う。
しかもレンタだし。
ホテルでチェックインする前に、代々木公園の近くの派出所に「事故証明」の手続きをしにいってたんだ。
結構長い時間掛かったような気がするけど、よく覚えていないんだなー。

店に到着すると、以前準備はトロく、直ぐ出発のはずがいささか計画通りに事が運ばない。
みんなも疲れている感じ。
パート女性のタラは「テンチョウコエデナイ!」とガラガラ声。
前日はちょっと面白い言い回しで私と怒鳴りまくっていたので、当然だった。
この時点で私もハスキーボイスだったけど、ま、いいでしょ。

前日より荷物も少なく、カレーの熱気もなく、風通しがよく(寒い)なった車は出発した。
先日に続いて、氷屋へいってみると、なんと”休み”。
ありゃー。
でも、幸い冷凍庫をレンタルして前日から多少ストックがあったし、会場でも前日に売りに来てたらま、いっかと会場へ
急いだ。
でも、代々木公園の会場では現地待ち合わせのスタックが既に待機している時間だった。

2日目は会場内に車を入れるのは、時間が遅れればかなり危険なので、テントから離れた場所に駐車。
何回かに分けて荷物を運んだ。

天気は晴天の兆し。

OPENと同時に人が通り過ぎていく...。
狙いはシディークさんなんだろうなー。

11時ごろ、上司が様子を昨日に続き見に来たが、周囲は人、人、人。
SONIAのテントは、パラパラ。
「ココニイルノガハズカシイヨ!」
素直な感想だったと思うし、初日の初めはそんな気持ちが強かったけど、そんな事は周囲に隠さなきゃだからね。
でも、言われて、「そうだよな。なんとか今以上と」さらに、プレッシャーが掛かってよかったと思う。
とにかく、休む間もなく(初日は4時までトイレにも行けず、食事は夜まで取れなかったから)呼びコミ、レジだったから
がむしゃらだけが気持ち的に救われてたんだよね。

でも、商売はただ、がむしゃらな売り手の気持ちは、結果に結びつかないから。

上司にも言われたが、カレーのセットにライスが写っていたのがいけなかった。
お客さんの大半は”ナン”を選ぶのでナン、カレーだけの組み合わせで¥500は、ま、安いほうではあったみたい。
マジックでナン付きと書くとある程度、列もできた。(ま、時々だったけど、短いし)
となりの”MOTI”さんの行列が斜めになったため、SONIAの店の前を行列が塞いでしまった。(笑
”MOTI”さんとこの店長さんはとても感じのいい人で、列をゴミセンターテントのほうへ向けてもらえないかと頼むと
ちょっと引き気味だったけど、ちゃんとお客さんに指示を与えてくれてた。
それと”シディーク”さんとこの日本人スタッフ(話してみたら本社の人事課長さんだった)の方も
「SONIAがあんまりじゃないかー!」と”MOTI”さんに言ってくれてた。

「可愛そうなSONIAにご同情感謝で御座います...」

でも、とても感じの良い人たちと出会えたことは、なんだか気持ち的に清清しくなった。

午後、一度店に帰り、残っていたスタッフを会場へ連れてきて、さらに呼び込みだけパワーアップ。
とくにシェフの”ラーマット”は手当たり次第、注文を取って、箱へカレーを注ぎ、金を受け取っている。
しかし、注文の列は私の前にあるので、当然並んでいるお客さんは怒る。
「となりは別の店なわけ?」
と怒られたりもした。

この場を借りて、不快な思いをされたお客さんにお詫びいたします。

何が何でも売らないとと思う、ラーマット。
秩序ある運営を求める私。

必要以上に止めることはできなかった私は今更ながら半生だ。

夜が更けてきた時点で、インドビールは幸いながら完売した。
焼いたタンドリーを暖めとくホットケースも壊れた。(気がついたら、冷めたタンドリチキンを何名かに売ってた)

最悪。

雨も降り出したが、安く割引したカレー弁当に列ができて、凄い数が売れた。
スタッフは皆、一生懸命だったと思う。
お金の受領と注文を受けて、調理の係りへ伝票を渡していたが、男性バイト君達はお金を払って、雨の中並んで受け取り
を待つ人たちの視線に耐えながら、ときにシェフに怒鳴られながら動いてた。
あんまり、シェフがバイト君に怒鳴るので一回、私もお客さんの前でキレた。
「ガタガタ言ってんな!」
追い詰めても彼らにはプレッシャーなだけで、さらにレスポンスが悪くなるからだ。
その時点でも間違いが恐ろしいので、カレーを箱に注ぐのをビビリながらやってた。
男性バイト君達は皆そういうタイプの素直な子達ばかりだった。
今思い出しても、真面目ないい子が来てくれて本当にラッキーだった。
きっと、もう会う事は無いと思うと、変な縁だなと。

結局、終了寸前は大雨となって、SONIAも店を閉める準備を始めた。
少なくなった来場者のはずなのに、真っ暗な正面の広場で大声が。
目を凝らすと殴り合いが。
「ナンデナグル?オマエ、ナンデナグッター」
と聞こえた。7人くらいの外人グループが大騒ぎをしている。
こちらは手を止めるなと指示を与えて、アホやね..と思いながら、警備に協力してくれてる”渋谷ガーディアン”を同情した。
どこかのサイトか、以前のシェフに聞いたのか、インドの夜は結構、酔っ払いが事件を起こすことが多いらしいというのが
思い出されたが、そんな連中と比べたら、”MOTI”さんや”シディーク”さん、そして”SONIA”の現在のSTUFFは真面目
な人ばっかしだと改めて思った。

事務局の方々と車をぶつけたて迷惑を掛けたことを改めて詫びるために話をする機会があったが、皆、本当に大変そうだったが
どの顔を最後は満足げな感じが表情に表れてた。

結局、大した売上もないまま終わったSONIA店長としては、結果の報告が一番、恐怖だった。
イベントの終わりが一番の精神的なプレッシャーの訪れを告げた。(笑

ま、スタッフには関係ないので荷物を積み込み、店に戻った。

残ったチキンパコラと残った樽ビールでお疲れをした。
皆、疲れてはいるが楽しげでイベント中の笑い話に華が咲いた。

改めて、日本人とは違う逞しさを感じた二日間だったし、商売の難しさを認識した二日間でもあった。
テントへ来てくれたお客さんたちにもこの場を借りてお礼申し上げます。

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惨敗 第四章

2010-10-17 16:26:13 | 店舗改革
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当時の記憶が段々薄れいってしまう今日この頃。

やばやば。

さて、一日目の午後は朝からの雨が嘘のように晴れ渡った。







予想外に売れる¥200のラッシー、結局、他の店がいくらで売っているのか

リサーチする時間さえなく、お得なのかどうなのかわからなかったけど、

とにかく売れたので、店に一度、リアガラスの無い車で赤坂へ帰ったけど、

車に乗ってしまうと本当に緊張してたんだろうなー、原宿駅前でほとんど居眠り

運転だったし。(おいおい)



ラッシーとカレーを追加してまた、会場へ戻るとあまりの人の多さに正直、ウザイ。

だって、両手に重たいラッシーを寸同鍋に入れた大荷物持ってるから。

前に進めないし、通行人からは超邪魔的な表情をされて...。







店の前に戻るとすげー人。

なんだこりゃ。



「すごいねー、俺が居ないほうが...」と入りかけたテントの中は少し雰囲気が違う。

シェフが呼んだ、ヘルプのシェフ、アミンさんかサミンさんのどっちかもこんな顔してたっけ?

と周囲を見回すと、



「別の店じゃねーか!」



全く周囲の見えていない僕は、会場で迷っていた。(笑



ラッシー入り寸同鍋を両手で持って、前かがみの僕。



「どこだよ、ココ...」



居る位置から右か左のどちらかにはSONIAのブースがあるんだろうけど、あまりに重たいので

さっさと降ろしたいので、無駄に歩きたくない。



とりあえず、左いってみますかと進んでいくと



「ゴミセンター」というテント(テントの屋根に看板が無いので目立つ)、「MOTI」(看板が小さいので

周囲から見ると逆に目立つ)、また、テントの上に看板がないテント

「やっぱりこれだけの人が居ればゴミのブースばっかだな」と思いかけたら、SONIAのブースだった。(笑







結局、目立たないのだ。



戦う前から既に負けてるんだな。



価格、味、(カレーだけだけどね)はどれも他店には負けないと思うんだけど、ハードがね重要だなーと

痛感した瞬間でしたね。

それからイベントの話をするたびに「ゴミセンター」のブースと対して変わらない「SONIA」のブースといって

比較してたくらいだから。



夜も更けてくると、ビールの売れ行きもよくなった。

飲食用の一般テントの下には光も無いのに人が犇めき合っている。







インド料理って人気あるんだなーと。







でも、あらためて思う事は、ここに居る人たちの食に関する拘りを持っていない人達がSONIAの顧客ということ。

今の顧客の方々で会場に居る人は多分少ないだろうということ。

だって、インド料理はランチのカレーとして利用される方が多いから。別にどちらがいいとか、悪いとかでなく現状

の話ね。

で、かつ自分の作り上げた店のスタイルが、インド料理店のそれとは異なるものにあえて持っていってるから、

このイベントに乗り気でない自分が最初からいることを再認識してしまった。(笑



新たな出会い無い限り、SONIAが出店した意味も無いということを強く思った。







8時隣のMOTIさんはさっさと片付けて、帰ってしまったらしい。

さすがにベテラン。撤収もスムーズ。



こちらはどのようにクローズしたらいいものか、事務局のテントを探していると、店を辞めてもらった問題の

Kが「店長!店長!」と走り寄ってきた。

「今、忙しんだけど...」と思いつつ、「なにやってんだよ、ここで」と話をしていたら、「来て、来て」と手を

控れ、今勤めているらしい店のテントの前まで連れて行かれて「前の店長」とそのスタッフに紹介された。

ただ、その店は営業中で皆、働き続けているのに彼はサボりまくっているらしかった。

その直ぐ後ろには、独立するといって店を辞めたRが居た。



インド人の凄いのは、過去の軋轢をきにせずコミュニケーションを取ることだ。

すげー。



なんだかんだでブースに戻り、荷物を積み込んで皆で車に乗り、店に戻ると疲れがドッとでたが、皆それぞれ

帰っていった。



最終日、どうなることやら。

つづく。

タンドリーランチ メニュー完成

2010-10-16 18:46:17 | 店舗改革
休み時間に作りました。

来週から登場です。



いつまで続くやら、不安ですが、最初は多分、食べてくれないだろうなー。



でも、正直、シェフに現状を把握してもらう為にはいいと思うんですよね。



前の店では毎日、沢山オーダー入ってたと言ってますが、メニューにも無かったはずだし。



どこまで本当なんだか、当てにはなりませんが、やってみるだけですね。




10/20(水曜)開催 試食会のメニュー写真です!

2010-10-16 16:32:14 | 店舗改革
インド料理なのに今回はカレーらしきものをあえて外して、他にも美味しいものがあることを

知ってもらいつつ、お店のレギュラーフードとなりえるか、また好評のものであればお客さん

にパワープッシュする材料とする企画”試食会”。

今回、第三弾でありますので、当店では初登場の”ハイデラバディマトンビリヤ”や”ヌラニカバブ”

を中心にお酒(飲み放題)と共に召し上がって戴く企画としています!

まだまだ規定数まで今回は余裕がありますので、是非、ご参加下さい!













当日のMENUです!
【メニュー】
前菜:   トマトサラダ
タンドール:ヌラニカバブ(卵を使ったヨーグルトソースの焼き物)

炒め物  :スパイシーポテト(フライドしたじゃがいものチリソース炒め)
      カレラバジ(ゴーヤと玉ねぎの炒め物)

      アルベイガン(揚げた茄子とじゃがいもの炒め物)
パン   :ロティ(胚芽入り小麦のヘルシーパン)

      カシミールナン(ドライフルーツ入りナン)
ビリヤニ :チキンモグライビリヤニ(ヨーグルトと牛乳のやさしい塩味)


      マトンハイデラディビリヤニ(羊肉入りスパイシーな炊込みご飯)



飲み放題2時間付き(1時間40分でラストオーダー)

料金 ¥4000



激安お得な企画ですので!!!




周一の壁(人の名前ではありません。週一回でございます!)

2010-10-13 22:29:39 | 店舗改革
毎日、三食もしくは二食カレーを食される通の方が居らっしゃる一方、多くの方が週に一回という割合で

来店されます。



経営側からすると、毎日、昼、夜来店戴ければ嬉しい限りではありますが、それはなかなか。



「カレー」というキーワードだけのインド料理のイメージを駆逐する為、SONIAでは様々な取り組みをしておりますが、

中々伝わらないですね。



例えば「BIRIYANI(インドの炊込みご飯)」ですが、マニアの方が沢山いらっしゃる反面、SONIAのお客さんの大半は

「カレー」を食べにきているので、正直興味を持たれないのが現状です。

でも、一度食べていただいてファンになっていただけることも多く、たった10食、週一回(金曜ランチ)が完売すること

もたまにあります。



そのお客さんがSONIAに足を運ばれるのは9割週一回です。

月曜日に来店されたお客様にも「よい週末を!」と声を掛けたくなってしまう、そんな状況です。



その「週一回」という大きな壁を打破する為にどんな事が必要で、迅速に実行にうつらなければならないのか...。



先日、近くのお店(和ENさん)でランチを戴く機会があり、そこで注文したのが”チキン”でした。

味付けは、インド料理の参考にはちょっとならない、別の美味しさがありましたが、ヒントはそこにありました。

(実際、上手く行くかはわからないですが)



日本人の方の食事でイタリアンなどで選ばれるボリュームといえば、チキンの香味焼きなどのメインとスープ、

サラダ、パンもしくはライス位だと思います。

チキンはもも肉一枚が普通ですよね。

そのボリュームとSONIAのシェフ、アラムさんが得意とする炭焼き料理を関連付けて考えると、チキンステーキ風

なボリュームでインド料理のタンドリー料理を出せないかということです。

彼らの本国では「骨付きのチキン」で料理をする事が主流ですが、日本では骨付き肉は女性に敬遠されがちですね。

食べやすく、かつ綺麗にというコンセプトを考えれば、本来、骨付きで調理するものも、骨なしでステーキ風にすれば

どうだろうということでした。

スタイルは変えても、味そのものは、そのままにというのが、SONIAの料理に関してのコンセプトなので、そこは変えたく

ないのでちょっと悩みましたね。



そんな話をシェフにすると「他のどこのお店にも置いてない」とパワープッシュしてきたチキンを何種類か作ってくれました。

彼らは彼らなりに、暇なお店に危機感を持っています。お店にお客さんが居ないとき、私が事務仕事をしていない時は

ほとんどメニューとお店の今後についての話をします。

他のインド料理店はどうか知りませんが、私の知識が乏しいので頼りは彼らだけですが、言葉が通じないこともあり、

正直ブレてしまうことも多々有ります(笑)

そんなこんなで、彼らのパワープッシュな料理を見てもらいましょう。

それが、以下の写真です。



テングリーカバブ(銀紙が骨に巻いてある方)、チキンチョップ(味噌みたな感じのもの)



ダヒタンドリーチキン



ヌラニカバブ



それぞれ個性的な味で、どういう物という比喩にとても困るものでした。

ダヒータンドリーチキン以外は、例えが難しいものでしたね。

不味いというわけではないですが、通の方好みな味ではないかと。

スパイスの味が何せ個性的なんです。

美味しいですけど、クセは若干ありますね。

お酒にはとても会う感じがして、プレミアな一品、一品であることは保障しますよ。



だけど、本来、このような形が、シェフの考える所の一回の来店でオーダーする物の内の一つと考えている事も

問題だなと改めて痛感しました。

日本人の食に対する考えや満腹感、そして価格ですね。

これまでも私はインド人、ネパール人の方々の胃袋の大きさというか、一食のボリュームに驚かされる事が多々有りました

が、彼ら自身の常識と日本人のそれとのズレもメニュー構成の面で大きな弊害となりつつあるかなと。

インド人シェフは、日本人の食するボリューム、カロリーなど、ユーザーである日本人が気にする事などテンで

お構いなしなんですね。

ユーザーのニーズを考えず、ユーザーに合わせてもらうスタイルでは、SONIAの立地では全く上手くいかないんですね。



様々な方の評価にもあるとおり、現在のSONIAのシェフ二人はとても腕がいいと思います。

とても、上品な味付けで、ジャンク的な雰囲気は全く感じさせません。

ただ、その腕前をどう表現していくのかという問題に関して、今後学ぶべき事柄が彼らにはとても多く残されています。

その難関を越さなければ、「周一の壁」は打破できないでしょう。



週一回は「チキン」を使った料理を食べてもらって、「カレー」でもう一回。

そんなこんなで本日、本来骨付きで作る「ダヒータンドリーチキン」(カシューナッツのヨーグルトソースに漬けたもの)を骨なし

のもも肉で調理してもらって、ランチプレートにしました。

付け合せには、試食会でとても人気があった「アルーバジヤ」(じゃがいもと玉ねぎの炒め物)とサラダ、あとはライス。

これにデザートとドリンクを付けたセットを来週、トライアルで提供することにしました。

味は保障付き!です。

価格は1000円を予定しています!





T LUNCH

(タンドリーランチ)



アルーバジヤ(じゃがいもと玉ねぎの炒め物)



ダヒータンドリーチキン



是非!ご賞味下さい!